『異常』━『先輩』
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#92 [正常]
>>90
>>91

あ、あ、ありがとうございます。

嬉しいです。嬉しすぎて蒸発しそうです。てかもう下半身が蒸発してます。

更新がダラダラと遅いですが許してやって下さい。しかしなるべく早く更新するよう努めます。

⏰:06/06/27 00:36 📱:SH901iS 🆔:bVU5bniQ


#93 [正常]
先輩との会話もなく、ただひたすらボールを打ち続けた。

気まずい空気が、僕に重くのしかかった。しかし時間が経つにつれ、その空気は薄くなり、身体が軽くなった。先輩と打っているのが楽しい、そう感じてきたのだ。

先輩と僕は部活が終了しても練習をやり続けた。

ボールの打球音だけが、体育館中に広がった。

⏰:06/06/27 00:37 📱:SH901iS 🆔:bVU5bniQ


#94 [正常]
二人が部室に戻った時には他の部員は既に帰っていて、部室内には誰もいなかった。

僕と先輩は部室にあるパイプイスに座り、少し休憩することにした。

「わるいね。遅くまで練習を付き合わせちゃって。」
先輩が静かに口を開いた。
「いいえ、気にしないで下さい。」

部活中、あまり喋らなかったから、上手く声を出すのが難しかった。

「それに、楽しかったです。」

僕は付け加えるように言った。

⏰:06/06/27 22:33 📱:SH901iS 🆔:bVU5bniQ


#95 [正常]
「俺も楽しかったよ。」

先輩が僕に微笑んだ。

僕は先輩の笑みを見て、少し顔が熱くなった。先輩から眼を逸らし、スポーツタオルで顔を覆う様にして汗を拭いた。


何だか少し嬉しい気持ちになった。

⏰:06/06/27 22:36 📱:SH901iS 🆔:bVU5bniQ


#96 [正常]
「それはそうと、昨日のことは秘密にしといてほしい。」

先輩のその言葉が、僕の嬉しい気持ちを消した。

僕はタオルをそのまま顔に当てながら、昨日のことを鮮明に思い出した。

先輩は続けて言った。

「いや、別に話してもいいけどさ。どうせ誰も信じないと思うし。けど、変な噂が流れたりすると厄介なんだよ。」


『変な噂が流れると厄介』


先輩にとって昨日の出来事は、その程度に過ぎないらしい。僕は唖然とした。


「はぁ…まぁ…分かりました。」

元から人に話すつもりはなかったが、僕はタオルを顔から離し、返事をした。

⏰:06/06/27 22:41 📱:SH901iS 🆔:bVU5bniQ


#97 [正常]
先輩はパイプイスから立ち上がり、帰る支度を始めた。

僕は先輩に尋ねたいことがあった。しかし、これは尋ねてはいけないことだと思った。

先輩は支度を整え、帰ろうとする。

昨日と同じく、じゃあねと言って先輩はドアに手をかけた。

⏰:06/06/28 00:21 📱:SH901iS 🆔:XJjpwk1k


#98 [正常]
僕は躊躇していたが、先輩を呼び止めた。

「…あの。」

先輩は立ち止まり、振り向く。

「昨日、先輩の手を切ろうとした、柊という男性は何者なんですか?」

僕は先輩に尋ねた。

先輩は少し黙したが、その質問に答えてくれた。

⏰:06/06/28 00:25 📱:SH901iS 🆔:XJjpwk1k


#99 [正常]
「俺の先輩だよ。君がこの高校に入学する前、この部の部長を務めてたんだ。仲が良くて、柊さんが卒業した後も交際を続けていた。」

「そう…だったんですか。」

僕はそう言い、少し俯いた。

「でも、まさか俺の身体が目的だったとは。」

僕を笑わそうとしたのか、先輩はそんなことを言った。

⏰:06/06/28 00:28 📱:SH901iS 🆔:XJjpwk1k


#100 [正常]
しかし僕は無視し、もう一つ先輩に尋ねた。

「もし、柊さんがまた手を狙ってきたら、どうします?」



『いつか絶対…手に入れる』

先輩が去った後、柊が発した言葉。その言葉が脳裏に浮かんだ。

⏰:06/06/28 00:32 📱:SH901iS 🆔:XJjpwk1k


#101 [あお]
ぬしさんガンバって
おもしろいし。気になって一気に読んじゃった

⏰:06/06/28 01:02 📱:N902i 🆔:JjgN.dMY


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