大好きな春へ ...≪BL≫
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#1 [コロ]
BLですので、苦手な方はご遠慮下さいm(__)m
更新は遅い方だと思われます...短気な方にはオススメ出来ません。
荒らし禁止です(ーー;)
気に障った方はスルーして下さい。
頑張りますので応援よろしくお願いします(^^)
:07/08/10 15:30
:SH700i
:frr6wUuY
#2 [
ピヨ]
BL大スチ![](http://img.ryne.jp/emoji/63726.gif)
頑張ッテください(∀)ヒャイ![](http://img.ryne.jp/emoji/63889.gif)
:07/08/10 15:32
:N702iD
:☆☆☆
#3 [コロ]
8歳だった僕を
1人の男が誘拐した...
僕は黙って連れ去られた
だってこの人は
僕を、あの家族から
引き離してくれたから。
桜 春日(サクラ ハルヒ)
誘拐されてから7回目の
春が来た.....
:07/08/10 15:35
:SH700i
:frr6wUuY
#4 [コロ]
春「ぁ...桜。そろそろ
咲きそう...」
僕が窓の方へ向くと
隣の男が続いて喋る。
〇「ホントだ...花が
咲く前の桜ってさぁ
なんか可愛いよね」
優しい口調のこの男は
牧田 誠二(マキタ セイジ)
僕を誘拐した人です。
:07/08/10 15:43
:SH700i
:frr6wUuY
#5 [コロ]
春「ねぇ誠二さん...
桜が咲いたらお花見
しようよ...」
誠「....春日、ごめんね
君を外に出せない」
春「桜を近くで見るだけ
だよ...誠二さん」
誠「君を手放したく
ないんだよッ.....」
この言葉が嬉しかった
:07/08/10 15:49
:SH700i
:frr6wUuY
#6 [コロ]
誠二さんは僕を外に出そうとしない。
誠二さんの歳は解らない
ホントのところ
名前以外ほとんど...
昔ひとつだけ話してくれた事がある。
昔の恋人の事.....
人生で一度、あるかないかの恋愛をしたんだって
でもその人は誠二さんを
裏切った...
:07/08/10 15:54
:SH700i
:frr6wUuY
#7 [コロ]
裏切って誠二さんの元を
離れていった...
その恋人に僕が
似てるらしぃ
誠二さんはその人の名前を呼んだりする
どんな時かって...?
誠二さんが僕を抱く時。
:07/08/10 15:58
:SH700i
:frr6wUuY
#8 [コロ]
誠「秋(アキ)...ハァ.ハァ」
春「ぁッ....ゃ..っ」
誠「好きだ...っ
愛してる...秋ッ」
ズッ クチュッ
春「ン..ぁ も..出ちゃ」
僕を抱く誠二さんは
とても優しい
エッチをしてない時より
:07/08/10 16:06
:SH700i
:frr6wUuY
#9 [コロ]
秋さんは こんなに
誠二さんから愛されいるのに...
春「あッ! ああッ..ッ」
ビュクッ トピュ...
誠二さんは...いつになれば 桜 春日を抱いてくれるんだろう
:07/08/10 16:11
:SH700i
:frr6wUuY
#10 [コロ]
カチャッ
春「!...誠二さん
おかえりなさ...
誠二さん?」
誠「 春日。ただいま」
最近、元気がないみたい
いつも帰ってくると
優しく笑って頭をなでてくれたのに
僕はそんな誠二さんの帰りを心待ちにしていた
唯一僕のために名前を
呼んでくれる瞬間...
:07/08/10 16:19
:SH700i
:frr6wUuY
#11 [コロ]
桜がもうすぐ満開になろうとしていた...
でも誠二さんは元気が無くなる一方で、僕は心配になっていた。
数日がたったある日
ガチャッ! バタンッ!
