Four-Hand Performance<1>
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#1 [琉燈] 07/05/09 17:56
はじめまして♪初めて小説を投稿させていただく、琉燈(りゅうひ)と言います。まだまだ下手ですが、よろしくお願いします。中傷・荒らしは勘弁してください。

#310 [琉燈]
「・・・奈美たちって、何で付き合いだしたの?」

疑問が膨れ上がって、楓はとうとうそれを口にした。

そう聞かれて、奈美は考え込む。

「何でだろなぁ〜?

なんか、最初あった時から、
『気が合う』なぁ〜って感じでさ。

そっから、そーゆー風になっちゃったって感じ」

「・・・ふ〜ん・・・」

よくわかるような、あんまりわからないような説明に、
楓はしぶしぶ相槌を打つ。

「だから、たま〜に、
楓と音宮が羨ましくなるんだよね〜」

奈美は楓を見ながら、ふとそんな事を言った。

⏰:07/05/26 21:00 📱:PC 🆔:TpkP7TgU


#311 [琉燈]
「・・・私達が?何で?」

「だって、2人とも素直にやってんじゃん?

あたし達みたいに、
付き合ってんのかからかいあってんのかもわかんないような
付き合い方じゃないしさ

好きなら『好き』ってちゃんと言えるし、
いっつも仲よさそうだしさ」

「奈美たちだって、仲良さそうに見えるよ?」

「あたし達の『仲がいい』とは違うよ」

奈美はちょっと淋しそうな笑みを浮かべる。

「あたし達って、そんな素直でもないしさ。

あいつから『好きだ』とか言われた事もないし、
そんな会話もほとんどしないし」

奈美の話を聞いていると、
楓はハッと、この間の出来事を思い出してしまった。

⏰:07/05/26 21:06 📱:PC 🆔:TpkP7TgU


#312 [琉燈]
急に顔を赤くして黙り込む楓を、
奈美はじ〜っと見つめる。

「何?どうかした?」

「へっ!!?

・・・う、ううん、何でもないよ」

『光にキスされた』なんて言えるはずもなく、
楓は首を振って、下を向く。

何か恥ずかしがっているような楓に、
奈美も首をかしげる。

「・・・いいねぇ、純愛満喫できて」

奈美はちょっといじけたように、
ぼそっとそう楓に言った。

楓は何も言えず、黙る。

奈美に『自分だって』なんて言うには程遠いし、
『そんなことないよ』と言っても、
変な慰めになるだけだ。

⏰:07/05/26 21:12 📱:PC 🆔:TpkP7TgU


#313 [琉燈]
「・・・奈美たちだって・・・、
『出来ない』って、決まったわけじゃないよ」

元気付けるのは下手くそなのだが、
何か返したい。

楓はそう思って、とっさにそう言った。

奈美はちょっと間きょとんとして、
でもすぐに、にっこり笑い返した。

「そうだな、
楓の言う通りかもな」

「・・・うん・・・!」

奈美が笑ったのを見て、
楓も嬉しくなって笑い返した。

⏰:07/05/26 21:14 📱:PC 🆔:TpkP7TgU


#314 [み-*。゚]
いつも読んでます続きが気になります頑張って下さい

⏰:07/05/29 18:04 📱:SA702i 🆔:dBZy82q6


#315 [琉燈]
はじめまして(^^)読んでもらえて嬉しいです♪

最近更新できてなくてすいません。
視力の低下が気になりまして・・・(;_;)

今までのように一気にいっぱいは
更新できませんが、頑張りたいとは思っています。

なので、かなり時間がかかりますが、
ご了承ください(>_<)

ちなみに、今日はこれから出かけるので、更新できません・・・。
ごめんなさい・・・。

⏰:07/05/29 18:22 📱:PC 🆔:JyhBlEqk


#316 [み-*。゚]
応援してます主サンのペースで頑張って下さい

⏰:07/05/29 22:18 📱:SA702i 🆔:dBZy82q6


#317 []
楽しみにしてます

⏰:07/06/09 20:01 📱:SH903i 🆔:2G/tibIw


#318 [うさ◆IZLwGhF6Cg]
あげ♪

⏰:07/06/14 18:41 📱:W22SA 🆔:☆☆☆


#319 [たいらともよ]
おもしろいです(>ω<ゞ

⏰:08/08/20 10:54 📱:PC 🆔:☆☆☆


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