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#75 [can]
洋風は
ライブ会場のような
洋画でよくあるように
前に舞台があり
フロアにテーブルが
並べられてあるという形。
和風より洋風の方が
安いのもあり
若い男は洋風に行く事が
多い。
:07/02/12 13:35 :SH901iC :☆☆☆
#76 [can]
♪〜―――
音楽が流れ始めると
私はとりあえず
客席全てに頭を下げる。
私を見てない客でも
頭を下げるのが常識。
全てに頭を下げ終え
私のショーが始まる。
:07/02/12 13:36 :SH901iC :☆☆☆
#77 [can]
赤い着物に赤い口紅。
和風室も
赤を主にして
出来ているから
白い肌がよく栄える。
肌を綺麗に見せる。
それが店の狙い。
:07/02/12 13:39 :SH901iC :☆☆☆
#78 [can]
所々から
拍手してくれる。
少しだけ微笑んで
頭を下げる。
そして踊り出す。
ただ着物を
脱ぐか脱がないかの
見せびらかせや
寝そべって
胸の谷間を見せるだけ。
それを約20分続ける。
:07/02/12 13:43 :SH901iC :☆☆☆
#79 [can]
たまに客席近くに行き
近くで肌を見せる。
チップをくれたお客さんに
笑顔で会釈し
客の手を取り、
自分の胸に当てる。
客は嬉しそうに
胸を触る。
少しすると
手を離し隣の客室に行く。
:07/02/12 13:46 :SH901iC :☆☆☆
#80 [can]
二階席の人にも
階段を使い
同じ事をする。
それで約20分。
そしてセンターに戻り
脱ぎ始める。
ライトも暗くなり
いやらしい雰囲気になる。
:07/02/12 13:48 :SH901iC :☆☆☆
#81 [can]
ゆっくり、じらして、
いやらしく脱ぐ。
客もこの時ばかりは
私を見てくれる。
胸やアソコやお尻が
現れた時にお客さんは
拍手をしてくれる。
喜んでもらえてるんだ
って実感する。
:07/02/12 13:49 :SH901iC :☆☆☆
#82 [can]
丸裸になってからも
脱ぎ捨てた着物を
上手く利用して
寝そべりながら
いやらしく、
客に体を見せる。
それを約20分。
合計1時間のショー。
音楽が鳴り止み
一礼して舞台袖に戻る。
これで終わり。
:07/02/12 13:53 :SH901iC :☆☆☆
#83 [can]
ボーイ『お疲れ様です』
舞台袖で待っている
ボーイがバスローブを
かけてくれた。
莉奈『ありがと…あれ?
もしかして新人?』
ボーイは顔を赤くして
頷いた。
莉奈『そうなんだ〜』
:07/02/12 13:54 :SH901iC :☆☆☆
#84 [can]
ボーイ『はい。
お願いします!』
ボーイに案内されて
楽屋に戻る。
戻る最中も
莉奈はボーイに話し掛けた。
莉奈『いくつ?』
ボーイ『16です』
莉奈『若いね〜
学校は?辞めたの?』
ボーイ『はい』
:07/02/12 13:56 :SH901iC :☆☆☆
#85 [can]
莉奈『何で?』
ボーイ『めんどくさくて…
莉奈さんは
ここ長いんですか?』
莉奈『そっか〜。
私は最近入りたてだよ』
ボーイ『そうなんですか?
すごく上手なショー
でしたよ!…あの、
綺麗でした!』
:07/02/12 13:57 :SH901iC :☆☆☆
#86 [can]
照れ臭そうに笑うボーイが
可愛くて癒された。
莉奈『ありがと』
ボーイ『あの実は…
ショーを見たのは
莉奈さんのショーが
初めてなんです』
莉奈『そうなの?
私なんかが初めてで
ゴメンね〜』
:07/02/12 14:02 :SH901iC :☆☆☆
#87 [義徳]
:07/02/12 14:04 :F902iS :☆☆☆
#88 [can]
ボーイ『そんな!
莉奈さんのショー
すごく良かったです。
感動したし
…興奮しました』
莉奈『アハハッ!
