strip
最新 最初 🆕
#1 [can]
 
ゆっくりと脱ぐ。

じらして脱ぐ。

いやらしく脱ぐ。

それが私の仕事なの。

⏰:07/02/11 22:02 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#2 [can]
 
私の人生は最悪だ。

生みの親には捨てられて
中学1年まで施設で育ち
中学2年で養子として
育ての親に引き取られた。

育ての親は最低だった。

私に良くしてくれたのは
最初だけだった。

中学3年にもなる頃には
私の事を邪魔者扱いした。

⏰:07/02/11 22:07 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#3 [can]
 
愛を知らない私は
男に体を求められると
すぐに足を開いた。

同級生には勿論、
高校生や大学生…
時には社会人にまで
足を開いた。

⏰:07/02/11 22:11 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#4 [can]
 
堕ちて乱れて
育ての親は私の事を
完璧に見放した。

中学卒業と同時に
私は働き始めた。

寮があって
給料がよくて
楽な所…

たどり着いたのは
夜の仕事関係。

何の抵抗もなく
私は働き始めた。

⏰:07/02/11 22:14 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#5 [can]
 
歳をごまかして
毎日笑顔を振りまく
キャバクラ嬢の仕事。

お酒を作って話をする。

簡単な仕事だった。

⏰:07/02/11 22:18 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#6 [can]
 
キャバクラで働き始めて
1年が経った。

同じ歳の子は高校2年。

中学時代の友達は
皆楽しい学生生活を
送っている頃
私は転職を考えていた。

⏰:07/02/11 22:19 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#7 [can]
 
誰か見てるンかな
 

⏰:07/02/11 22:19 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#8 [can]
 
転職を考え始めた理由は
単純な理由からだった。

毎日飲むお酒に
体がついていかない。

16歳の体には
毎日の飲酒は
キツすぎた。

⏰:07/02/11 22:21 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#9 [can]
 
中学時代の先輩に
その事を相談すると
風俗店を紹介された。

私はそこに転職した。

本番無しのその店は
キャバクラより
楽な仕事だった。

⏰:07/02/11 22:23 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#10 [can]
 
その店には
綺麗な寮もあったし
給料もすごくよかった。

仲間も私に
良くしてくれた。

寮は一人部屋で、
私の隣にいる亜由美とは
とくに仲がよかった。

⏰:07/02/11 22:25 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#11 [can]
 
亜由美とは
店で唯一の同じ歳。

最年少の私達は
毎日仕事が終わると
互いの部屋に行き
沢山の話を語った。

私は亜由美に
心を開ききっていた。

優しく可愛い亜由美は
男女共に好かれていた。

⏰:07/02/11 22:28 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#12 [can]
 
亜由美『莉奈!
マスカラ貸して!?』

莉奈『いいよ!』

亜由美『ありがと』

私のメイクボックスから
亜由美はマスカラを取り出し
塗り始めた。

今日もこれから
二人は店に出る。

店に出る前に
私の部屋での
化粧タイム。

⏰:07/02/12 00:13 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#13 [can]
 
私と亜由美は
いつも一緒に
化粧をする。

その理由は、
互いを高め合う為。

化粧を失敗すると
きちんと指摘しあう。

自己満足だけじゃなく
相手にどう見られるかも
大切な事だから。

⏰:07/02/12 00:15 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#14 [can]
 
莉奈『よし!行こっか』

亜由美『うん』

二人は寮を出て
徒歩10分程の所にある
店に向かう。

全国チェーン店の為
とても綺麗な店だ。

少しノルマは高いけど
毎日楽しく
仕事ができる。

⏰:07/02/12 00:18 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#15 [can]
 
店員『あ!
カリンちゃん、サチちゃん
おはようございます』

亜由美『おはよう』

莉奈『お疲れ様』

私の源氏はカリン。

亜由美はサチ。

これは入社した時に
店長が決める。

そんな名前だけど
私は気に入っていた。

⏰:07/02/12 00:21 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#16 [can]
 
二人は控室に向かい
仕事着に着替えた。

コンコンッ―――

控室をノックする音に
返事した。

莉奈『はい!?』

店員『カリンちゃん!
今日は一発目から
指名入ってるんで
1号室で待機願います』

莉奈『わかりました』

⏰:07/02/12 00:23 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#17 [can]
 
