ぎんいろのおおかみ〈}イラスト付きBL}〉
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#110 [我輩は匿名である]
エロ楽しみフ
主さん頑張ってねえケ

⏰:07/08/17 01:15 📱:W44K 🆔:zlvGzg.6


#111 [☆Cocomo☆MILK☆]
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
|トクメイサンへ|
ありがとです遇P
落書きが仕上がった(?)ので更新します(o^v^o)
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴

⏰:07/08/17 11:53 📱:W51S 🆔:☆☆☆


#112 [☆Cocomo☆MILK☆]
>>107 より|

⏰:07/08/17 11:55 📱:W51S 🆔:☆☆☆


#113 [☆Cocomo☆MILK☆]
真っ直ぐ見上げた輝夜に、セツは目を見開いた

その表情にぐっと唾を飲み逸る鼓動を押さえようとした

答えを待つ輝夜は真剣な顔つきで、セツは大袈裟に息を吐いた

「…何を言っている」

あきれたような顔

輝夜はそれでも尚、セツに詰め寄った

⏰:07/08/17 11:59 📱:W51S 🆔:☆☆☆


#114 [☆Cocomo☆MILK☆]
「言ってる意味なんてわかってる…俺は何か貴方に…力になりたいだけだ」

ヒトの精気を吸い妖力を高めるとセツは言った

ならばせめて自分にそれができるのなら
彼の役にたてるのなら
意を決し、引き下がらない輝夜にセツは口を開いた


「…確かに人間と交われば、妖力は回復する…が」

⏰:07/08/17 12:03 📱:W51S 🆔:☆☆☆


#115 [☆Cocomo☆MILK☆]
「…っあ…!」

ぐらり、と視界が傾き、固い地面の感触が背中に伝わった

押し倒されたと気付いたのは覆い被さるセツの瞳を見上げた時だった


「妖魔と交わった人間は寿命が縮まり……最悪、死んでしまう場合もある」

「……え…」

「それでもオマエは俺に抱かれるか」

挑むような言葉

輝夜はその言葉に少し躊躇い、セツを見つめた

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⏰:07/08/17 12:11 📱:W51S 🆔:☆☆☆


#116 [☆Cocomo☆MILK☆]
「…死ぬのは…嫌だ…でも」

―少しでも、貴方の力に―――


「でも、俺はそれでもいい」

こんなに他人のために思ったことがあっただろうか

初めて感じた人の優しさ
暖かさ

一瞬にして、輝夜の心を満たしてくれた

「…後悔するなよ」

ふと笑んだセツの唇が輝夜の唇に優しく触れた

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⏰:07/08/17 12:20 📱:W51S 🆔:☆☆☆


#117 [☆Cocomo☆MILK☆]
―――――――――――――――…


薄暗い洞窟内では時間の感覚がおかしくなる

外から響く断続的な雨の音と、熱くなる身体が意識を曖昧にさせていた

「ン、…なん、か……待って」

「どうした…?」

輝夜の首筋をゆっくり舐め上げていたセツが止めるような声に顔をあげた

「ん…と、ちょっと…こわい…」

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⏰:07/08/17 15:53 📱:W51S 🆔:☆☆☆


#118 [☆Cocomo☆MILK☆]
素直に延べたセリフ

セツは身を離し、輝夜を見下ろした

「…やめておくか?」

無理強いはさせたくない、と髪を透かれて輝夜はあわてて首を振った

「違う…っそうじゃなくて…あの、こういうの…はじめてだから…」

顔を赤く染め、言いにくそうに呟いた言葉に、セツは一瞬呆気に取られ小さく笑った

「…心配するな。何も最後まではしないさ」

「……え…?」

⏰:07/08/17 16:00 📱:W51S 🆔:☆☆☆


#119 [☆Cocomo☆MILK☆]
「…初めからお前を危険なカケに晒すつもりはない。
…母親に会うんだろう?もし今ここでオレと交わり死んでしまったら、オマエは悔やみながらオレを怨み続けるだろうしな」

それだけは勘弁だ、と苦笑いしセツは輝夜の頬に口付けた

「でっでも…!それじゃぁ…」

言いかけた言葉を吐くよりも早く、セツの唇に飲み込まれた

低い体温とは裏腹に、熱い口内

⏰:07/08/17 16:07 📱:W51S 🆔:☆☆☆


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