…キコエナイ歌声…
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#207 [三ッ葉
]
〜 ミ ワ 〜
3階……3階っと―…
麻人を見失った私は
とりあえず3階へ上がる為に階段を上っていた
段差がなくなり
周りを見渡す――…
やけに綺麗な校内だった
それに人気はない……
クラスの標識すらも見当たらない
美和 [jpg/24KB]
:07/04/16 22:45
:N902i
:☆☆☆
#208 [三ッ葉
]
〜♪
美「……!?」
突然廊下に響き渡るピアノの音が私の耳を通っていく
何だかテンポも速いし
技術も高度な曲――…
でも、すごく上手。
誰が弾いてるんだろ??
音のする方ををたどっていくと、どうやら発信源は
音楽室だった
:07/04/18 01:07
:N902i
:☆☆☆
#209 [三ッ葉
]
あれ??
見た事のある学校の案内図に、3階に音楽室なんかなかったはず――…
ここ、本当に3階!?
とうとう階段もちゃんと上れなくなったのか?
頭がこんがらがっていく
てか、いい年して地図見れないし、迷子だし;;
やっぱ自分って馬鹿なんかな?と思った
誰か馬鹿な迷子を助けてください――…
……………あっ!!
:07/04/18 01:15
:N902i
:☆☆☆
#210 [三ッ葉
]
パタパタッ…
私は、何かにひらめき小走りで音楽室へ近づいた
近づけば近づくほど
心に染み渡っていく綺麗な旋律の表現……。
ドアの透明なガラスから
頭をひょこっとだしてドアごしに様子を見てみる
美「……」
そこには、一人の男子生徒がいた
いや、男子の前に"美"を付けて美男子生徒と言った方が合う!!
:07/04/18 01:39
:N902i
:☆☆☆
#211 [三ッ葉
]
落ち着いた栗色の髪
前髪は斜め分け
スラッとした顔だち
黒ぶちの眼鏡
がチャームポイントかな??
と、頭の中でいくつか取り上げてみた
それに、とても優しそうな表情でピアノを弾いている――…
思わず見入ってしまった
ガラッ
気付いたら体が勝手にドアを開けていた
……………;;
:07/04/20 02:00
:N902i
:☆☆☆
#212 [三ッ葉
]
「………」
男子生徒は静止して私を凝視した
美「………;;」
私は、一歩後退りドアの後ろに隠れた
ピアノの邪魔しちゃった!!
頭の中で何回も馬鹿な自分に後悔した
プッ…
小さな笑い声が聞こえる
私はひょこっと顔をだした
「そんな隠れなくたって大丈夫だよ。
ピアノ弾きたいの??」
:07/04/20 02:07
:N902i
:☆☆☆
#213 [三ッ葉
]
彼は穏やかな表情で私に問い掛けてきた
ピアノ……
久々に弾いてみたいな――…
そんな思いが私の中で少し芽生えたために
私は、彼に向って頷いた
「……どうぞ」
おずおずとピアノに近づく私に彼は椅子をひいてくれた……
紳士的な方だ!!
:07/04/20 02:15
:N902i
:☆☆☆
#214 [三ッ葉
]
ってのは置いといて!
椅子に腰をかけて、鍵盤に手を置いた。
今頭の中に浮かぶ楽譜が何故かお母さんの新曲になるはずだった曲――…
少し手が震える
でも、私は弾くことにした
〜♪
久しぶりすぎて鍵盤が重く感じたが
慣れてきたのかな??
楽しくなってきた!!
………お母さん
:07/04/20 02:25
:N902i
:☆☆☆
#215 [三ッ葉
]
〜 ア サ ト 〜
麻「ハァ…ハッ――…
あいつ…一体どこにいんだよッ……;;」
荒い息遣いが口からこぼれる
現在の俺の現在地は
俺と美和のクラスになる
2―6の教室
先に行ったのかと考えて来たもののいねぇし;;
他にどこにいく??
誰かにさっそく声でない事でいじめにあってたりなんか――……
ないとは限らねぇし;;
:07/04/20 02:35
:N902i
:☆☆☆
#216 [三ッ葉
]
〜♪
麻「………!!」
色々頭で考えていたら
どこかからピアノの音がかすかに耳に届く
小さいピアノの音を聞こうと周りの音を掻き分けながら耳を澄ました
ピアノの音は、さっきからずっと聞こえてたけど……この曲は――…
高らかに歌う美和を初めて見たときの曲
この曲を忘れるはずがない
:07/04/22 02:54
:N902i
:☆☆☆
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