ありがとう〜ボーイに
興奮してもらえたら
私も嬉しいよ〜』
:07/02/12 14:05 :SH901iC :☆☆☆
#89 [can]
普通、ボーイは
興奮しないらしい。
冷めきったように
ショーを見守るのがボーイ。
だけど新人のこの子は…
褒めてもらえると
やっぱ嬉しい。
:07/02/12 14:06 :SH901iC :☆☆☆
#90 [can]
:07/02/12 14:08 :SH901iC :☆☆☆
#91 [can]
話が弾んだ所で
楽屋についたので
ボーイとはさよならした。
楽屋に入り
服を着替える。
髪や化粧も少し治し
休憩室に戻る。
:07/02/12 14:11 :SH901iC :☆☆☆
#92 [can]
その後、
二本のショーをこなし
勤務が終わった。
莉奈『亜由美帰ろう』
亜由美『うん』
亜由美と一緒に
寮に帰宅した。
こうして一日が終わる。
:07/02/12 14:13 :SH901iC :☆☆☆
#93 [can]
―――
翌日、
朝帰りした夏美さんが
酔っ払って私の部屋に
帰って来た。
鍵が無いと言うので
私の部屋に泊めてあげた。
1つしかないベットには
夏美さんを寝かせ、
私はソファーで眠った。
:07/02/12 14:15 :SH901iC :☆☆☆
#94 [can]
夏美『莉奈!莉奈ぁー!』
夏美さんの声で
私は目覚めた。
莉奈『んッ…あぁ…
おはようございます』
テンションの低い声で
挨拶をした。
夏美『莉奈ゴメンね!
昨日の事あんまり
覚えてないんだよね』
:07/02/12 14:18 :SH901iC :☆☆☆
#95 [can]
莉奈『マジですか?』
夏美『ベット占領
しちゃったみたいで…
マジでごめんね!?』
莉奈『あぁ…そんなの
全然いいですよ。
気にしないでください』
夏美『今度何か
お詫びするからね』
莉奈『アハハッ…どうも!』
:07/02/12 14:20 :SH901iC :☆☆☆
#96 [can]
夏美さんが
部屋から出て行き、
私はシャワーを浴びて
テレビを見ながら
くつろいだ。
ピーンポーン―――
インターホンが鳴る。
莉奈『はーい』
亜由美『亜由美だよ!
開けて〜』
莉奈は立ち上がり
玄関の鍵を開けた。
:07/02/12 14:23 :SH901iC :☆☆☆
#97 [can]
ガチャッ―――
亜由美が入って来た。
亜由美『おっは〜』
莉奈『おはよ。
どしたの?』
亜由美『暇だから〜』
莉奈『ゲームする?』
亜由美『やる!』
最近買ったゲームを
テレビに繋げて
二人は盛り上がった。
:07/02/12 14:26 :SH901iC :☆☆☆
#98 [can]
オークションで落としたゲームは
二人で兼用している
ゲーム機だった。
汚い亜由美の部屋では
無くす可能性が高いから
私の部屋で保管する事に。
不器用な私達だから
いつも必死になって
楽しんでいた。
:07/02/12 14:27 :SH901iC :☆☆☆
#99 [can]
トゥルルルル―――
莉奈『やば!
もうコール来たよ』
ゲームに夢中になりすぎて
時間を忘れていた。
亜由美『私戻るね!
片付けなくてゴメン』
莉奈『いいよ!じゃあね』
:07/02/12 14:39 :SH901iC :☆☆☆
#100 [can]
どんな時でも
コールの時間になると
部屋にいないといけない
ルールだから亜由美は
急いで部屋に
戻って行った。
ゲームを切って
急いで私は電話に出た。
:07/02/12 14:41 :SH901iC :☆☆☆
#101 [can]
莉奈『はい』
ボーイ『莉奈さん
出勤でーす』
莉奈『はーい』
そしていつものように
支度を始めた。
残り10分で
亜由美が来た。
亜由美『さっきゴメンね。
私も出勤だ〜』
:07/02/12 14:48 :SH901iC :☆☆☆
#102 [can]
亜由美は散らかっていた
ゲームをサッと
片付けてくれた。
莉奈『ありがと』
亜由美『うん!行こっか』
二人は今日も出勤した。
―――
ボーイ『お疲れ様です!』
やたら大きな挨拶。
:07/02/12 15:13 :SH901iC :☆☆☆
#103 [can]
誰かと思えば
昨日の新人だ。
莉奈『あ、新人クン!
おはよう〜』
私は笑顔で新人ボーイに
挨拶した。
ボーイ『あ、莉奈さん。
お疲れ様です』
莉奈『頑張ってね』
ボーイ『はい!』
:07/02/12 15:15 :SH901iC :☆☆☆
#104 [あい*゚]
:07/02/12 17:05 :D902i :☆☆☆
#105 [我輩は匿名である]
:07/02/12 17:22 :D901iS :☆☆☆
#106 [can]
:07/02/12 18:09 :SH901iC :☆☆☆
#107 [can]
亜由美『仲いいの?』
莉奈『昨日当たった子。
新人で昨日から入った
16歳らしいの』
亜由美『へぇ〜。
なかなかカッコイイじゃん』
:07/02/12 18:11 :SH901iC :☆☆☆
#108 [can]
莉奈『亜由美
狙っちゃえば!?』
私は冗談でそう言うと
亜由美も冗談ながらに
返事した。
亜由美『おばさんだけど
相手にしてくれるかな?』
莉奈『アハハッ!
