大好きな春へ ...≪BL≫
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#233 [コロ]
妻に先立たれた父は
一人息子の勇気と
少しでも長く一緒に
すごそうとした。
そのへんの俳優に負けない見た目だと、父は勇気を
心から自慢にしている。
ただ未成年の喫煙と飲酒
だけは常々しかっていた。
:07/08/25 01:48 :SH700i :D75H/44w
#234 [コロ]
(勇)父「あ!三波社長」
三波「ようこそ中西さん」
(勇)父「息子の勇気まで
招待していただき
ありがとうございます」
勇「はじめまして。
勇気です」
三波「はじめまして
やっと会えたね。ニコ」
:07/08/25 01:58 :SH700i :D75H/44w
#235 [コロ]
三波社長は、いつも汗臭い体で帰ってくる父とは違い、なかりオシャレで
ダンディに見えた...
三波「私にも息子が
居てね...えっと..キョロ
海斗!来なさい」
勇「....チラッ...!?」
海「はい」
(勇)父「これはこれは
はじめまして」
:07/08/25 02:07 :SH700i :D75H/44w
#236 [コロ]
勇気にとって海斗との出会いは衝撃的だった。
はじめて綺麗な人間を
見たような...
子供とは思えないほど
妖艶な表情をしていた。
勇「はじめ...まして」
海「?..はじめまして」
これが初めて言葉をかわした瞬間だった。
:07/08/25 03:06 :SH700i :D75H/44w
#237 [コロ]
この日以来、勇気は
三波家に出入りするようになる。
パーティーの時、三波社長に
海斗の家庭教師を頼まれたのだ。
後に海斗の秘書になるなんて思ってもなかったが
あのパーティーが勇気にとって人生のターニングポイントになった事は間違いない。
:07/08/25 03:12 :SH700i :D75H/44w
#238 [コロ]
まぁ、海斗がこんなに
憎たらしい奴だったと
後々後悔はしたが...
弟同然に勉強を教えてやった、あの小さな子供が
社長として成長していく
姿を一番近くで見ていられるのは、なかなか楽しい。
海斗は勇気のちょっとした自慢なのだ。
:07/08/25 03:19 :SH700i :D75H/44w
#239 [コロ]
若いと言うだけで
海斗を馬鹿にする奴も
居るが、海斗はそんなの
気にしない。
文句を言われない様に
仕事だけは真面目にこなす
そんな海斗の姿を見てきたから、勇気は海斗を
心から自慢に思う。
:07/08/25 03:25 :SH700i :D75H/44w
#240 [コロ]
きっと父もこんな気持ちで自分を育ててくれたんだろう...
そう思うと嬉しかった。
・
・
・
春「わぁ、じゃあ
生徒会が勝ったんだ!」
勇「そうです(笑)」
春「海斗さんが会長
だからだね☆」
勇「クスクス(笑)」
:07/08/25 11:12 :SH700i :D75H/44w
#241 [コロ]
小学校の1年生しか
知らない僕にとって
海斗さんの学生時代の話しは、すごく楽しい。
でも、時々思う...
勉強をたくさんしてきた
海斗さんにとって
誠二さんに少し勉強を
教えてもらってただけの
僕は、話しが合わなくて
つまんないんじゃ...
:07/08/25 11:18 :SH700i :D75H/44w
#242 [コロ]
春「学校って楽しそう
みんな生き生き
してるんだろなぁ」
勇「そうですね...」
みんなが友達作りや
勉強に夢中だった頃...
僕は誠二さんに人生を
捧げてた。
今となれば悔しいような
気もするけど
:07/08/25 11:27 :SH700i :D75H/44w
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