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#101 [can]
莉奈『はい』
ボーイ『莉奈さん
出勤でーす』
莉奈『はーい』
そしていつものように
支度を始めた。
残り10分で
亜由美が来た。
亜由美『さっきゴメンね。
私も出勤だ〜』
:07/02/12 14:48 :SH901iC :☆☆☆
#102 [can]
亜由美は散らかっていた
ゲームをサッと
片付けてくれた。
莉奈『ありがと』
亜由美『うん!行こっか』
二人は今日も出勤した。
―――
ボーイ『お疲れ様です!』
やたら大きな挨拶。
:07/02/12 15:13 :SH901iC :☆☆☆
#103 [can]
誰かと思えば
昨日の新人だ。
莉奈『あ、新人クン!
おはよう〜』
私は笑顔で新人ボーイに
挨拶した。
ボーイ『あ、莉奈さん。
お疲れ様です』
莉奈『頑張ってね』
ボーイ『はい!』
:07/02/12 15:15 :SH901iC :☆☆☆
#104 [あい*゚]
:07/02/12 17:05 :D902i :☆☆☆
#105 [我輩は匿名である]
:07/02/12 17:22 :D901iS :☆☆☆
#106 [can]
:07/02/12 18:09 :SH901iC :☆☆☆
#107 [can]
亜由美『仲いいの?』
莉奈『昨日当たった子。
新人で昨日から入った
16歳らしいの』
亜由美『へぇ〜。
なかなかカッコイイじゃん』
:07/02/12 18:11 :SH901iC :☆☆☆
#108 [can]
莉奈『亜由美
狙っちゃえば!?』
私は冗談でそう言うと
亜由美も冗談ながらに
返事した。
亜由美『おばさんだけど
相手にしてくれるかな?』
莉奈『アハハッ!
もぉ無理かもね〜』
亜由美『ショックー』
:07/02/12 18:12 :SH901iC :☆☆☆
#109 [can]
今日もいつもみたく、
事務所に行き
休憩室に行く。
ガチャッ―――
休憩室には夏美さんが
タバコをふかして
座っていた。
亜由美『あ、夏美さん!
おはようございます』
夏美『あ、おはよう』
:07/02/12 18:14 :SH901iC :☆☆☆
#110 [゚.+澪+.゚]
メチァぉもUろぃデス
*゚
一発でハマリまUたァ(愛◆'`bd+)
コレヵラも頑張ッて下さぃ
:07/02/12 18:21 :SH903i :☆☆☆
#111 [can]
:07/02/12 19:55 :SH901iC :☆☆☆
#112 [can]
莉奈『お疲れ様で〜す』
夏美『莉奈!
さっきはゴメンねぇー』
夏美は子供のように
泣きそうな顔をして
私に抱き着いてきた。
莉奈『アハハッ!全然いい
って言いましたでしょ?』
夏美『優しいね〜アンタ』
:07/02/12 19:57 :SH901iC :☆☆☆
#113 [can]
莉奈『アハハッ!
その顔すごいですよ?』
夏美さんの変顔が
おもしろくて
笑いが止まらなかった。
亜由美も隣で笑っている。
:07/02/12 19:58 :SH901iC :☆☆☆
#114 [can]
今の環境がすごく好き。
何も望まない。
ずっと今が続けばいい。
ストリップを悪い事だとは
思わない。
天職だと思う。
きっと私は
こういう仕事から
抜け出せそうには
ないんだろうな。
:07/02/12 20:00 :SH901iC :☆☆☆
#115 [can]
三人は椅子に座り
タバコを吸ったり
ジュースを飲んだりした。
夏美『今日二人はドッチ?』
亜由美『私は洋風です』
莉奈『私も洋風です』
夏美『マジかよ〜
私、今日和風なんだよ』
:07/02/12 20:23 :SH901iC :☆☆☆
#116 [can]
羨ましかった。
私は
和風の方が好きだから。
今日は洋風。
洋風も洋風なりに
楽しい所もある。
しっかり働こう。
そう気合いを入れた直後、
ボーイに呼ばれて
洋風の楽屋に向かった。
:07/02/12 23:14 :SH901iC :☆☆☆
#117 [can]
今日はあの新人でもなく
ベテランのボーイだった。
しっかりしていて
入社当時から
優しくしてくれる。
ボーイ『莉奈さん
最近毎日入ってますね』
莉奈『そうなの…
でも休みもらっても
やる事ないしね』
:07/02/12 23:25 :SH901iC :☆☆☆
#118 [can]
ボーイ『僕もです。
休みもらっても
彼女もいないし、
やる事ないから
毎日入ってるんです』
苦笑いするボーイ。
莉奈『彼女いないの?