着替え終わり、
私は1号室に向かう。

莉奈『ハァ…』

部屋に入るなり
大きな溜息。

ベットに座り目を閉じて
精神統一させる。

莉奈『…よしッ!』

気合いを入れて
目を開けた。

この瞬間から
私は莉奈からカリンに
変わる。

⏰:07/02/12 00:26 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#18 [can]
 
♪〜―――

店内にオルゴール音が響く。

これは
店がオープンした事を
告げる物。

オルゴール音が
鳴り止むと同時に
部屋をノックする音が
1号室に響いた。

コンコンッ―――

もう一度
気合いを入れ直し、
私はゆっくり
ドアを開けた。

⏰:07/02/12 00:27 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#19 [can]
 
カリン『は〜い!』

ガチャッ―――

ドアを開けると
店員と客が立っている。

店員『カリンちゃん
Aコースのお客様です』

カリン『はい』

店員は私に客のコースを
告げてから客に
目線を移す。

⏰:07/02/12 00:30 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#20 [can]
 
店員『お客様
どうぞ楽しんで下さい』

店員は客に頭を下げた。

客『あぁ』

客は嬉しそうに笑い
部屋に入った。

ガチャッ―――

店員は静かに
ドアを閉めた。

⏰:07/02/12 00:33 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#21 [みヵ]
見てます
楽しそぉだああ
がんばれ

⏰:07/02/12 00:39 📱:SH902i 🆔:☆☆☆


#22 [can]
 
>>21ありがとう
頑張るね〜
 

⏰:07/02/12 00:40 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#23 [can]
 
カリン『こんにちは!
高橋さん久しぶりだね。
最近来てくれないから
心配したよ〜!?』

眉を下げながら
私は高橋の腕を掴み、
問い掛けた。

高橋『仕事が忙しくて…
カリンちゃんに
会いたかったよ』

高橋は私を抱きしめた。

⏰:07/02/12 00:43 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#24 [can]
 
カリン『キャアッ!
…嬉しいけど
先にお風呂!』

甘い声を出す。

高橋『そうだね』

高橋は渋々っぽく
お風呂に向かった。

私も後ろからついて行き
湯加減を確かめた。

一緒に入るのではなく
先に客だけ入るのが
この店のシステム。

⏰:07/02/12 00:50 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#25 [can]
 
たった10分程だけど
その間に
飲み物やタオルを用意する。

このサービスも店のルール。

準備を終えて
ベットに座った時
高橋はお風呂から
出て来た。

高橋『カリンちゃーん!
出たよぉ!
拭いてくれるー?』

カリン『はーい』

立ち上がり
お風呂場に向かった。

⏰:07/02/12 01:03 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#26 [can]
 
真っ裸な高橋の肌は
水で濡れていた。

私は笑顔で
高橋の体を
バスタオルで拭いた。

カリン『高橋さん
少し痩せたね!
仕事とか
頑張りすぎじゃない?
無理しないでね』

高橋『ありがとう。
俺の心配してくれるのは
カリンちゃんだけだよ!』

⏰:07/02/12 01:11 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#27 [まぁたン]
ぉもリょい

頑張ってね-
(○・∀`)b+゚

⏰:07/02/12 01:16 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#28 [can]
 
>>27ありがとね
頑張ります
 

⏰:07/02/12 10:26 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#29 [can]
 
高橋は嬉しそうだった。

それを見計らって
小さく可愛く囁いた。

カリン『…ベット行こ』

高橋『あぁ』

私は高橋の腕を掴み、
ベットに向かった。

⏰:07/02/12 10:29 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#30 [can]
 
カリン『…キャアッ!』

気付けば高橋は
私を押し倒していた。

高橋『もういい?』

興奮しながら
私に問い掛ける高橋。

カリン『せっかちだなぁ』

私は呆れながら笑った。

⏰:07/02/12 10:31 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#31 [can]
 
高橋は私の首元に
キスをした。

私の首筋を
ネットリ舐め回す。

カリン『…くすぐったい』

可愛らしく甘い声で
笑いかける。

高橋は私の胸を
触り始めた。

⏰:07/02/12 10:32 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#32 [can]
 