もぉ無理かもね〜』
亜由美『ショックー』
:07/02/12 18:12 :SH901iC :☆☆☆
#109 [can]
今日もいつもみたく、
事務所に行き
休憩室に行く。
ガチャッ―――
休憩室には夏美さんが
タバコをふかして
座っていた。
亜由美『あ、夏美さん!
おはようございます』
夏美『あ、おはよう』
:07/02/12 18:14 :SH901iC :☆☆☆
#110 [゚.+澪+.゚]
メチァぉもUろぃデス
*゚
一発でハマリまUたァ(愛◆'`bd+)
コレヵラも頑張ッて下さぃ
:07/02/12 18:21 :SH903i :☆☆☆
#111 [can]
:07/02/12 19:55 :SH901iC :☆☆☆
#112 [can]
莉奈『お疲れ様で〜す』
夏美『莉奈!
さっきはゴメンねぇー』
夏美は子供のように
泣きそうな顔をして
私に抱き着いてきた。
莉奈『アハハッ!全然いい
って言いましたでしょ?』
夏美『優しいね〜アンタ』
:07/02/12 19:57 :SH901iC :☆☆☆
#113 [can]
莉奈『アハハッ!
その顔すごいですよ?』
夏美さんの変顔が
おもしろくて
笑いが止まらなかった。
亜由美も隣で笑っている。
:07/02/12 19:58 :SH901iC :☆☆☆
#114 [can]
今の環境がすごく好き。
何も望まない。
ずっと今が続けばいい。
ストリップを悪い事だとは
思わない。
天職だと思う。
きっと私は
こういう仕事から
抜け出せそうには
ないんだろうな。
:07/02/12 20:00 :SH901iC :☆☆☆
#115 [can]
三人は椅子に座り
タバコを吸ったり
ジュースを飲んだりした。
夏美『今日二人はドッチ?』
亜由美『私は洋風です』
莉奈『私も洋風です』
夏美『マジかよ〜
私、今日和風なんだよ』
:07/02/12 20:23 :SH901iC :☆☆☆
#116 [can]
羨ましかった。
私は
和風の方が好きだから。
今日は洋風。
洋風も洋風なりに
楽しい所もある。
しっかり働こう。
そう気合いを入れた直後、
ボーイに呼ばれて
洋風の楽屋に向かった。
:07/02/12 23:14 :SH901iC :☆☆☆
#117 [can]
今日はあの新人でもなく
ベテランのボーイだった。
しっかりしていて
入社当時から
優しくしてくれる。
ボーイ『莉奈さん
最近毎日入ってますね』
莉奈『そうなの…
でも休みもらっても
やる事ないしね』
:07/02/12 23:25 :SH901iC :☆☆☆
#118 [can]
ボーイ『僕もです。
休みもらっても
彼女もいないし、
やる事ないから
毎日入ってるんです』
苦笑いするボーイ。
莉奈『彼女いないの?
意外だな〜』
ボーイ『そうですか?』
莉奈『うん。
5人ぐらいいそう』
:07/02/12 23:27 :SH901iC :☆☆☆
#119 [can]
ボーイ『アハハッ!