意外だな〜』
ボーイ『そうですか?』
莉奈『うん。
5人ぐらいいそう』
:07/02/12 23:27 :SH901iC :☆☆☆
#119 [can]
ボーイ『アハハッ!
5人って…莉奈さん
おもしろい人ですね〜』
莉奈『ハハッ』
楽しく会話をしながら
楽屋までを案内され
私は楽屋に入った。
:07/02/12 23:28 :SH901iC :☆☆☆
#120 [can]
服を着替えて数分後、
さっきのボーイに
呼ばれたから
楽屋を出る。
そして舞台袖へ。
洋風の場合は
和風と違い
一人でショーはしない。
3人程で踊ったりする。
:07/02/12 23:30 :SH901iC :☆☆☆
#121 [can]
洋風も和風と同じ
一人一時間のショーで
20分ずつローテーションをする。
袖から見ると
もう亜由美は
踊っていた。
ボーイ『それじゃあ
莉奈さん。お願いします』
ボーイの声で私は舞台に
飛び出した。
:07/02/12 23:31 :SH901iC :☆☆☆
#122 [can]
私が入ると
一時間やりきった人は
舞台から袖に消える。
20分の時間差で
尽きる事なく
三人のストリッパーが
ショーをする。
これが洋風。
:07/02/12 23:32 :SH901iC :☆☆☆
#123 [can]
フロアを見ると
やっぱり若い男だらけ。
亜由美はもうすでに
裸だった。
女同士で
絡み合うのを見るのが
好きな男もいる。
だから私は
亜由美に近寄り
一緒にいやらしく踊った。
:07/02/12 23:34 :SH901iC :☆☆☆
#124 [can]
客席からは
拍手が送られて
チップまでもらった。
亜由美と踊り続けていると
亜由美の終了時間になり
亜由美は袖へと
消えていった。
そして私は
ポールダンスを始めた。
:07/02/12 23:36 :SH901iC :☆☆☆
#125 [can]
音楽は激しく鳴り響き
ライトはチカチカと眩しい。
和風とは正反対。
ポールにキスしたり
ポールを舐めたり
ポールに絡み付いたり
私はいやらしく動いた。
おかげで
チップもたくさん貰った。
:07/02/12 23:37 :SH901iC :☆☆☆
#126 [can]
いやらしい流し目を
しながら客席を
見つめる。
たまに笑い、
私はゆっくりと脱ぐ。
じらす事が楽しくて
客の目の前で
からかうように
体を委ねる。
:07/02/12 23:39 :SH901iC :☆☆☆
#127 [can]
客の指を取って
舐めたり触ったりと
小さなサービスもする。
たまにチップをくれる
客がいるから。
そして亜由美が
抜けてから20分。
ラスト20分になったので
私は脱ぎ始めた。
:07/02/12 23:40 :SH901iC :☆☆☆
#128 [can]
裸になってからも
舞台に立ってる三人の中で
1番目立ちたいから
必死に色気を出す。
全員の視線を
くぎづけにしたい。
そんな気持ちで
私は体を動かす。
:07/02/12 23:42 :SH901iC :☆☆☆
#129 [can]
―――
裸での20分が終わり
同時に一時間になるので
私のショーは終わった。
さっきのボーイに
また楽屋までの
案内をされて
楽屋に戻った。
着替えを済ませて
休憩室に戻る。
こんな風に毎日
同じ事を繰り返す。
:07/02/12 23:44 :SH901iC :☆☆☆
#130 [我輩は匿名である]
おもしろぃです
がんばって下さい(゚∀゚)
:07/02/12 23:56 :SO903i :☆☆☆
#131 [∀]
読んでます
更新楽しみデスッ
:07/02/13 01:32 :SO903i :☆☆☆
#132 [我輩は匿名である]
:07/02/13 02:03 :N903i :☆☆☆
#133 [can]
:07/02/13 10:47 :SH901iC :☆☆☆
#134 [can]
―――
ある日
久しぶりの休みで
私は街に出掛けた。
男と待ち合わせを
している。
アッチの方はご無沙汰で
欲求不満だったから
正直な話、
早く男と寝たかった。
:07/02/13 10:52 :SH901iC :☆☆☆
#135 [can]
久しぶりに着飾って
久しぶりに気合いの
入ったメイクして、
待ち合わせ場所に
足を進めた。
待ち合わせ場所に着き
辺りを見渡すと
男はすでに来ていた。
名前は晃と言う。
:07/02/13 10:54 :SH901iC :☆☆☆
#136 [can]
莉奈『お待たせ』
晃『おぅ!大丈夫…
行こっか〜』
莉奈『うん!