カリン『アッ…やだ』

高橋『ん?嫌なの?』

カリン『高橋さん
触るの上手いから
我慢出来なくなるぅ』

私は猫が鳴くように
お世辞を言う。

⏰:07/02/12 10:34 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#33 [can]
 
高橋『そんな事言うと
我慢出来なくなるよ』

私はタイミングを見計らい
体勢を変えた。

高橋が下、私が上。

カリン『我慢しなくて
いいよ?高橋さんッ』

高橋の体に巻き付けた
タオルをゆっくりと
剥ぎ取り、
高橋のアソコを触った。

⏰:07/02/12 10:37 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#34 [can]
 
触り始めて数秒で
アソコはすごく固くなった。

カリン『コレしていい?』

私は目隠しを
取り出した。

高橋『いいよ』

高橋はSMが好きだから
嬉しそうに頷いた。

私は高橋の目を隠した。

⏰:07/02/12 10:39 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#35 [can]
 
高橋『興奮しちゃうな』

カリン『アハハッ!私もだよ』

そう言った私は
笑っていない。

そう。目隠しの理由は
愛想笑いするのが
面倒だから。

目隠しがあると
嫌な顔しながらでも
フェラできるから。

⏰:07/02/12 10:41 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#36 [can]
 
私はこの方法を
よく使う。

目隠しをした瞬間から
無表情になる。

無表情と言うより
嫌な顔と言った方が
いいかもしれない。

笑い声は全て作る。

今ではもう
特技になった。

⏰:07/02/12 10:42 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#37 [can]
 
無表情で
高橋のアソコを刺激する。

高橋『アァ…カリンちゃん…
アァ…やばい…ウゥッ…』

低い声で唸りながら
息が荒くなる高橋。

目を閉じて
ひたすらアソコを刺激する。

はちきれそうなアソコを
強弱をつけて舐める。

高橋の声は大きくなる。

⏰:07/02/12 10:45 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#38 [can]
 
ここでイカせると
時間が余る。

それも上手く計算して
まだイカせないように
愛撫をやめた。

高橋『カリンちゃん…
イカせてよ…頼む…』

息を乱しながら
私に情けない声で
頼んでくる高橋。

見てると可哀相になる。

⏰:07/02/12 11:01 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#39 [can]
 
カリン『ん?まだダメ〜
これからだよ!?』

Sっぽく攻めるのが私。

時にはMにもなる。

臨機応変するのは
夜の蝶の常識だから。

ローションを高橋の体に
ドロッと垂らす。

高橋『何?冷たい…』

カリン『ん?
何だと思う?』

⏰:07/02/12 11:05 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#40 [can]
 
高橋『ん〜何?』

ローションって事は
わかってるのに
わからないフリをする高橋。

カリン『私の愛液と言う名の
ローションだよ〜』

そう言って
体を撫で回した。

⏰:07/02/12 11:06 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#41 [can]
 
Mの客は
体にローションをつけて
ヌルヌルと撫で回す事でも
快楽と感じてくれる。

高橋の乳首を攻めると
情けない喘ぎ声が
こぼれた。

高橋『アァ…気持ちい…』

カリン『…ここ?』

高橋『アッ!そ、そこ』

爪を立てて
乳首を刺激する。

⏰:07/02/12 11:08 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#42 [can]
 
カリン『ココが感じるんだぁ。
…どう?』

爪を立てて
早くカリカリと擦る。

高橋『アァァァ…やばい…』

私は無表情で
乳首を刺激する。

だから
目隠しが少しでもズレると
私は急いで元に戻す。

⏰:07/02/12 11:11 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#43 [can]
 
乳首攻めを辞めて
首元や太ももの裏筋、
ゆっくりねっとり
攻めて、
時間を見計らった時に
再びアソコをイジる。

高橋『アァ…アァ…
カリンちゃ…もぅ…ダメ…
イク…アッ…イク…イクー!』

高橋は叫びきってから
私の口に苦い物を
勢いよく出した。

⏰:07/02/12 11:14 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#44 [can]
 
