ぎんいろのおおかみ〈}イラスト付きBL}〉
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#171 [☆Cocomo☆MILK☆]
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|パンさん|
|とくめいさん|
|椎鑼さん|
|馨さん|
|とくめいさん|
みなさんほんっとーにありがとうございます(>д<)ホ遅くなりましたがもう少ししたら更新します☆
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:07/08/23 22:34 :W51S :☆☆☆
#172 [さゆり]
あげ(・⌒゚)
:07/08/23 22:39 :SH904i :YmssGqGw
#173 [☆Cocomo☆MILK☆]
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|さゆりさん|
あげありがとうです|
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:07/08/23 23:14 :W51S :☆☆☆
#174 [☆Cocomo☆MILK☆]
:07/08/23 23:14 :W51S :☆☆☆
#175 [☆Cocomo☆MILK☆]
――――――――――――――
幼い頃
毎年ある季節が訪れると、父は一本の桜の枝を折り輝夜を連れて村外れの湖へ足を向けていた
ほとりにある小さな丸い岩に、その桜を供える父の背は幼いながらも小さく感じたのを今でも覚えている
:07/08/23 23:18 :W51S :☆☆☆
#176 [☆Cocomo☆MILK☆]
その岩が誰の墓であるか、訪ねなくてもわかる
だからいつもの帰り道、
『どうしてさくらのえだなの?』
と訪ねたことがある
父は繋いだ小さな手をしっかりと握りしめ
『桜は何年も繰り返し綺麗な花をつけるだろう?
昔から、ずっとあなたのそばにいますよって意味を込めて桜は咲くんだって――――お前の母さんが言っていたんだ』
:07/08/23 23:23 :W51S :☆☆☆
#177 [☆Cocomo☆MILK☆]
輝夜はちらりと父を見上げた
普段、父は母親の話をしない
毎年、湖のほとりに花を添えに行くときだけ、父は母親の話をする
見上げた父は思ったよりもずっと清々しく、眉を下げる輝夜を見下ろし柔らかく笑んだ
『いい話だろう?
父さんは母さんの話を聞くのが好きだったよ』
母が亡くなり、初めて見せた父の笑顔
それは同時に、輝夜が見た最後の父の姿だった
:07/08/23 23:29 :W51S :☆☆☆
#178 [☆Cocomo☆MILK☆]
『いいかい輝夜。
お前は父さんと母さんの息子だ。
たとえ離ればなれになっても、私たちはずっとお前のそばにいる。寂しくなったら桜をご覧なさい。
母さんも見守っているよ―――――』
――――――――――――――…
「――父、さん…」
:07/08/23 23:33 :W51S :☆☆☆
#179 [☆Cocomo☆MILK☆]
「ああ?…こいつ何かしゃべってるぞ」
「起きたのか?お前見てこいよ」
「お前が行けよ。
俺ァ嫌だぜ。妖魔なんかの側によったら殺されちまう」
数人の声が響きわたり、輝夜は目を覚ました
「あ…れ…ここ…」
横になったままの体
服越しにひやりとする感触に、輝夜はゆっくりと体を起こした
:07/08/23 23:42 :W51S :☆☆☆
#180 [☆Cocomo☆MILK☆]
辺りを見渡しても、薄暗い場所ではっきりと周りが見えない
数歩近づき、鉄の棒で入り口を塞がれていることに気付き先程のことを思い出した
――――そうだ俺…
『妖魔の子供だ』
『地下牢に連れていけ』
『殺せ』
老人の言葉が頭に木霊する
足元から這い上がる恐怖に、輝夜は鉄格子を握りしめ叫んだ
「お願い!誰か!ここから出して…!」
:07/08/23 23:48 :W51S :☆☆☆
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