春「?! 誠二さん?」
誠二さんは血相を変えて
僕の元へ走って来た
:07/08/10 16:25
:SH700i
:frr6wUuY
#12 [コロ]
誠「春日ッ!ごめんっ
ごめんな春日ッ...!」
春「わ...けわかんない
どうしたの?誠二さん」
バンッ!! キィィー...
急に玄関から物凄い音
すると誠二さんが
ガタガタ震え始めた...
誠「来るなッ! 出てけ! 来るなぁぁッッ!!」
:07/08/10 16:32
:SH700i
:frr6wUuY
#13 [コロ]
玄関に黒いスーツを着た
男が三人...?
すでにこっちへ向かって来ていた。
誠「やめてくれッ 家の
物は全て持っていって
くれていいっ...
でもこの子だけはッ...
春日だけはやめてくれ」
僕にはサッパリわからない...?
:07/08/10 16:41
:SH700i
:frr6wUuY
#14 [コロ]
でも間もなく...
男達は僕を7年間、馴れ親しんだこの家から
連れ去った。
人生二度目の誘拐は
一度目と違って、無理矢理なものだった...
春「誠二さんッ!
イヤぁ...誠二さん!」
誠「春日ぃ...連れてか
ないでくれェェッ!!」
バタンッ!
:07/08/10 16:47
:SH700i
:frr6wUuY
#15 [コロ]
勢いよくドアが閉められ
誠二さんの姿が消えた。
誠二さん...泣いてた
僕の為かな?
だったら嬉しいな...
僕と誠二さんの話しは
これでおしまい。
もぅ、桜は散り始めていた.........。
:07/08/10 16:51
:SH700i
:frr6wUuY
#16 [コロ]
いったん切りますm(__)m
![](http://img.ryne.jp/emoji/63988.gif)
ピョさん頑張ります☆
初めてなんで誤字脱字
文才ないですが、応援して下さい♪
話しはまだ続きます(^^)
気に入ってくれたら
また読みに来て下さい★
:07/08/10 16:55
:SH700i
:frr6wUuY
#17 [ナナミ]
続き気になるっx
がんばってね~
:07/08/10 18:16
:W51S
:kq8Ff4Ew
#18 [コロ]
ナナミさんありがとぅございます(^o^)
頑張らせてもらいます☆
少しだけ更新します...
:07/08/10 18:59
:SH700i
:frr6wUuY
#19 [コロ]
―8年前―
僕、春日は少し複雑な
家庭に生まれた...
母は病弱でずっと入院していて、家には父と兄と僕の三人しかいない。
父は母が入院して居ない事をいいように、よく愛人を家に連れ込んでいた。
兄はそんな父を嫌っているため、あまり家にかえって来ない...
:07/08/10 19:11
:SH700i
:frr6wUuY
#20 [コロ]
兄とは6歳年が離れていたから、話しは合わない。
たまに家に帰って来ては
僕に父の八つ当たりを
して来る...
殴られたり、蹴られたり
父は僕にも兄にも感心がない様に見えた
だけど今思うと、父は
少しばかり僕に性的な好意を持っていたようだ。
:07/08/10 19:13
:SH700i
:frr6wUuY
#21 [コロ]
まだ7歳だった僕は
父の自分に対する少し奇妙な行動と、兄の暴力が怖かった...
「こんな家もぅ嫌だッ」
そんな気持ちを胸の奥に
仕舞い込み
翌年の桜の季節...
桜 春日。8歳
一人の若い男に救われる。
:07/08/10 19:27
:SH700i
:frr6wUuY
#22 [コロ]
それが誘拐でもイイ。
だって僕を大切に
扱ってくれた.......
初めて僕に優しい笑顔を
くれたその人の名前は
牧田 誠二さん。
:07/08/10 19:34
:SH700i
:frr6wUuY
#23 [コロ]
―現在―
ジャラ...
春「ピクッ......?」
目を覚ますと薄ぐらい部屋だった...
怖い ここはどこ...?
