…キコエナイ歌声…
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#16 [三ッ葉
]
〜♪
ピアノの音の上に透き通るような声が踊っているようだった
この新しい曲―――…
さっき、お母さんと一緒に口ずさんだ時から何かを感じた
やっぱりいい曲……。
スウッ――…
:07/03/07 21:18
:N902i
:☆☆☆
#17 [三ッ葉
]
私も上手に歌いたい
いつか
歌手になりたい……
そんな思いを大きく抱いて息を吸った
私の声も重なっていった……
思いを込めて
一つ一つの音を――…
詞を大切に噛み締めながら歌った
:07/03/07 21:22
:N902i
:☆☆☆
#18 [三ッ葉
]
そんな時――…
理「………!」
恭「………!!」
お母さんは声を出すのを止め、お父さんは何かに驚いたような顔をしながら
ピアノを弾いていた
だけど……
歌の世界に入りきった私は、そんな事に気付かないまま歌い続けた
:07/03/07 21:26
:N902i
:☆☆☆
#19 [三ッ葉
]
歌いながら目を開くと
…………ッ!?
知らない男の子がバルコニーの柵の間からこちらを見ていた
誰――…??
その男の子はひたすら戸惑う私を見ていた
:07/03/07 21:46
:N902i
:☆☆☆
#20 [三ッ葉
]
私は何となく笑顔をつくった
すると――…
無表情な男の子の顔が少しゆるんだ
ドクンッ……
「こら、麻人ッ……人の家をのぞくもんじゃありません!!」
横にいた男の子はお母さんに手を引っ張られて
視界から消えていった
:07/03/08 02:40
:N902i
:☆☆☆
#21 [三ッ葉
]
〜アサト〜
………………….
スタスタ――…
お母さんに引っ張られて歩いた
さっきの子の歌声…
俺と同じ年ぐらいだけど、全然そうとは思えないくらい上手かった
:07/03/08 02:46
:N902i
:☆☆☆
#22 [三ッ葉
]
あの子の歌ってたメロディーが頭の中で何度も流れた
ドクンッ……
あの時感じた鼓動――…。
俺の何かが疼いた――…
また逢うのかな……??
:07/03/08 02:50
:N902i
:☆☆☆
#23 [三ッ葉
]
〜ミワ〜
…………………
理「美和…本当に歌が上手くなったわね」
恭「俺も驚いた!六歳とは思えない歌だった」
二人がうんうんと頷く
美「本当ッ!??
それより、さっきの男の子――…」
恭「あぁ〜近所に住んでる神山さんだっけ??」
:07/03/08 02:55
:N902i
:☆☆☆
#24 [三ッ葉
]
理「そうそう!
神山……麻人くんってゆうんだって
美和と同じ年よ??
でも違う小学校では、違うクラスだよね…??」
お母さんが私に問いかけた
美「うん。だって、あの男の子知らないもん」
入学したばかりの私は、違うクラスの事などよく知らない
:07/03/08 02:59
:N902i
:☆☆☆
#25 [三ッ葉
]
でもあの時――…
何かを感じた。
また………
あえるのかな??
:07/03/08 03:01
:N902i
:☆☆☆
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