口をアソコから抜き
高橋の顔面に
精液を垂らした。

高橋は自分の精液を
かけられたのに
嬉しそうだった。

カリン『いっぱい出たね』

高橋『今日も…最高だ』

高橋は息を切らしながら
満足している。

⏰:07/02/12 11:16 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#45 [can]
 
目隠しを取ってあげ、
私は笑いかけた。

作り笑顔も得意。

カリン『お風呂行こっか』

高橋『あぁ…』

水着を着て
私は高橋とお風呂に
入った。

⏰:07/02/12 11:18 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#46 [can]
 
―――…

お風呂から出て
少し話をする。

すると時間が来て
高橋は帰って行った。

またね、と約束して
高橋とさよならした。

高橋が部屋を出て
帰った事を窓から確認。

すぐに店員にコールする。

⏰:07/02/12 11:21 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#47 [can]
 
カリン『1号室カリンです。
Aコースお客様
ただいま帰られました』

店員『了解です。
お疲れ様でした』

毎回のセリフ。

これも店のルール。

私は部屋を出て
控室に戻った。

⏰:07/02/12 11:22 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#48 [can]
 
ガチャッ―――

控室には3人の先輩が
雑誌を読んだり
携帯電話を触っていた。

サチは出てるみたい。

カリン『お疲れ様です』

先輩『お疲れ様〜』

ただ一言そう言って
私は椅子に座った。

テーブルにあった雑誌を
手に取りパラパラと
めくった。

⏰:07/02/12 11:26 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#49 [can]
 
次の指名待ちは
テレビを見たり
雑誌を見たり
携帯電話を触ったり
暇な物だった。

先輩と話をしていても
仕事モードの時は
皆あまり話さないのが
暗黙のルール。

だからすぐに話が
途切れて終わってしまう。

⏰:07/02/12 11:27 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#50 [can]
 
だけど唯一
ひたすら話してくれる
先輩が夏美さんこと
ハナさん。

お店のナンバー3の人。

すごく優しくて美人。

ハナさんは最年少の
私とサチにいつも
良くしてくれた。

寮でいる時も
お菓子やジュースの
差し入れもくれたりする。

⏰:07/02/12 11:31 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#51 [can]
 
1番尊敬して
1番慕っている先輩。

男関係が派手な為
よくセフレを紹介してくれた。

私とサチも
本番がしたくなる時も
よくあるから
そのセフレを寮に呼び
SEXを繰り返していた。

⏰:07/02/12 11:34 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#52 [can]
 
コンコンッ―――

店員『カリンちゃん
15号室に指名でーす』

カリン『はーい』

控室から出て
私は15号室に向かう。

そしてまた
『カリン』を必死に演じる。

⏰:07/02/12 11:35 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#53 [can]
 
―――

閉店時間になり
店内にオルゴール音が
響いた。

この瞬間、莉奈に戻る。

莉奈『お疲れ様です』

先輩に挨拶をして
店を出た。

亜由美『莉奈!』

後ろから亜由美が
追い掛けてきた。

莉奈『お疲れ〜
帰ろっか』

亜由美『お疲れ!
コンビニ行かない?』

莉奈『いいよ』

⏰:07/02/12 11:38 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#54 [can]
 
二人はコンビニに寄り
飲み物やコンドームを
買っていた。

莉奈『あれ?
セフレ来るの?』

亜由美『今から
乱パ行くんだよ〜』

乱パとは乱交パーティー。

私はあまり好きじゃない。

莉奈『そうなんだ』

亜由美『莉奈も行く?』

⏰:07/02/12 11:41 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#55 [can]
 
莉奈『私は明日も
仕事だから辞めとく』

亜由美『そっか…
また行こうね!?』

亜由美は明日
仕事が休みだから
オールで乱パに行くらしい。

支払いを済ませ
亜由美と一緒に
寮に帰った。

⏰:07/02/12 11:42 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#56 [can]
 
寮に戻ると
亜由美はシャワーを浴びて
化粧をし直し始めた。

私はコンビニで買った
プリンを食べながら
亜由美を眺めていた。

亜由美『今日ね〜
裕也クンが来るらしいの』

裕也とは亜由美の
お気に入りの人。

⏰:07/02/12 11:44 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#57 [can]
 