5人って…莉奈さん
おもしろい人ですね〜』
莉奈『ハハッ』
楽しく会話をしながら
楽屋までを案内され
私は楽屋に入った。
:07/02/12 23:28 :SH901iC :☆☆☆
#120 [can]
服を着替えて数分後、
さっきのボーイに
呼ばれたから
楽屋を出る。
そして舞台袖へ。
洋風の場合は
和風と違い
一人でショーはしない。
3人程で踊ったりする。
:07/02/12 23:30 :SH901iC :☆☆☆
#121 [can]
洋風も和風と同じ
一人一時間のショーで
20分ずつローテーションをする。
袖から見ると
もう亜由美は
踊っていた。
ボーイ『それじゃあ
莉奈さん。お願いします』
ボーイの声で私は舞台に
飛び出した。
:07/02/12 23:31 :SH901iC :☆☆☆
#122 [can]
私が入ると
一時間やりきった人は
舞台から袖に消える。
20分の時間差で
尽きる事なく
三人のストリッパーが
ショーをする。
これが洋風。
:07/02/12 23:32 :SH901iC :☆☆☆
#123 [can]
フロアを見ると
やっぱり若い男だらけ。
亜由美はもうすでに
裸だった。
女同士で
絡み合うのを見るのが
好きな男もいる。
だから私は
亜由美に近寄り
一緒にいやらしく踊った。
:07/02/12 23:34 :SH901iC :☆☆☆
#124 [can]
客席からは
拍手が送られて
チップまでもらった。
亜由美と踊り続けていると
亜由美の終了時間になり
亜由美は袖へと
消えていった。
そして私は
ポールダンスを始めた。
:07/02/12 23:36 :SH901iC :☆☆☆
#125 [can]
音楽は激しく鳴り響き
ライトはチカチカと眩しい。
和風とは正反対。
ポールにキスしたり
ポールを舐めたり
ポールに絡み付いたり
私はいやらしく動いた。
おかげで
チップもたくさん貰った。
:07/02/12 23:37 :SH901iC :☆☆☆
#126 [can]
いやらしい流し目を
しながら客席を
見つめる。
たまに笑い、
私はゆっくりと脱ぐ。
じらす事が楽しくて
客の目の前で
からかうように
体を委ねる。
:07/02/12 23:39 :SH901iC :☆☆☆
#127 [can]
客の指を取って
舐めたり触ったりと
小さなサービスもする。
たまにチップをくれる
客がいるから。
そして亜由美が
抜けてから20分。
ラスト20分になったので
私は脱ぎ始めた。
:07/02/12 23:40 :SH901iC :☆☆☆
#128 [can]
裸になってからも
舞台に立ってる三人の中で
1番目立ちたいから
必死に色気を出す。
全員の視線を
くぎづけにしたい。
そんな気持ちで
私は体を動かす。
:07/02/12 23:42 :SH901iC :☆☆☆
#129 [can]
―――
裸での20分が終わり
同時に一時間になるので
私のショーは終わった。
さっきのボーイに
また楽屋までの
案内をされて
楽屋に戻った。
着替えを済ませて
休憩室に戻る。
こんな風に毎日
同じ事を繰り返す。
:07/02/12 23:44 :SH901iC :☆☆☆
#130 [我輩は匿名である]
おもしろぃです
がんばって下さい(゚∀゚)
:07/02/12 23:56 :SO903i :☆☆☆
#131 [∀]
読んでます
更新楽しみデスッ
:07/02/13 01:32 :SO903i :☆☆☆
#132 [我輩は匿名である]
:07/02/13 02:03 :N903i :☆☆☆
#133 [can]
:07/02/13 10:47 :SH901iC :☆☆☆
#134 [can]
―――
ある日
久しぶりの休みで
私は街に出掛けた。
男と待ち合わせを
している。
アッチの方はご無沙汰で
欲求不満だったから
正直な話、
早く男と寝たかった。
:07/02/13 10:52 :SH901iC :☆☆☆
#135 [can]
久しぶりに着飾って
久しぶりに気合いの
入ったメイクして、
待ち合わせ場所に
足を進めた。
待ち合わせ場所に着き
辺りを見渡すと
男はすでに来ていた。
名前は晃と言う。
:07/02/13 10:54 :SH901iC :☆☆☆
#136 [can]
莉奈『お待たせ』
晃『おぅ!大丈夫…
行こっか〜』
莉奈『うん!
てか少し買い物
付き合ってくれない?』
晃『いいよ』
私は晃に甘え、
腕を組みながら
街を歩き始めた。
:07/02/13 10:56 :SH901iC :☆☆☆
#137 [can]
晃『珍しいな!』
莉奈『何?』
晃『莉奈が腕組みとか
してくるなんて』
莉奈『嫌?』
晃『嫌じゃないよ』
莉奈『じゃあいいじゃん!
甘えたい気分なの』
晃『可愛い奴〜』
:07/02/13 10:58 :SH901iC :☆☆☆
#138 [can]
周りから見ると
カップルなんだろうね。
でも、私達に愛はない。
晃は遠距離中の
彼女がいた。
なかなか会えない
寂しさから
私と体を重ねる関係に
なっていった。
:07/02/13 10:59 :SH901iC :☆☆☆
#139 [can]
晃もデートと言う物が
楽しかったらしく
買い物も笑いながら
付き合ってくれた。
一緒に選んでくれたり
ダメだししてくれたり。
早くSEXしたいって
全然言わない。
買い物を楽しんでくれる。
晃はいい奴だ。
:07/02/13 11:01 :SH901iC :☆☆☆
#140 [can]
晃『久しぶりだし
ご飯でも行かない?』
莉奈『いいね!
私オゴるよ』
晃『はぁ?
女にオゴらせるなんて
そんなに俺は
やわじゃないし』
晃は苦笑いした。
莉奈『いいの?』
晃『もち〜』
:07/02/13 11:03 :SH901iC :☆☆☆
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