てか少し買い物
付き合ってくれない?』
晃『いいよ』
私は晃に甘え、
腕を組みながら
街を歩き始めた。
:07/02/13 10:56 :SH901iC :☆☆☆
#137 [can]
晃『珍しいな!』
莉奈『何?』
晃『莉奈が腕組みとか
してくるなんて』
莉奈『嫌?』
晃『嫌じゃないよ』
莉奈『じゃあいいじゃん!
甘えたい気分なの』
晃『可愛い奴〜』
:07/02/13 10:58 :SH901iC :☆☆☆
#138 [can]
周りから見ると
カップルなんだろうね。
でも、私達に愛はない。
晃は遠距離中の
彼女がいた。
なかなか会えない
寂しさから
私と体を重ねる関係に
なっていった。
:07/02/13 10:59 :SH901iC :☆☆☆
#139 [can]
晃もデートと言う物が
楽しかったらしく
買い物も笑いながら
付き合ってくれた。
一緒に選んでくれたり
ダメだししてくれたり。
早くSEXしたいって
全然言わない。
買い物を楽しんでくれる。
晃はいい奴だ。
:07/02/13 11:01 :SH901iC :☆☆☆
#140 [can]
晃『久しぶりだし
ご飯でも行かない?』
莉奈『いいね!
私オゴるよ』
晃『はぁ?
女にオゴらせるなんて
そんなに俺は
やわじゃないし』
晃は苦笑いした。
莉奈『いいの?』
晃『もち〜』
:07/02/13 11:03 :SH901iC :☆☆☆
#141 [can]
晃は私の手を握り
本当の恋人みたいに
街を歩いてくれた。
居酒屋さんに行き
二人は乾杯した。
たくさん語って
たくさん笑った。
晃は風俗の時からの
付き合いだから
私の事、よく理解して
くれている。
:07/02/13 11:05 :SH901iC :☆☆☆
#142 [can]
真剣に話を聞いてくれる
晃には癒される。
ありがとうの気持ちで
いっぱいだ。
―――
莉奈『晃…そろそろ…』
晃『ん。出るか』
二人は酒も回りきって
トロンとした目で店を出て
ホテルに入った。
:07/02/13 11:06 :SH901iC :☆☆☆
#143 [can]
部屋に入ると
私は晃の首に腕を回し
キスをした。
ネットリと熱いキス。
晃もキスに応えてくれた。
晃『…ベット行こ』
莉奈『うん』
入り口からベットまで
移動して二人はベットに
倒れ込んだ。
:07/02/13 11:08 :SH901iC :☆☆☆
#144 [can]
キスを楽しみながら
晃の唇に吸い付く。
久しぶりのキスは
ワクワクもするし
ドキドキもした。
莉奈『ン…ハァ…』
たくさん吐息がこぼれる。
晃は私の服を
慣れた手つきで
脱がせていく。
:07/02/13 11:10 :SH901iC :☆☆☆
#145 [can]
晃は私の唇から
自分の唇を離し
胸に移動させた。
胸を愛撫されながら
晃は私に問い掛けた。
晃『莉奈さぁ…
彼氏作んないの?』
莉奈『彼氏…なんか
作れないよ…』
気持ちよくて
上手く喋れない。
:07/02/13 11:12 :SH901iC :☆☆☆
#146 [can]
晃『何で?』
莉奈『仕事…
辞めたくないもん』
晃『…そっか』
莉奈『アッ…ンンッ…』
晃は急に私のアソコを
触ってきた。
気持ちよくて
早速イキそうだった。
莉奈『もう…イキそう…』
:07/02/13 11:14 :SH901iC :☆☆☆
#147 [can]
晃『手マンだけでイク気?』
莉奈『アァァ…ヤッ…ンアッ』
晃『酒のせいで
濡れまくりだし…
もうイッていいよ』
晃の笑顔にやられた。
私は手マンだけでイッた。
晃『かなり指
締め付けられる』
そう言って小さく笑った。
:07/02/13 11:15 :SH901iC :☆☆☆
#148 [can]
莉奈『やだ…恥ずかしい』
荒い息で