莉奈『マジ?
やったじゃん!』

亜由美『うん!
かなり嬉しいよ〜』


亜由美は裕也との
SEXが好きで
裕也が来る乱パは
必ず参加していた。

⏰:07/02/12 11:47 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#58 [can]
 
あと数時間もすれば
空は明るくなると言う頃
亜由美は嬉しそうに
寮を飛び出し
出掛けて行った。

私はお風呂に入り
眠りについた。

こういう毎日が
私の一日だった。

⏰:07/02/12 11:49 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#59 [can]
 
あれから4年が経った。

21歳になった私は
亜由美と夏美さんと一緒に
転職した。

転職先はストリップショーの
ストリップガール。

前の風俗店より
出勤時間は短く
仕事は楽だし
給料もいい。

寮も前より綺麗だし
セキュリティーも完璧だから
とても住みやすかった。

⏰:07/02/12 11:52 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#60 [can]
 
ただ脱ぐだけ。

たまにチップをくれる人に
触らせてあげる。

風俗に比べると
楽で仕方なかった。

勤め始めて数ヵ月だけど
週5の割合で
ストリップショーに出して
もらえるようになった。

⏰:07/02/12 11:54 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#61 [can]
 
休憩〜
>>53ミスったのショックだ

感想ください
 

⏰:07/02/12 11:55 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#62 [華]
メッチャ面白いですハマっちゃいましたぁ応援してるンでぇ頑張って下さいッ

⏰:07/02/12 11:57 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#63 [can]
 
>>62ありがとう
昼ご飯食べたら
また更新するね
 

⏰:07/02/12 12:10 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#64 [can]
 
源氏名はいらない
この店では
『カリン』と呼ばれる事が
なくなった為
少し寂しかった。

亜由美は『サチ』を
気に入ってなかったけど
私は『カリン』を
気に入っていた。

⏰:07/02/12 13:05 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#65 [can]
 
この店では出勤する日は
寮の部屋にボーイから
電話がかかってくる。

そして今日も…

トゥルルルルルッ―――

莉奈『はいは〜い』

ボーイ『莉奈さん
出勤でーす』

莉奈『わかりました〜』

⏰:07/02/12 13:08 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#66 [can]
 
電話から一時間後に
出勤するのがルール。

一時間で化粧や、
髪の毛のセットをする。

約50分で
いつも用意をして
残り10分は
亜由美と過ごす。

亜由美も今日は
出勤日だった。

⏰:07/02/12 13:16 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#67 [can]
 
夏美さんに
聞いてみると
今日夏美さんは
休みなので
男とクラブに行くと言った。

私と亜由美は
二人で店に出勤した。

ボーイ『莉奈さん
亜由美さん
おはようございます』

若いボーイが挨拶をする。

きっとまだ十代だ。

⏰:07/02/12 13:18 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#68 [can]
 
私達も挨拶をして
事務所に行き
ショーの打ち合わせをして
登場時間まで
休憩室で待機する。

この店は
洋風と和風の二つの
広間に分かれている。

⏰:07/02/12 13:20 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#69 [can]
 
洋風は
若い男性が
よく来ている。

ポールダンスをしたり
いやらしく腰を振ったり
激しい感じにする。

和風は
接待などに
よく使われるらしい。

基本は着物を来て
和やかな雰囲気の中で
脱いでいく。

⏰:07/02/12 13:22 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#70 [can]
 
今日、
私は和風で
亜由美は洋風の
ストリッパーとして働く。

時間になり
私が先に和風室に
向かった。

亜由美も数分後に
すぐ洋風室に行った。

⏰:07/02/12 13:24 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#71 [can]
 
楽屋に行き裸になる。

もちろん下着は
付けない。

用意してある着物を
簡単に羽織るだけ。

ひんやりとした着物が
私の気持ちを高ぶらせた。

⏰:07/02/12 13:26 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#72 [can]
 
私は和風の方が好き。

笑わなくても
上品にしていればいい。

三味線や琴の音楽が
流れる和風室は
なぜか心が落ち着く。

着替えが終わり
ボーイに呼ばれるのを
楽屋で待っていた。

⏰:07/02/12 13:28 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#73 [can]
 
