…キコエナイ歌声…
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#147 [三ッ葉
]
美「……ッ…!!」
視界に映る空の景色の隅には、ベットに腰掛ける麻人の姿があった!!
何で……
今日は家の事情でこれないって――…
面会時間も後少しで終わりなのに………
わざわざ逢いにきてくれたの―――??
私は、驚いてその場で固まる……
:07/03/27 12:02
:N902i
:☆☆☆
#148 [三ッ葉
]
〜 ア サ ト 〜
ガタンッ
麻「俺ッ…病院行ってくる!」
「こらっ…麻人ッ!!
まだ終ってないでしょ〜」
俺は母親の言うことに耳をかさず、靴を履いて
急いで家をでた
用事も最後までしてねぇけど、面会時間もあと少ししか残ってねぇし――…
今日は逢いにいけないって言ってたけど
急に逢いにいったら
美和、驚くだろーな
:07/03/28 10:30
:N902i
:☆☆☆
#149 [三ッ葉
]
ガラッ…
麻「美和――…って
いねぇし…;;」
病室を開けると誰もいなかった
窓の外から見える夕日が真っ白いシーツをオレンジ色に染め上げていた
俺は、
ハァッ…と一息つきながらその上にゆっくりと腰掛けた
美和、施設の方にいんのかな??
:07/03/28 10:38
:N902i
:☆☆☆
#150 [三ッ葉
]
そんな事を考えてたら
ガララッ
病室のドアが開いた
麻「……美和っ!??」
美和は足を一歩踏み入れたっきり、動かなくなった
光の加減で美和の顔が影で隠れている
さぞかし驚いてるんだろーな(笑)
俺は首を傾けて美和の表情を伺おうとした
:07/03/28 11:34
:N902i
:☆☆☆
#151 [三ッ葉
]
俺の目に映る美和の表情に驚いてしまう
美和の頬には、いくつもの涙が零れていた
それに、赤みの引いていた喉がまた赤くなっていた
見るからに痛々しかった
麻「………」
俺は何も言わず、その場で手を前にだした
美和の思いを教えてもらうために――…
:07/03/28 11:55
:N902i
:☆☆☆
#152 [三ッ葉
]
美「―――ッ…」
美和はコチラに両手を差し出して走りだす
スッ――
でも美和は、
俺の手を掴まなかった
麻「……美和ッ?
おっ…おい―――ッ!!」
ドサッ
:07/03/28 12:31
:N902i
:☆☆☆
#153 [三ッ葉
]
美和は、急に走り寄り
俺に抱きついてきた
本当に急で、
反動に耐えられない俺はベットへと押し倒される
ちゃんと、筋トレしときゃよかった;;なーんて…
麻「……どうしたんだよ」
少し悶える俺にお構いなく、美和は更に俺を抱き締めた
体が小刻みに震えている
美和の涙が俺の服にシミを作っていく――…
:07/03/28 14:34
:N902i
:☆☆☆
#154 [三ッ葉
]
美和の震える手を握ろうとした時、美和が軽く手を遠ざけた……
知られたくないのかよ?
でもさ、
美和の泣いてる顔見ててじっとしてらんねぇよ
俺は、もう一度手を握った――…
ちょっと強引だけど;;
ドクンッ……
:07/03/30 00:47
:N902i
:☆☆☆
#155 [三ッ葉
]
――――――………
…………―――――
病院はもう嫌。
私を哀れな目で
見ないで――……。
普通に生活したい
学校行きたい。
友達ほしい。
泣いちゃ駄目。麻人が傍にいてくれてるのに。
お父さん……。
お母さんごめんね。
声――…戻らない。
でも、戻っても素直に喜べないよ。
これは、罰だもん。
:07/03/30 00:55
:N902i
:☆☆☆
#156 [三ッ葉
]
嫌だ……。
もう嫌。
普通に生きたい――…
なんで、私なの??
なんで私は普通に生きられないの――…??
普通に生きたい
普通に生きたい
―――――……………
…………――――――
:07/03/30 00:58
:N902i
:☆☆☆
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