私のアソコから晃の指を
抜こうとした。
晃『もっかいイけよ』
晃は意味深に笑い
指をクッと曲げた。
莉奈『ヤッ…チョット…アッ』
晃は指を曲げて
探るように
アソコを掻き混ぜた。
:07/02/13 11:18 :SH901iC :☆☆☆
#149 [can]
莉奈『アァァァッ!…ソコ…ダメ』
1番感じる所を
見つけられ
晃はそこだけを刺激する。
同時にクリに吸い付きながら
指でGスポをコリコリする。
莉奈『ダメ…アァァ…
イヤ…狂いそう…アァ…ンッ』
:07/02/13 11:20 :SH901iC :☆☆☆
#150 [can]
晃はクリから唇を離して
私にキスをした後
小声で呟いた。
晃『狂っちゃえば?』
それだけでも感じた。
そして再びクリを吸う。
莉奈『ヤバイ…無理…
離して…汚いから』
晃は無視して舐め続ける。
:07/02/13 11:22 :SH901iC :☆☆☆
#151 [can]
莉奈『本当…ヤバイって…
アッ…ダメ…イク…イク…ンッ…
アァァ…イク…アッアッ…アァァッ!』
莉奈のアソコが
痙攣しながら
潮を吹いた。
イクと同時に晃は
クリから唇を離し
またキスをした。
キスしながらイケるなんて
幸せだった。
:07/02/13 11:23 :SH901iC :☆☆☆
#152 [can]
晃『どのくらい
久しぶりのSEXなの?
感じすぎだよ』
莉奈『ハァ…ハァ…
わかんない…
久しぶりすぎなのは
確かだよ…』
晃『俺も久しぶりだから
満足させてくれる?』
莉奈『いいよ』
:07/02/13 11:25 :SH901iC :☆☆☆
#153 [can]
少し息を乱しながらも
体を起こして
晃のパンツを脱がせた。
莉奈『半立ちだよ〜』
私はからかった。
晃『うっせ!
あれだけ見せられたら
興奮するって』
晃は照れながら笑った。
:07/02/13 11:27 :SH901iC :☆☆☆
#154 [can]
そんな晃が可愛くて
ついつい私も
笑ってしまった。
私は晃のアソコを
口に含んで、
激しく優しく
フェラをする。
どんどん大きくなって
晃は気持ちよさそうに
声を漏らす。
:07/02/13 13:56 :SH901iC :☆☆☆
#155 [can]
莉奈『気持ちいの?』
晃『ちょっ…喋んな!
マジやばい…アァッ…』
莉奈『アハハッ…ごめん』
晃『お前わざとだろ?』
歯は立てずに
甘噛み程度に
わざと刺激した。
楽しくて
胸がドキドキした。
:07/02/13 14:00 :SH901iC :☆☆☆
#156 [can]
少しして
晃は私の口で果てた。
晃『ごめん…
さっそく入れていい?
我慢出来ないわ』
莉奈『いきなりだね。
アハハッ…いいよ』
私はベットに寝転がり
恥じらいながらも
足を少し広げた。
:07/02/13 15:53 :SH901iC :☆☆☆
#157 [can]
晃『その格好…
マジでそそられる』
莉奈『恥ずかしい』
晃『入れるよ』
莉奈『うん………アッ』
私の中に晃が
ゆっくりと入って来た。
晃『かなり締まる…』
莉奈『アァッ…おっきいッ』
:07/02/13 16:34 :SH901iC :☆☆☆
#158 [can]
愛が無くても
SEXができるなんて
男と女なんて
簡単な生き物だね。
この快楽を
与えてくれるのは
男と言う生き物でしか
いないから…
私は男が大好き。
:07/02/13 16:35 :SH901iC :☆☆☆
#159 [can]
莉奈『アッ…アッ…アッ…』
一定のリズムで
腰を振る晃。
それがまた心地良くて
私も自然と腰が上がる。
晃『やらしい顔…』
莉奈『もぉ!…見ないで』
恥ずかしくなり
手で顔を覆い隠す。
:07/02/13 16:37 :SH901iC :☆☆☆
#160 [can]
晃『やだよ!