冷たい石の床に石の壁。
鉄の鎖...かは僕の
首につながっている。
誠二さんの家から連れ去られて、いつの間にか意識を失っていたみたい...
:07/08/10 19:40
:SH700i
:frr6wUuY
#24 [コロ]
春「さむ...ぃ...」
身につけている物は
薄いシャツと首に繋がれた鎖だけだった。
カタッ
春「ビクッ 」
〇「気がついたか?クス」
微かな笑い声と共に聞こえた男の声。
僕は慌てて声の方へ向いた
春「だっ、誰...」
:07/08/10 19:48
:SH700i
:frr6wUuY
#25 [コロ]
〇「あの男の"恋人"に
期待はしてなかったが
まさか、こんな上玉
だとは驚きだな...
しかも若い(笑)」
僕は誠二さんがどうなったかを聞いた
すると男は誠二さんの事を淡々と話し始めた...。
春「嘘...嘘だッ!」
誠二さんッ!そんな...
:07/08/10 19:55
:SH700i
:frr6wUuY
#26 [コロ]
男の話しは僕が誠二さんと出会う少し前...
誠二さんは秋さんが借りたお金の肩代わりをしていたそうだ。
この黒服の男は金融会社
の奴で、こいつらの会社からお金を借りた秋さんは
多額の借金を返せなくて
恋人の誠二さんを裏切り
一人逃げた。
:07/08/10 20:00
:SH700i
:frr6wUuY
#27 [コロ]
秋さんの借金は1億以上
にもなっていた。
誠二さんも当然払える
金額じゃない...
誠二さんは行方をくらましたのだ。
とうとう見つかってしまったけれど...
そんな、中方針している僕に黒服の男は言った...
:07/08/10 20:06
:SH700i
:frr6wUuY
#28 [コロ]
〇「始めはお前に死ぬ
ほど ツライ肉体労働
を予定してたけど...
その見た目なら(笑)」
春「?... ゾクッ!」
男は僕の足をなでて
一言いった...
〇「この綺麗な足開いた
方が稼げるなァ..クス」
:07/08/10 20:13
:SH700i
:frr6wUuY
#29 [コロ]
〇「お前みたいに綺麗な
子だったら高い金払う
金持ちの変態オヤジ
ウジャウジャ居るぜ?笑」
誠二さんとの生活は
幸せだった。
僕が15歳になるまで
大切に育ててくれた。
優しく抱いてくれた...
まぁ、秋さんと重ねてたけど...それでも良かった。
:07/08/10 20:18
:SH700i
:frr6wUuY
#30 [コロ]
春「ヒックッ...ぅッ..やだっ
体売るなんて嫌ぁッ」
〇「恨むんなら誠二を
恨みな(笑) 憎しみ
たっぷり込めてな」
15歳になったばかり。
これからの人生...
僕はどんな風になっていくのだろう....
誰か
助けて下さい...
:07/08/10 20:24
:SH700i
:frr6wUuY
#31 [コロ]
今日はこれできります☆
もし読んでくれてる方
居ましたら嬉しいです♪
話しの進みを言うと
1.誠二との生活
2.春日の家庭事情
3.黒服男との会話
今で三話終わったと言う感じです(ーー;)
まだ先は長そうですが
頑張ります!
では今日はこのへんで失礼します(^^)
:07/08/10 20:34
:SH700i
:frr6wUuY
#32 [コロ]
少し更新します(^^)
この先、話しがエグくなるので苦手な方は控えて
下さいね(゚_゚
:07/08/11 06:03
:SH700i
:y4NircUA
#33 [コロ]
もう僕をいじめないで...
せっかく幸せだったのに
グチュ ズプッ
春「イヤッ ゥァア...」
「ハァッ...なんて綺麗
なんだ...ッ..ハルヒ」
春「ぁぁッ!...やめてっ」
この薄暗い部屋に監禁されて、数日....
