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#12 [can]
亜由美『莉奈!
マスカラ貸して!?』
莉奈『いいよ!』
亜由美『ありがと』
私のメイクボックスから
亜由美はマスカラを取り出し
塗り始めた。
今日もこれから
二人は店に出る。
店に出る前に
私の部屋での
化粧タイム。
:07/02/12 00:13 :SH901iC :☆☆☆
#13 [can]
私と亜由美は
いつも一緒に
化粧をする。
その理由は、
互いを高め合う為。
化粧を失敗すると
きちんと指摘しあう。
自己満足だけじゃなく
相手にどう見られるかも
大切な事だから。
:07/02/12 00:15 :SH901iC :☆☆☆
#14 [can]
莉奈『よし!行こっか』
亜由美『うん』
二人は寮を出て
徒歩10分程の所にある
店に向かう。
全国チェーン店の為
とても綺麗な店だ。
少しノルマは高いけど
毎日楽しく
仕事ができる。
:07/02/12 00:18 :SH901iC :☆☆☆
#15 [can]
店員『あ!
カリンちゃん、サチちゃん
おはようございます』
亜由美『おはよう』
莉奈『お疲れ様』
私の源氏はカリン。
亜由美はサチ。
これは入社した時に
店長が決める。
そんな名前だけど
私は気に入っていた。
:07/02/12 00:21 :SH901iC :☆☆☆
#16 [can]
二人は控室に向かい
仕事着に着替えた。
コンコンッ―――
控室をノックする音に
返事した。
莉奈『はい!?』
店員『カリンちゃん!
今日は一発目から
指名入ってるんで
1号室で待機願います』
莉奈『わかりました』
:07/02/12 00:23 :SH901iC :☆☆☆
#17 [can]
着替え終わり、
私は1号室に向かう。
莉奈『ハァ…』
部屋に入るなり
大きな溜息。
ベットに座り目を閉じて
精神統一させる。
莉奈『…よしッ!』
気合いを入れて
目を開けた。
この瞬間から
私は莉奈からカリンに
変わる。
:07/02/12 00:26 :SH901iC :☆☆☆
#18 [can]
♪〜―――
店内にオルゴール音が響く。
これは
店がオープンした事を
告げる物。
オルゴール音が
鳴り止むと同時に
部屋をノックする音が
1号室に響いた。
コンコンッ―――
もう一度
気合いを入れ直し、
私はゆっくり
ドアを開けた。
:07/02/12 00:27 :SH901iC :☆☆☆
#19 [can]
カリン『は〜い!』
ガチャッ―――
ドアを開けると
店員と客が立っている。
店員『カリンちゃん
Aコースのお客様です』
カリン『はい』
店員は私に客のコースを
告げてから客に
目線を移す。
:07/02/12 00:30 :SH901iC :☆☆☆
#20 [can]
店員『お客様
どうぞ楽しんで下さい』
店員は客に頭を下げた。
客『あぁ』
客は嬉しそうに笑い
部屋に入った。
ガチャッ―――
店員は静かに
ドアを閉めた。
:07/02/12 00:33 :SH901iC :☆☆☆
#21 [みヵ]
:07/02/12 00:39 :SH902i :☆☆☆
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