ちゃんと顔見せて』
莉奈『やだ』
晃『やだじゃない』
莉奈『…もぉ』
晃は莉奈の手を
顔から退かせた。
:07/02/13 16:39 :SH901iC :☆☆☆
#161 [can]
莉奈『…あんまり
見ないでね?』
晃『…可愛い奴』
莉奈『…ヤァァァァッ…アァ』
晃は急に腰を早く
動かした。
急にリズムが変わり
敏感に反応してしまった。
:07/02/13 16:40 :SH901iC :☆☆☆
#162 [can]
たまにキスをくれる晃。
舌を絡めるとタバコの
ほろ苦い味がする。
莉奈『ンンッ…ハァッ…』
晃『今日の莉奈
かなりエロいよ』
莉奈『晃こそ…
その顔かなりエロい…』
晃『莉奈には負けるよ』
:07/02/13 16:43 :SH901iC :☆☆☆
#163 [can]
何だかんだで
私達は果てた。
満足感に満たされて
私は少し眠った。
―――
晃『莉奈?…莉奈!』
莉奈『…何?』
晃『もうすぐ時間だから
支度しなよ』
莉奈『うん…わかった』
:07/02/13 18:06 :SH901iC :☆☆☆
#164 [can]
熟睡していた私を
優しく起こしてくれた。
お風呂場に行き
汗をサッと流す。
お風呂から出ると
晃は誰かと電話していた。
晃『そっか…わかった』
そんな晃を見ながら
私は軽く化粧を直したり
髪を整えたりした。
:07/02/13 18:07 :SH901iC :☆☆☆
#165 [can]
晃『うん。それじゃ』
晃は電話を切った。
莉奈『そんな真剣な顔して
誰と話してたの?』
晃『あぁ…女だよ』
莉奈『えっ…彼女?』
すごく驚いた。
セフレだからと言え
これは浮気だから。
:07/02/13 18:10 :SH901iC :☆☆☆
#166 [can]
晃『いきなり
明日こっちに来るって』
莉奈『そっか…
よかったじゃん!
久しぶりに会えるんだから
燃えんじゃないの?』
晃『…さあね』
莉奈『何?マンネリ中?』
晃『そんなとこかな』
:07/02/13 18:11 :SH901iC :☆☆☆
#167 [can]
晃は苦笑いして
私に抱き着いてきた。
莉奈『何〜!?
明日会えるんでしょ?
私なんかに油売らないで
美容院でも行けば?』
晃『ん〜そうだね』
晃は乗り気じゃない声で
返事した。
:07/02/13 18:12 :SH901iC :☆☆☆
#168 [can]
莉奈『ほら離れて!?
化粧直せないじゃん』
晃『化粧崩れる程
淫らな事
してんじゃねーよ』
莉奈『あんたが
淫らにさせたんだよ!』
晃『アハハッ』
晃は機嫌を戻したのか
楽しそうに笑った。
:07/02/13 18:14 :SH901iC :☆☆☆
#169 [can]
―――
ホテルを出て、晃と別れ、
私は寮に戻った。
ガチャッ―――
部屋で買って来た服を
眺めながら
一人ファッションショーをする。
今日は楽しい事だらけ。
久しぶりの買い物。
久しぶりのデート。
久しぶりのSEX。
:07/02/13 18:16 :SH901iC :☆☆☆
#170 [can]
服をクローゼットに直し
お風呂に入った。
莉奈『あ…やばっ』
莉奈は自分の体が映る
鏡を見て呟いた。
胸元にキスマークが
付けられていた。
ストリッパーであるからには
キスマークなど禁物。
:07/02/13 18:17 :SH901iC :☆☆☆
#171 [can]
罰の悪そうな顔で
キスマークを眺める。
莉奈『どうしよう…』
とりあえずお風呂に入り
お風呂から出ると
キスマークの部分を
氷で冷やした。
莉奈『消えるかな…』
不安になりながら
キスマークの消す方法を
考えた。
:07/02/13 18:19 :SH901iC :☆☆☆
#172 [can]
次の日は
和風のショーが入った。
キスマークには
コンシーラとファンデーションで
上手くごまかせた。
夏美さんが
この方法を教えてくれて
無事に舞台に立てる事が
できた。
:07/02/13 18:21 :SH901iC :☆☆☆
#173 [can]
休憩〜
誰か見てくれてるかな?