コンコン―――

莉奈『はい』

ボーイ『莉奈さん
出番でーす』

莉奈『はい』

ガチャ―――

ドアを開けると
ボーイが笑顔で待っている。

ボーイに案内され
舞台袖に付けて行かれる。

⏰:07/02/12 13:30 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#74 [can]
 
ボーイ『それじゃあ
お願いします』

音楽の曲調が少し変わり
私は舞台にゆっくりと
歩いて登場した。

舞台の回りに
客室があって
一階席二階席と
円形になっているのが
和風の特徴。

⏰:07/02/12 13:32 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#75 [can]
 
洋風は
ライブ会場のような
洋画でよくあるように
前に舞台があり
フロアにテーブルが
並べられてあるという形。

和風より洋風の方が
安いのもあり
若い男は洋風に行く事が
多い。

⏰:07/02/12 13:35 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#76 [can]
 
♪〜―――

音楽が流れ始めると
私はとりあえず
客席全てに頭を下げる。

私を見てない客でも
頭を下げるのが常識。

全てに頭を下げ終え
私のショーが始まる。

⏰:07/02/12 13:36 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#77 [can]
 
赤い着物に赤い口紅。

和風室も
赤を主にして
出来ているから
白い肌がよく栄える。

肌を綺麗に見せる。

それが店の狙い。

⏰:07/02/12 13:39 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#78 [can]
 
所々から
拍手してくれる。

少しだけ微笑んで
頭を下げる。

そして踊り出す。

ただ着物を
脱ぐか脱がないかの
見せびらかせや
寝そべって
胸の谷間を見せるだけ。

それを約20分続ける。

⏰:07/02/12 13:43 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#79 [can]
 
たまに客席近くに行き
近くで肌を見せる。

チップをくれたお客さんに
笑顔で会釈し
客の手を取り、
自分の胸に当てる。

客は嬉しそうに
胸を触る。

少しすると
手を離し隣の客室に行く。

⏰:07/02/12 13:46 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#80 [can]
 
二階席の人にも
階段を使い
同じ事をする。

それで約20分。

そしてセンターに戻り
脱ぎ始める。

ライトも暗くなり
いやらしい雰囲気になる。

⏰:07/02/12 13:48 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#81 [can]
 
ゆっくり、じらして、
いやらしく脱ぐ。

客もこの時ばかりは
私を見てくれる。

胸やアソコやお尻が
現れた時にお客さんは
拍手をしてくれる。

喜んでもらえてるんだ
って実感する。

⏰:07/02/12 13:49 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#82 [can]
 
丸裸になってからも
脱ぎ捨てた着物を
上手く利用して
寝そべりながら
いやらしく、
客に体を見せる。

それを約20分。

合計1時間のショー。

音楽が鳴り止み
一礼して舞台袖に戻る。

これで終わり。

⏰:07/02/12 13:53 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#83 [can]
 
ボーイ『お疲れ様です』

舞台袖で待っている
ボーイがバスローブを
かけてくれた。

莉奈『ありがと…あれ?
もしかして新人?』

ボーイは顔を赤くして
頷いた。

莉奈『そうなんだ〜』

⏰:07/02/12 13:54 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#84 [can]
 
ボーイ『はい。
お願いします!』

ボーイに案内されて
楽屋に戻る。

戻る最中も
莉奈はボーイに話し掛けた。

莉奈『いくつ?』

ボーイ『16です』

莉奈『若いね〜
学校は?辞めたの?』

ボーイ『はい』

⏰:07/02/12 13:56 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#85 [can]
 
莉奈『何で?』

ボーイ『めんどくさくて…
莉奈さんは
ここ長いんですか?』

莉奈『そっか〜。
私は最近入りたてだよ』

ボーイ『そうなんですか?
すごく上手なショー
でしたよ!…あの、
綺麗でした!』

⏰:07/02/12 13:57 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#86 [can]
 
照れ臭そうに笑うボーイが
可愛くて癒された。

莉奈『ありがと』

ボーイ『あの実は…
ショーを見たのは
莉奈さんのショーが
初めてなんです』

莉奈『そうなの?
私なんかが初めてで
ゴメンね〜』

⏰:07/02/12 14:02 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#87 [義徳]
頑張って(/--)/
pr4.cgiboy.com/..

