大好きな春へ ...≪BL≫

　ｽﾞﾌﾟｯ　ｸﾁｭｯ　ｸﾞﾁｯ

春「アｯ...んんｯ！」

海「ｯ...くｯ...」

　ビクンｯ

僕の一番奥の一番敏感な
場所を突かれて
恥ずかしく腰が痙攣する

痙攣はまもなく全身に
広がった...
　

　ﾋﾞｭｸｯ　ﾄﾞﾌﾟドプｯ

春「ぁあーｯ...中にっ..
　ンｯ..ﾋｨｯあ..ｯ」

　ﾄﾞﾋﾟｭｯ　ﾋﾞｭｯ...

春「っ.....ﾊｧｯあ
　はぁ...はぁ...」

海「ふｯ...ﾊｧ..ﾊｧ」

部屋に二人の呼吸が
響く...
　

幸せ...
幸せすぎるよ...。

僕が海斗さんを見ると
目が合った。

海「ｸｽｯ...」

そして、僕が一番聞きたい言葉を言う。

海「春日...愛してる///」

春「///..海斗さん
　僕も愛してるよ...」
　

　

いつもの様に勇気さんが
起こしに来る...

海斗さんが会社に行く準備をし始め、僕はまたアノ
言葉を思いだす...

"お帰りなさい"って
言ってあげよう。

疲れが吹き飛ぶような
笑顔でね...
　

　
外は桜の花が満開で
甘い香を運んでる...。

誠二さんに出会った春。

母さんが死んだ春。

再び誘拐された春。

海斗さんと出会った春。

海斗さんと過ごす
二度目の春....。
　

(ＢＬ)って
なんですか？

いろんな事を思い出す
けれど...

春は僕にとって大切な
季節。

かけがえのない季節。

大好きな春へ...

これからも海斗さんと
綺麗な桜の花を
見続けられますように。
　

そんな事を願いながら
今日も海斗さんを乗せた
くるまを見送る...

春「いってらっしゃい」

海斗さんが振り向き、
走る車の中から笑顔を
のぞかせた。

幸せだなぁ...///

　

僕は車が見えなくなるまで手を振り続ける。
そんな僕を見守るように
暖かい春の風が、僕の頬を撫でた

その爽やかな感触に
僕は目をつむりホゥと息をはいた。

そしてゆっくり目を開けると...

　
春「...綺麗///」

桜の花びらが空中を舞い

それは美しく

華やかに

春日の視界を彩った...。

　　大好きな春へ...END