大好きな春へ ...≪BL≫
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#343 [コロ]
帰ると聞いて急に寂しくなった...
春「お兄ちゃん..ッ
また会える...?」
葉「....可愛いな(笑)」
そう言ってグリグリと頭を撫でられ"当たり前だろ"
と言ってくれた...
:07/09/02 10:53 :SH700i :Z46D1fsU
#344 [コロ]
最後にお兄ちゃんは僕に
父さんの事を話して帰った
葉「春日をこの先
父さんに合わせる事は
できない。
もし俺が居ない時に
二人きりになったら
あの人の事だから...
手を出すだろう。」
春「...うん」
:07/09/02 11:01 :SH700i :Z46D1fsU
#345 [コロ]
葉「聞いたよ...
誘拐犯に..ッ..レイプ
されてたんだってな。
ッ.....ごめんな」
春「...僕は..大丈夫
幸せ...だったよ。
優しい人だったから」
葉「ッ....そうか。
じゃあ...またな」
春「うん...ニコッ」
:07/09/02 11:10 :SH700i :Z46D1fsU
#346 [コロ]
兄の背中を見送り、僕は
海斗さんと勇気さんに
お礼を言った。
会えてよかった...
これからはお互い
離れていた時間の距離を
埋めていこう。
:07/09/02 11:15 :SH700i :Z46D1fsU
#347 [コロ]
外までお兄ちゃんを
見送った僕達は家の方へ
体を向け直した。
ついでに勇気さんが
ポストから郵便物を取り出し、数枚の封筒をチェックしていると...
勇「....春日さん」
勇気さんが一枚の手紙を
差し出した。
勇「あなたに...」
:07/09/02 11:24 :SH700i :Z46D1fsU
#348 [コロ]
僕に手紙...?
そんなバカな...
差出人の名前はないけど
『桜 春日様』と書かれた文字に見覚えがあった。
春「!?....ッ」
海「春日...誰からだ?」
僕はその瞬間...
封筒をビリビリと開け
怖々と中の紙を取り出した
:07/09/02 11:29 :SH700i :Z46D1fsU
#349 [コロ]
中の紙にはやっぱり見覚えのある文字で、僕に宛てた内容が書かれていた。
僕の手は奮えている
手紙の内容を読むにつれ
その奮えは体全体に
伝わっていく...
その時
海「春日ッ!
お前は幸せだな...
こんなに想われて」
:07/09/02 11:36 :SH700i :Z46D1fsU
#350 [コロ]
海斗さんが僕をギュッと
抱きしめてくれた。
ほんと...幸せだね
幸せすぎて...ッ
もぅ、どうしていいのか
解らないよ。
涙が頬を伝った。
春「海斗さん..勇気さん
ヒック...ふぇッ...
ありがとうッ...」
二人のおかげだよ
:07/09/02 11:44 :SH700i :Z46D1fsU
#351 [コロ]
二人が居なければ
この手紙も、お兄ちゃん
との再会も無かった。
ありがとう...
ありがとうッ...
:07/09/02 11:46 :SH700i :Z46D1fsU
#352 [コロ]
時は流れた...
―翌年・春―
暖かい日差しは...
眠っている僕達の
素肌を照らす。
:07/09/02 11:57 :SH700i :Z46D1fsU
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