⏰:07/02/12 14:04 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#88 [can]
 
ボーイ『そんな!
莉奈さんのショー
すごく良かったです。
感動したし
…興奮しました』

莉奈『アハハッ!
ありがとう〜ボーイに
興奮してもらえたら
私も嬉しいよ〜』

⏰:07/02/12 14:05 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#89 [can]
 
普通、ボーイは
興奮しないらしい。

冷めきったように
ショーを見守るのがボーイ。

だけど新人のこの子は…
褒めてもらえると
やっぱ嬉しい。

⏰:07/02/12 14:06 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#90 [can]
 
>>87ありがとう
 

⏰:07/02/12 14:08 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#91 [can]
 
話が弾んだ所で
楽屋についたので
ボーイとはさよならした。

楽屋に入り
服を着替える。

髪や化粧も少し治し
休憩室に戻る。

⏰:07/02/12 14:11 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#92 [can]
 
その後、
二本のショーをこなし
勤務が終わった。

莉奈『亜由美帰ろう』

亜由美『うん』

亜由美と一緒に
寮に帰宅した。

こうして一日が終わる。

⏰:07/02/12 14:13 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#93 [can]
 
―――

翌日、
朝帰りした夏美さんが
酔っ払って私の部屋に
帰って来た。

鍵が無いと言うので
私の部屋に泊めてあげた。

1つしかないベットには
夏美さんを寝かせ、
私はソファーで眠った。

⏰:07/02/12 14:15 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#94 [can]
 
夏美『莉奈!莉奈ぁー!』

夏美さんの声で
私は目覚めた。

莉奈『んッ…あぁ…
おはようございます』

テンションの低い声で
挨拶をした。

夏美『莉奈ゴメンね!
昨日の事あんまり
覚えてないんだよね』

⏰:07/02/12 14:18 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#95 [can]
 
莉奈『マジですか?』

夏美『ベット占領
しちゃったみたいで…
マジでごめんね!?』

莉奈『あぁ…そんなの
全然いいですよ。
気にしないでください』

夏美『今度何か
お詫びするからね』

莉奈『アハハッ…どうも!』

⏰:07/02/12 14:20 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#96 [can]
 
夏美さんが
部屋から出て行き、
私はシャワーを浴びて
テレビを見ながら
くつろいだ。

ピーンポーン―――

インターホンが鳴る。

莉奈『はーい』

亜由美『亜由美だよ!
開けて〜』

莉奈は立ち上がり
玄関の鍵を開けた。

⏰:07/02/12 14:23 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#97 [can]
 
ガチャッ―――

亜由美が入って来た。

亜由美『おっは〜』

莉奈『おはよ。
どしたの?』

亜由美『暇だから〜』

莉奈『ゲームする?』

亜由美『やる!』

最近買ったゲームを
テレビに繋げて
二人は盛り上がった。

⏰:07/02/12 14:26 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#98 [can]
 
オークションで落としたゲームは
二人で兼用している
ゲーム機だった。

汚い亜由美の部屋では
無くす可能性が高いから
私の部屋で保管する事に。

不器用な私達だから
いつも必死になって
楽しんでいた。

⏰:07/02/12 14:27 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#99 [can]
 
トゥルルルル―――

莉奈『やば!
もうコール来たよ』

ゲームに夢中になりすぎて
時間を忘れていた。

亜由美『私戻るね!
片付けなくてゴメン』

莉奈『いいよ!じゃあね』

⏰:07/02/12 14:39 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#100 [can]
 
どんな時でも
コールの時間になると
部屋にいないといけない
ルールだから亜由美は
急いで部屋に
戻って行った。

ゲームを切って
急いで私は電話に出た。

⏰:07/02/12 14:41 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#101 [can]
 
莉奈『はい』

ボーイ『莉奈さん
出勤でーす』

莉奈『はーい』

そしていつものように
支度を始めた。

残り10分で
亜由美が来た。

亜由美『さっきゴメンね。
私も出勤だ〜』

⏰:07/02/12 14:48 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


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