:07/02/13 18:21 :SH901iC :☆☆☆
#174 [我輩は匿名である]
見てますよ
頑張ってo(^▽^)o
:07/02/13 18:29 :SH902i :☆☆☆
#175 [華]
:07/02/13 18:29 :SH903i :☆☆☆
#176 [あい*゚]
見てますよ-
めちゃおもしろいデス
頑張ってくださいッッ
</Font></Div>
:07/02/13 18:31 :D902i :☆☆☆
#177 [can]
:07/02/13 19:18 :SH901iC :☆☆☆
#178 [ミルキー]
:07/02/13 19:35 :N701i :☆☆☆
#179 [can]
:07/02/13 20:47 :SH901iC :☆☆☆
#180 [can]
―――
勤務が終わり
寮に戻る。
私はキスマークの事を
怒る為、晃に電話した。
晃『はい』
莉奈『ちょっと晃!
あんた私の胸元に
キスマーク付けたでしょ?
大変だったんだから!』
大声で私は
怒りをぶつけた。
:07/02/13 21:34 :SH901iC :☆☆☆
#181 [can]
晃『すみません』
莉奈『…え?』
晃『こちらのミスです。
…あの、また折り返し
電話かけさせて
頂きます』
莉奈『は?晃だよね?』
晃『はい。ですので
またかけ直します。
申し訳ありません』
:07/02/13 21:36 :SH901iC :☆☆☆
#182 [can]
莉奈『何?
ふざけてんの?
面白くないよ!
こっちはマジなんだけど』
晃『はい。では
失礼いたします』
ブチッ―――
一方的に電話を切られた。
他人事みたいに
私をあしらう晃に
益々怒りが募った。
:07/02/13 21:37 :SH901iC :☆☆☆
#183 [can]
私は亜由美の部屋に行き
晃の事を愚痴った。
莉奈『訳わかんない!
こっちは本気なのに
晃はふざけてるんだよ?
信じらんない』
亜由美『まぁまぁ…
少し落ち着きなよ』
:07/02/13 21:39 :SH901iC :☆☆☆
#184 [can]
莉奈『仕事道具に
傷つけられてるのに
落ち着いてらんないよ』
亜由美『そうだけど…』
莉奈『船に乗れない
漁師と一緒だよ!』
亜由美『…例えが
ダサいし訳わかんない』
亜由美は笑った。
:07/02/13 21:41 :SH901iC :☆☆☆
#185 [can]
莉奈『亜由美!
お酒ないの?』
亜由美『ビールなら
冷蔵庫に少しだけ』
莉奈『飲みたい!
飲もうよ!』
亜由美『はぁ?
私はいいよ〜
莉奈だけ飲みな!』
莉奈『一人酒?
まぁいっか…』
:07/02/13 21:42 :SH901iC :☆☆☆
#186 [can]
亜由美は
呆れながらお風呂に
入ると言い、
お風呂に行った。
私は冷蔵庫から
勝手にビールを出して
飲み始めた。
このモヤモヤ感の怒りを
どこにぶつけよう…
スッキリしない気持ち…
そうだ。
あいつに愚痴ろう…
:07/02/13 21:44 :SH901iC :☆☆☆
#187 [can]
プルルルルッ―――
内藤『はい』
莉奈『内藤さん?
