執事依存症

　
　私が夢中になるものなんて
　絶対無い｡
　ましてや依存症なんて｡
　ありえない｡

　｢あいつ｣にとりつかれる前まで
　私はずっとそう思っていた</Div>
　

姫ちゃんはﾚｽﾞになろうかと思うくらい可愛い笑顔を見せてくれた

そのときﾀｲﾐﾝｸﾞよく,電話がなった

姫苺｢でてきます｣

お辞儀して部屋を出ていった

小走りで廊下を走る音が聞こえる

あげぇ(･∀･)

　
愛美さん★！

ありがとうございます(^ω^)　

　
姫苺｢…失礼します｣
玲花｢誰から？｣

…嫌な静けさ

姫苺｢葵様が…お嬢様にありがとうって伝えてくれ､と…｣

………葵

窓の外の枝に止まる小鳥は、青く染まる空にはばたいていった…　

　
数ヵ月後……

S2は葵がいなくなった後、公式HPで長期休業を発表した

ルジ｢お嬢様ｰ？｣
玲花｢なーにー………｣

気の抜けただらだらの毎日を過ごすようになった私を
ルジは心配してくれた
毎日一緒にいてくれるし

玲花｢ってゆーか…奏は？｣ルジ｢葵のかわり探すの手伝ってんだって｣　

　
玲花｢積極的だねー…｣
ルジ｢あのホモカップルに頼まれたらしーよ｣

…そう。
じゃ－仕方ないね

ルジ｢…行きますか？｣

…え？

玲花｢いいのっ!?｣
ルジ｢見にきていいって奏がいってたから｣　

　
玲花｢行くっ!!｣

ルジはｸｽｸｽ笑いながら私を抱きしめた

ルジ｢この格好でいけるわけ？｣

髪の毛をｸﾙｸﾙ指にからめながら微笑むルジ

玲花｢…お願いします｣
ルジ｢了解｣

今日のルジは機嫌がいい
鼻歌歌ってるし…　