毎日毎日、金をもって
見知らぬ変態オヤジ達が
やってくる。
:07/08/11 06:13
:SH700i
:y4NircUA
#34 [コロ]
まるで食べ物に飢えた
獣の様にオヤジ達は
僕の体を貧(ムサボ)った。
キモチワルイッ
誠二さん以外に抱かれた事がなかった....
誠二さん以外に抱かれたくなかった...。
春「嫌ぁッ!ヒック..ァンンッ」
ジュプッ ズブッ クチュッ
こんなオヤジに
犯される前に.....
愛する人と繋がりたかった
:07/08/11 06:25
:SH700i
:y4NircUA
#35 [コロ]
愛してもないオヤジに
あっけなくイカされる。
オヤジ達の自分の事ばかり考えた自己中な行為を
これから一生され続けるんだろうか...?
気が狂いそう...ッ
もぅ、ずっと犯され続けて腰がたたない...
擦れた僕の中は、きっと
酷い状態だろう。
:07/08/11 06:35
:SH700i
:y4NircUA
#36 [コロ]
オヤジ「イクイクッ...ハルヒの
中にいっぱい出すよッ」
パンパンッ ズチュズチュ
春「ヒィッ..ンぁぁッ...
やだァァ...ぅわァァンッ」
グチュチュ....ッ..ドクン
春「嫌ッ.....ヤダヤダッ
中に出すなァァ!..アアッ」
オヤジ「ハルヒッ...アアッ」
オヤジのモノは僕の中に
溢れるほど放たれる。
:07/08/11 06:51
:SH700i
:y4NircUA
#37 [コロ]
どうしよう...
僕、この先の自分の
人生に"絶望"しか感じない
だってこんな所....誰も
助けに来てくれない。
冷たい恐怖が僕を襲う。
僕にとって人生はまだ
始まったばかり...
いつまで
続くんだろ
:07/08/11 06:59
:SH700i
:y4NircUA
#38 [コロ]
きります☆
また今日中に更新出来たらしますね(^^)
今で4話終わった感じ♪
では、失礼します☆
:07/08/11 07:07
:SH700i
:y4NircUA
#39 [コロ]
更新します☆
:07/08/11 22:04
:SH700i
:y4NircUA
#40 [コロ]
この薄暗い部屋に来て
どのくらいかな...
多分2週間ぐらい。
そんなある日
黒服の男達が僕を外に
つれて出た。
車にのせられ10分後...
僕は何かの薬を嗅がされ
意識を失った。
:07/08/11 22:18
:SH700i
:y4NircUA
#41 [コロ]
瞼の向こうにぼんやりと
光りを感じた...
ゆっくり目をあける。
あぁ...
このまま眠り続けたぃ
もぅ汚い自分の人生を
見たくない...
でも僕の願いは届かず
瞳は開かれた
:07/08/11 22:43
:SH700i
:y4NircUA
#42 [コロ]
春「ン...?...」
明るい部屋...
春「せ.ぃ..じ...さん」
◇「?...セイジサン」
春「.....ハッ?!」
まるでお城の中の様な
部屋、ベッド、家具...
そして...この人は?
◇「...よォ。
やっと俺の方見たな」
:07/08/11 23:02
:SH700i
:y4NircUA
#43 [コロ]
優しい茶色の髪
スラリと伸びた身長
整った顔立ち...
年は二十代前半ぐらい。
僕は自分の状況を忘れて
つい見とれてしまった
◇「...クス...何か?笑」
春「ぁ...///」
我に帰り赤面してしまう
この人は誰なんだろ?
:07/08/11 23:58
:SH700i
:y4NircUA
#44 [コロ]
◇「噂通りだな...。」
そう言って綺麗な顔を
少し意地悪く笑わせ
ある紙を見せてきた。
春「...契約書?」
それは契約書だった。
読んでみると、僕を
1億5千万で誰かに渡す
という物だった...ぇ?