ご無沙汰してます』
内藤『久しぶりだね』
莉奈『夜分遅く
申し訳ありません』
内藤『莉奈なら
構わないよ』
莉奈『何か急に
声聞きたくなったの…』
:07/02/13 21:46 :SH901iC :☆☆☆
#188 [can]
内藤とは風俗の時に
常連客で来てくれた
IT企業の社長。
三十代にして
親の会社を引き継いで
社長をしている。
社長が風俗に通う理由は
ストレス発散
と言う理由が大概。
:07/02/13 21:47 :SH901iC :☆☆☆
#189 [can]
内藤は
親がお見合いをしろ
と言うのに嫌気がさし
ストレス発散の為に
風俗に行き、
遊びの女を探したのだ。
そこで出会ったのが
カリンこと莉奈。
莉奈も
内藤には
本名を教えていたし
連絡先も交換していた。
:07/02/13 21:49 :SH901iC :☆☆☆
#190 [can]
風俗時代は
よく店にも来てくれて
プレゼントもくれた。
時計、アクセサリー、鞄
洋服、靴、おこずかい…
この人は
手放す訳にはいかないと
判断した私は
内藤との交遊は
マメに交わしていた。
:07/02/13 21:51 :SH901iC :☆☆☆
#191 [can]
内藤『アハハッ!
莉奈は相変わらず
上手だな〜』
莉奈『えぇ!?
そんなんじゃないよ〜』
内藤『アハハ…まぁいい。
どうしたの?』
莉奈『今度久しぶりに
デートしようよ!
内藤さんに会いたい』
:07/02/13 21:52 :SH901iC :☆☆☆
#192 [can]
内藤『あぁ。いいよ』
莉奈『本当?
じゃあまた連絡する』
内藤『それじゃ』
莉奈『バイバーイ』
ブチッ―――
電話を切り
勝ち誇った笑みを
浮かべた。
:07/02/13 21:53 :SH901iC :☆☆☆
#193 [can]
苛立つ時は買い物。
だけど衝動買いをする時は
内藤のような
金持ちに金を
出してもらうのが
私の中でのルール。
自分が最低な人間
だって事もわかってる。
だけど
止められない。
:07/02/13 21:55 :SH901iC :☆☆☆
#194 [can]
内藤は
金の限界を知らない。
湧き出るくらい
金を持っている。
だけど彼女とかには
ならないで
一定の距離を保ちながら
付き合いを続ける。
その方が
お互い楽だから。
:07/02/13 21:57 :SH901iC :☆☆☆
#195 [can]
内藤も
私を気に入ってくれて
いるらしくって
私が甘えると
嬉しそうに
私の頼みに応えてくれる。
そんな内藤を
手放す訳には
いかないから、
私は必死で関係を
保っている。
:07/02/13 21:58 :SH901iC :☆☆☆
#196 [can]
亜由美『莉奈!
あんたもお風呂入る?』
亜由美がお風呂から
出て来た。
莉奈『ううん。
自分の部屋で入る〜』
亜由美『了解』
莉奈『それより聞いて!
久しぶりに今度
内藤とデートするんだ』
:07/02/13 22:01 :SH901iC :☆☆☆
#197 [can]
亜由美『内藤?
…あ!内藤って
あの社長の内藤でしょ?
かなり久しぶりじゃん』
莉奈『そうなの!
久しぶりに色々と
買ってもらえると思うと
すっごい楽しみ〜』
亜由美『あんた
気持ちの切り替え
早くていいね』
:07/02/13 22:03 :SH901iC :☆☆☆
#198 [can]
亜由美は笑いながら
裸で部屋を歩く。
莉奈『やっぱさ〜
嫌な事があったら
買い物でストレス発散だよ』
亜由美『アハハッ!
いいな〜私に何か
さりげなくお土産
買って来てね?』
莉奈『了解〜じゃあね』
:07/02/13 22:04 :SH901iC :☆☆☆
#199 [can]
さっきとは逆に
ルンルン気分で
亜由美の部屋を出て
自分の部屋に戻った。
もう晃の事は
頭の隅にもなかった。
私はこんな性格…
簡単な女なんだ。
:07/02/13 22:06 :SH901iC :☆☆☆
#200 [can]
―――
一週間後、
私は仕事が休みで
夕方から街に出ていた。
この日を楽しみにして
一週間頑張った。
サービスだって
いっぱいした。
笑顔も
たくさん振り撒いた。
それもこれも
今日があるから。
:07/02/13 22:08 :SH901iC :☆☆☆
#201 [can]
プワンッ―――
高級車のクラクションの音が
私を振り返らせた。
そこには
ピカピカの高級車に乗った
内藤が笑顔で
手を振っている。
パーッと笑顔になり
私は内藤の車に
駆け寄った。
莉奈『内藤さ〜ん!
久しぶりです』
:07/02/13 22:10 :SH901iC :☆☆☆
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