大好きな春へ ...≪BL≫
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#327 [コロ]
 

 ギシッ...

海「ン...春日...」

春「ヒッ..ン..あッアン..」

 ズプッ クチュ

海「春日...チュッ...
 ほら、言って?」

春「ぁッ...ン..
 きもちぃよ...ぁんッ」

 ジュプッ 

春「ぅ..ンッ....///」

海「クスッ...」
 

⏰:07/09/02 07:55 📱:SH700i 🆔:Z46D1fsU


#328 [コロ]
海斗さんは僕に顔を近づけて言った...

海「春日の、その
 気持ち良さそうな顔と
 声好き...chu 」

春「///...ハァッ..んッ..」

海「ははっ...可愛い」

春「....クスッ
 海斗さん...chu」

大好き...
 

⏰:07/09/02 08:03 📱:SH700i 🆔:Z46D1fsU


#329 [コロ]
 
母さんに僕の海斗さんを
紹介したい。

直接伝えたかったけど
もぅ無理なんだね...

また少し涙で視界がぼやけたけど僕は必死で堪えた。

だって...
もう僕の中で世界は
ゆがんでないから。

海斗さんが居るから...
 

⏰:07/09/02 08:17 📱:SH700i 🆔:Z46D1fsU


#330 [コロ]
 

―翌日―

僕は再び書斎に連れて行かれた。

海「春日。今日は春日に
 とって『大切』な
 お客さんが来てるんだ」
春「ぇ?...誰?」

海斗さんは少し微笑みなから書斎の扉を開けると... 
 

⏰:07/09/02 08:27 📱:SH700i 🆔:Z46D1fsU


#331 [コロ]
 キィィ―・・・

春「....?」

勇「おはようございます」

にっこり笑う勇気さんと
その隣に少し見覚えの
ある人...

〇「.....春日」

聞き覚えのある声...

海「春日のお兄さんの
 葉月(ハヅキ)さんだよ」
 

⏰:07/09/02 08:33 📱:SH700i 🆔:Z46D1fsU


#332 [コロ]
海斗さんに言われて
ハッとした。

春「ッ....ぇ..ウソ...」

僕の目は涙が溢れていた

葉「春日ッ...こんなに
 大きくなったのか」

優しい声だった。

暴力を振るう時の声じゃ
なく、優しい兄の声...
 

⏰:07/09/02 08:38 📱:SH700i 🆔:Z46D1fsU


#333 [コロ]
葉「...ごめんなッ」

 バッ!

お兄ちゃんはいきなり
頭を下げた。

葉「お前を酷い目に
 あわせてッ...
 あの時、父さんに対
 する不満を全部暴力に
 かえて春日に...ッ」

僕はただお兄ちゃんを
見るしか出来なかった。

⏰:07/09/02 08:45 📱:SH700i 🆔:Z46D1fsU


#334 [コロ]
 
葉「父さんが女を連れ
 て家に帰ってくるたび
 腹が立ってッ...
 春日にあたってた。」

春「ッ.....」

葉「あと...ッ
 父さんがお前の服に
 手を入れて乗っかって
 るところを見た...」

春「ぇ....」
 

⏰:07/09/02 08:51 📱:SH700i 🆔:Z46D1fsU


#335 [コロ]
葉「あの時...俺は
 お前を助けるどころか
 その場を逃げたんだ」

海「.....。」

葉「それ以来...余計
 お前に酷い扱いを...
 春日が父さんに
 犯されたと思ってッ
 春日の顔見るたびに
 父さんの汚い姿を
 思い出さされた...」
 

⏰:07/09/02 09:01 📱:SH700i 🆔:Z46D1fsU


#336 [コロ]
お兄ちゃんは何度も
頭を下げた...

春「お兄ちゃんッ
 もぅいいよ....
 僕、父さんに何も
 されてないから」

葉「ッ...ごめんな」

僕は母さんの事が気になっていた...
どんなふうに亡くなったのか...

⏰:07/09/02 09:26 📱:SH700i 🆔:Z46D1fsU


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