大好きな春へ ...≪BL≫
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#21 [コロ]
まだ7歳だった僕は
父の自分に対する少し奇妙な行動と、兄の暴力が怖かった...
「こんな家もぅ嫌だッ」
そんな気持ちを胸の奥に
仕舞い込み
翌年の桜の季節...
桜 春日。8歳
一人の若い男に救われる。
:07/08/10 19:27 :SH700i :frr6wUuY
#22 [コロ]
それが誘拐でもイイ。
だって僕を大切に
扱ってくれた.......
初めて僕に優しい笑顔を
くれたその人の名前は
牧田 誠二さん。
:07/08/10 19:34 :SH700i :frr6wUuY
#23 [コロ]
―現在―
ジャラ...
春「ピクッ......?」
目を覚ますと薄ぐらい部屋だった...
怖い ここはどこ...?
冷たい石の床に石の壁。
鉄の鎖...かは僕の
首につながっている。
誠二さんの家から連れ去られて、いつの間にか意識を失っていたみたい...
:07/08/10 19:40 :SH700i :frr6wUuY
#24 [コロ]
春「さむ...ぃ...」
身につけている物は
薄いシャツと首に繋がれた鎖だけだった。
カタッ
春「ビクッ 」
〇「気がついたか?クス」
微かな笑い声と共に聞こえた男の声。
僕は慌てて声の方へ向いた
春「だっ、誰...」
:07/08/10 19:48 :SH700i :frr6wUuY
#25 [コロ]
〇「あの男の"恋人"に
期待はしてなかったが
まさか、こんな上玉
だとは驚きだな...
しかも若い(笑)」
僕は誠二さんがどうなったかを聞いた
すると男は誠二さんの事を淡々と話し始めた...。
春「嘘...嘘だッ!」
誠二さんッ!そんな...
:07/08/10 19:55 :SH700i :frr6wUuY
#26 [コロ]
男の話しは僕が誠二さんと出会う少し前...
誠二さんは秋さんが借りたお金の肩代わりをしていたそうだ。
この黒服の男は金融会社
の奴で、こいつらの会社からお金を借りた秋さんは
多額の借金を返せなくて
恋人の誠二さんを裏切り
一人逃げた。
:07/08/10 20:00 :SH700i :frr6wUuY
#27 [コロ]
秋さんの借金は1億以上
にもなっていた。
誠二さんも当然払える
金額じゃない...
誠二さんは行方をくらましたのだ。
とうとう見つかってしまったけれど...
そんな、中方針している僕に黒服の男は言った...
:07/08/10 20:06 :SH700i :frr6wUuY
#28 [コロ]
〇「始めはお前に死ぬ
ほど ツライ肉体労働
を予定してたけど...
その見た目なら(笑)」
春「?... ゾクッ!」
男は僕の足をなでて
一言いった...
〇「この綺麗な足開いた
方が稼げるなァ..クス」
:07/08/10 20:13 :SH700i :frr6wUuY
#29 [コロ]
〇「お前みたいに綺麗な
子だったら高い金払う
金持ちの変態オヤジ
ウジャウジャ居るぜ?笑」
誠二さんとの生活は
幸せだった。
僕が15歳になるまで
大切に育ててくれた。
優しく抱いてくれた...
まぁ、秋さんと重ねてたけど...それでも良かった。
:07/08/10 20:18 :SH700i :frr6wUuY
#30 [コロ]
春「ヒックッ...ぅッ..やだっ
体売るなんて嫌ぁッ」
〇「恨むんなら誠二を
恨みな(笑) 憎しみ
たっぷり込めてな」
15歳になったばかり。
これからの人生...
僕はどんな風になっていくのだろう....
誰か
助けて下さい...
:07/08/10 20:24 :SH700i :frr6wUuY
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