…キコエナイ歌声…
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#391 [三ッ葉
]
「……ッ…」
「いってぇーッ!!」
部屋には、声にならない私の声と麻人の大きな声が響いた。
「……ッ…お前、何してんだよ!?」
麻人が少し赤く染まっているおでこをさすりながら言う。
あたしの馬鹿〜!!
私は心の中で悲鳴をあげた。
「ほんと馬鹿だ!!」
:07/09/18 03:11
:F904i
:☆☆☆
#392 [三ッ葉
]
あっしまった!
溢れた力を制御出来ない今の麻人には、手を握らなくたって、何だって読み取られてしまう!!
「……」
麻人が急に口を閉じた。
も、もしかして
私が何しようとしてたかバレたかな?
冷や汗が流れる…
「寝てる病人に頭突きくらわす女なんて、どこにいんだよ……」
麻人は腹を抱えて、ククッと笑いを抑えて笑う。
この反応を見ると
セーフセーフ!!
:07/09/18 03:17
:F904i
:☆☆☆
#393 [三ッ葉
]
って、安心してる場合じゃない……。
本当に何しようとしてたんだろ。
顔と顔……ちゃんと言うと唇と唇……を近づけようとしてた自分がする事なんて――…
キスしかないじゃない!!
変態か、自分は。
心の中で激しくうろたえた。
でも、麻人なら
いいと……思ったんだ
:07/09/18 03:22
:F904i
:☆☆☆
#394 [三ッ葉
]
なんだかんだ言って
私の体が勝手に動いて招いた変態な行動も、
ベッドからずり落ちた私の手の所為でバランスを崩し、勢い良く麻人の頭に頭突きしちゃったし
キスした訳じゃないからいいのか………。
でも、麻人の頬に少し唇がかすったのは事実。
きっと顔が熱いから
赤く染まっているんだろうな。
本当に馬鹿だ私は。
「それ、飯?」
いろいろと考えすぎて、パンクしそうな私に麻人がお粥の入ったお皿を指差し、話し掛ける。
:07/09/18 03:30
:F904i
:☆☆☆
#395 [三ッ葉
]
私は小さく頷いた。
「そ、さんきゅーな。
じゃあくわせてよ。」
"え、えっ?"
何恥ずかしいことサラッと言ってのけてるの!?
麻人の発言に更に熱をあげた筈だ。
麻人、こんなキャラじゃないし……!!
「俺、何言ってんだろな。きもいな……」
麻人は布団で少し赤みがかっている顔半分を覆い隠し、更に大きな手で顔を覆った。
:07/09/18 03:41
:F904i
:☆☆☆
#396 [三ッ葉
]
何だかそんな麻人が可愛らしく思えて、私はフッと微笑んだ。
"仕方ないなぁ〜"
私はお粥の入ったお皿とスプーンを手にもってから、少量のお粥をすくったスプーンを麻人の口の前に持って行った。
少し手が震える。
「……まじかよ」
麻人は少し躊躇ってからゆっくり口を開けた。
自分から言った癖に躊躇った麻人に少しツッコミをいれたくなった。
:07/09/18 03:49
:F904i
:☆☆☆
#397 [三ッ葉
]
しばらく同じ事をしていると麻人は、躊躇う事なくお粥を口に入れてくれて、お皿の中を空にしてくれた。
とりあえず食事はとれたみたいで安心した。
"じゃあ、お皿洗ってくるね"
立ち上がって進もうとした私の動きは、麻人に制される。
麻人が私の制服の裾を掴んだからだ。
振り向いて目に映る麻人の目は、まるで行くなといっているようだった
:07/09/18 03:58
:F904i
:☆☆☆
#398 [さと]
:07/09/23 11:04
:SH904i
:☆☆☆
#399 [か]
あげ

:07/09/25 22:48
:SH902i
:☆☆☆
#400 [か]
放置?
:07/09/30 22:06
:SH902i
:☆☆☆
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