春「1億5千万?!」
:07/08/12 12:59
:SH700i
:dD9zYU4c
#45 [コロ]
◇「まずは自己紹介を
しようか...ニコ。」
今度は綺麗な顔を優しく
笑わせて語り始めた。
大金で僕を買ったのは
三波 海斗(ミナミ カイト)
この人だ.....。
現在19歳。三波家の
跡取りとしてこの家に
生まれ、父親は大企業の
社長で1年中ずっと
海外本社の方でに居るのだそうだ...。
:07/08/12 13:25
:SH700i
:dD9zYU4c
#46 [コロ]
海「そして、俺は別に
継ぎたくもない会社の
日本本社の代表取締役
をやっている。」
春「三波..さん...」
海「海斗でいいよ」
春「海斗さん...は...
どうして僕を?
海「....クス..」
春「ドキッ...///」
:07/08/12 13:37
:SH700i
:dD9zYU4c
#47 [コロ]
海斗さんは、大金を
出してまで僕を買った
理由を話し出した。
数日前に大富豪ばかりが
集まったパーティー...
そこで耳にした噂が
金融業者が違法で経営
している人身売買の店。
その店に綺麗な子供が
入ったと聞いたそうだ。
:07/08/12 13:49
:SH700i
:dD9zYU4c
#48 [コロ]
海「俺はそんなの興味
なかったけど、その
綺麗な子供が男だって
聞いて興味わいてさ」
春「ど...どうして?」
海「俺ゲイだから(笑)」
海斗さんはまたクスっと
笑ってみせた。
僕はそのたびにドキドキと
心臓が鳴ってしまう。
:07/08/12 14:01
:SH700i
:dD9zYU4c
#49 [コロ]
海「俺がお前にかわって
借金を返してやった。
その代わりお前は俺の
所有物になったんだ」
春「ぇ....?」
海「結構俺は鬼畜らしい
から喜ばない方が
いいぞ...(笑)
借金を作って返さない
お前が悪いんだし...」
春「ピク.......」
:07/08/12 14:11
:SH700i
:dD9zYU4c
#50 [コロ]
僕は借金なんで作ってないし、何も悪い事だって
してないっ...
ぼくは海斗さんに
誤解だと言おうと口を
開いた時...
春「ングッ!...ッ!?」
海「ペットは喋らない」
僕の口は変なベルトを
噛まされ塞がれた...
まってッ こんなの嫌っ
春「ゥッ ン...ンンッ!」
:07/08/12 14:28
:SH700i
:dD9zYU4c
#51 [コロ]
海「大丈夫...(笑)
かわいがってやるょ。
予想以上の上玉に
結構興奮してんだぜ?」
春「....ッ...グスッ...」
もぅ泣きたく無いょ
誠二さん...誠二さんと
幸せに暮らしてた頃に
もどりたいっ...
海「世界で一番エッチな
ペットになれよ?笑」
:07/08/12 14:44
:SH700i
:dD9zYU4c
#52 [コロ]
僕はもぅ性的な目的でしか扱ってもらえないの?
初めて抱かれた時は
まだ8歳だったけど、僕は一生懸命やさしく、痛く
無いように抱こうとする
誠二さんを好きになった。
何をしようとしてるのか
解らなかったけど
この人は優しくしてくれてるんだって事は解った。
:07/08/12 14:58
:SH700i
:dD9zYU4c
#53 [コロ]
誠二さん...
僕の汚い人生の中に
幸せをくれてありがと。
いつまで続くか解らない
闇を、僕はこれから
少しの間...あるいは一生、歩まなくてはいけないみたいです。
...涙のせいなのかな?
僕の前で、世界がゆがんで見えるよ...
この世界は、僕には
ゆがんで見える...
