家庭教師 (エロ)
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#241 [RUI]
『…―お前ら、プリント出来たのかぁ〜??』


「……ッ?!やばっ!!!」


教室内の様子を見兼ねて、先生がいきなり注意を促したので、あたしは適当にメールを打つと、それを送信してしまった。


あーぁ…。
慌てて携帯隠すンじゃなかったよ。


目線の先には、
『送信完了』の4文字―。

変な文、送ってなきゃいいけど。

⏰:07/05/15 00:46 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#242 [RUI]
『もう授業終わりになるから、後ろからプリント集めてくれ〜』


〜〜キーンコーンカーンコーン〜♪〜

先生がそう言うと、チャイムが鳴ったので、一番窓際の席の真奈美と他のクラスメイトは、立ち上がり、プリントを回収し始めた。


『ひぃ…ふぅみぃ…―っヨシ。全員分あるな。昼休み入っていいぞ〜』


先生が退室する時、その言葉を合図に、授業の時よりも騒がしい声や物音が周囲を包む。

⏰:07/05/15 00:53 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#243 [RUI]
「やたーッ!!飯だ、飯!!」

「ね、こっちで食べよ〜」


教室のあちこちで、クラスメイト達がお昼の準備をし始める中、あたしは、千春の席へ向かった。


「千春っ!!お昼だよ〜」
「ん…もうそんな時間だっけ〜??」


まだ半分寝ぼけている様子の千春は、辺りを見回す。

⏰:07/05/15 13:36 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#244 [RUI]
「も〜寝過ぎッ!!(笑」
「それよりお昼しよ〜」


あのね…;
どんだけマイペースなの。


千春はあたしの事を無視して、鞄からお弁当を取り出すと机の上に広げた。

⏰:07/05/15 14:03 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#245 [RUI]
「真奈美??何してんの??早く食べよーよ」
「ん…あ、はーい」


あたしは、千春のペースに乗せられてお弁当を取りに自分の席へ一度戻った。


「早く、早くッ♪あ、その机空いてるし使お」


千春の机と近くにあった机をくっつけて、お互いお弁当を食べ始めた。

⏰:07/05/15 14:12 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#246 [RUI]
「ねー??」
「ん〜??なに??」


二人で他愛ない話をしながら、お弁当を食べていると千春が急に顔を覗き込んできた。


「今日もカテ教なの〜??」


あ…―そういえば、
埋め合わせする約束してたんだった。


千春が何言いたいのか、何となく感づいた。
雰囲気からして、遊びに行く誘い…。

⏰:07/05/15 14:16 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#247 [RUI]
「あー…今日は何か用事あるンだって」
「そーなの??」


パッと千春の表情が明るくなった。


「うん…だから、今日は前の埋め合わせするね」
「良いの?!」
「うん」


その後千春は、放課後、行きたい所があると話していた。

⏰:07/05/16 10:10 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#248 [RUI]
「じゃあね〜♪」
「バイバーイ」


午後の授業も終わり、教室からクラスメイトがぞろぞろと出て行く。


「真奈美〜♪行こっ」
「んー。ちょっと待って」


鞄に荷物を詰め込むと、廊下で待つ千春の元へ駆け寄った。

⏰:07/05/16 10:14 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#249 [RUI]
「お待たせッ!!」
「行ける??じゃ、行こっかぁ〜♪」


ご機嫌な千春と一緒に、二人で駅へ向かう。


「買い物したいから、付き合ってもらっていー??」
「んー、いいよ」


切符を購入し、ホームで電車を待つ間、そんな話をしていると、すぐに電車が来て乗り込んだ。

⏰:07/05/16 10:23 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#250 [RUI]
「はぁ〜疲れたぁッ!!」
「結構買ったねー。」


買い物の休憩の為に、あたしと千春はお店に入り、少し話す事にした。


「…ところで、」
「なに??(笑」


他愛ない会話の途中、千春が急に真剣な表情で聞いてくるから、少し苦笑してしまった。


「春樹くんの事、幼なじみって聞いたけどさ…本当はどーなの??(笑」
「なに、本当はって…」
「そりゃ、好きかどうかでしょ」


得意げに言うと、千春は一口ジュースを飲んだ。

⏰:07/05/16 10:36 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#251 [RUI]
「昔は好きだった時期もあるけど、今は違うよ(笑」
「ふーん??」


この時のあたしは、まだ自分の本当の気持ちに気付きもせずにいた。


「ね、あれって春樹くんじゃない…??」
「え〜??どこ??」


話の途中、千春がそんなことを言い出すので、あたしは窓の外を見る。


「違うかなぁ??似てると思わない??」
「んー…」


千春が言うように、確かにその人は、春樹と背格好が似ていたけれど、前を向いているので、顔がわからない。

⏰:07/05/16 12:03 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#252 [RUI]
「確かに似てるけど…顔見えないからなぁ」


横顔だけでもこっち見たら分かるのにな…


「あ〜そっかぁ…こっち向かないかな―ッあ!!」


千春がそう言った時、その人物が隣にいる女の子に話し掛けているのが見えた。

⏰:07/05/16 12:15 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#253 [RUI]
「…春樹…―。」
「あ、やっぱり春樹くんだったんだ〜w」


その人、誰―??

…彼女??


戸惑いが隠せないあたしの前で、千春は、春樹だったことに納得していた。


「隣の女の人って彼女かなぁ??真奈美、知ってる??」「…知らない。」


仲よさ気に歩いていく、
春樹と女の子。

あたしは、春樹のあんな笑顔見たことない…


隣にいる子に嫉妬してた。

⏰:07/05/16 12:25 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#254 [RUI]
「ねー、真奈美。やっぱまだ春樹くんのこと、好きなんじゃないの??」
「違うッ!!そんなことないよ…そんなこと…」


春樹と女の子が見えなくなって、千春と向き合っていたらそんな事を言われて、戸惑ってしまう。


そうだよ…そんなこと。
ありえない。

それに、

もう昔の話…その気持ちは無くしたハズ。

⏰:07/05/16 12:32 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#255 [RUI]
「ま、真奈美が誰を好きであろうと、あたしは応援するからさッ」


自分でも気付かないくらいに、思い詰めた表情をしていたのか、千春は励ますようにそう言ってくれた。


「…ありがと」
「いいよ。だってウチら、親友じゃん??ねっ」


照れ臭そうに千春は、そう言ってジュースを飲む姿に、あたしは笑みを零した。


「そろそろ帰ろっか」
「そだね」


照れ臭い雰囲気に耐え切れないとでも言うように、千春が切り出し、あたし達はそれぞれ帰宅した。

⏰:07/05/16 12:42 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#256 [RUI]
「はぁ〜疲れた…」


誰も居ない家に帰るなり、真奈美は自分の部屋へ向かうと、買い物した物をその辺に置き、ベッドへ寝そべった。


「…あ、服片付けよ」


買った服、そのままは…
マズイよね(笑)


軽くベッドで休憩して起き上がると、あたしは投げ出していたショップ袋を片付ける為、クローゼットを開ける。

⏰:07/05/16 12:50 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#257 [RUI]
「結構買ったなぁ〜(笑」


買った服を見ては、今度出掛ける時に着ていこう、
なんて考えていた。


独り言を呟きながら、真奈美は、買った服をクローゼットへ片付けていく。


「…―ぁ。」


ふと、窓へ視線を移すと、隣の春樹の部屋の電気が点いていた。


「帰って来たんだ…」


こうゆう時、家が隣ってなんか…やだなぁ…。


あたしと春樹の家は隣り合わせ。

そのうえ、部屋も隣り合わせ…だから、気付きたくなくても見たら分かる。

⏰:07/05/16 13:06 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#258 [RUI]
―…コンコンッ!!!


「…??」


春樹の部屋に繋がる窓を叩く音で、ハッと我に返る。


カチャッ…カラカラ…―。


「はーい…」


窓に駆け寄り、訪問者が誰か分かりきっていたけど、あたしは気乗りしないまま窓を開けた。

⏰:07/05/16 13:18 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#259 [RUI]
「やぁーっと開けてくれたな(笑)気付いてないかと思って焦った(笑」


窓を開け、待ってたのは
春樹の笑顔…。


いつもなら、嬉しい事でも今は…顔を見たくないと思っている自分がいる。

最低だ…


「真奈美ッ!!おい、聞いてんの??(笑」
「え…あ〜、うん」


ポンポンと軽く頭を撫でられて、適当に返事した。

⏰:07/05/16 13:29 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#260 [RUI]
「…なんだよ??えらく元気ねーな。何かあった??」


前と変わらない、春樹の大きな手は、あたしを優しく包む。

でも…それが、今はツライ…


「…何もないよッ。今日買い物行ったから疲れちゃっただけ」


そう言いながら、ふいと、春樹の手から離れた。

⏰:07/05/16 13:34 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


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