:07/08/12 15:09
:SH700i
:dD9zYU4c
#54 [コロ]
きります(ーー;)
誰にも読んでもらえてない気もしますが...笑
◆話しの整理◆
1、誠二との生活
2、春日の家庭事情
3、黒服男との会話
4、暗い部屋での売春
5、海斗との出会い
こんな感じになりました。では、まだ続きますので
今後もよろしくお願いします(^_^;)☆
:07/08/12 15:25
:SH700i
:dD9zYU4c
#55 [ぱる]
:07/08/12 17:19
:N902i
:☆☆☆
#56 [雪]
読んでますx!
がんばって下さい★
:07/08/12 18:10
:W51S
:C.asz2dU
#57 [ちま]
読んでますよ
![](http://img.ryne.jp/emoji/63913.gif)
頑張って下さい
![](http://img.ryne.jp/emoji/63951.gif)
:07/08/12 18:21
:SH902iS
:☆☆☆
#58 [コロ]
ばる様、雪様、ちま様
ありがとうございます!
これから更新します☆
暖かい目で見守ってて下さい...(^^)
:07/08/12 18:31
:SH700i
:dD9zYU4c
#59 [雪]
は〜いeイ
ずっと見てますからね
:07/08/12 18:43
:W51S
:C.asz2dU
#60 [コロ]
海斗さんから話しを聞いた後、グレーのスーツを
着た男の人が来た。
年は二十歳後半ぐらいの
落ち着いた感じの人。
海「こいつは俺の秘書で
中西 勇気(ナカニシ ユウキ)
...勇気、春日だ。」
勇「初めまして。
海斗さん、言われた物
をお持ちしました。」
:07/08/12 18:48
:SH700i
:dD9zYU4c
#61 [コロ]
海「サンキュ...勇気、お前
その服、春日に着せて
やれよ」
勇「私がですか?」
海「あぁ。」
そう言って中西さんは
持っていた服を広げた。
僕はその服を見て目を奪われた...
春「.....ぇ?」
海「俺のペットがそんな
汚い服着てるなんて
恥だからな」
:07/08/12 18:59
:SH700i
:dD9zYU4c
#62 [コロ]
それは真新しいシャツと
ズボン...
シャツは純白でズボンは
黒とシンプルだけど
僕が見ても高級な物だと
わかるぐらい綺麗だった。
勇気さんに着替えをさせられ、僕はその新しい服の
感触に驚いた...
なんて気持ちいいんだろ
:07/08/12 19:10
:SH700i
:dD9zYU4c
#63 [コロ]
僕がシャツを触って
驚いた顔をしていると
勇「シルクです。 クスッ
初めてですか?」
春「ぁ../// コクン」
僕は頷いて勇気さんを
見上げ、聞いてみた。
春「中西さん...こんな
高価な物...」
勇「勇気で結構です。
こちらの服は海斗様
から春日さんへの
プレゼントですよ。」
:07/08/12 19:19
:SH700i
:dD9zYU4c
#64 [コロ]
春「ぇ...」
僕は海斗さんの方を見た
海「...さ、着替えも
終わりだ。」
スッ...
春「!...ンッ..」
そう言って勇気さんが
くる少し前までつけられていたあのベルトを、また
口につけられた。
海「ペットは喋らない。」
:07/08/12 19:30
:SH700i
:dD9zYU4c
#65 [コロ]
春「ゥンッ...ン...」
勇「海斗様...ッ..」
海「ゾクゾクしないか?笑
この嫌がってる表情が
たまんないよな」
ガシャンッ
春「ビクッ?!」
海斗さんは僕の右手首に
手錠をつけ、ベッドと
繋げた。
海「クス...勇気そろそろ
会社にもどろう。」
勇「...ハイ。」
:07/08/12 19:48
:SH700i
:dD9zYU4c
#66 [コロ]
僕をそのままの状態で
二人は部屋から出ていった
勇気さんはいい人そうだけど、海斗さんは...
一帯これからどうなるの?
それにしても、ここは
お城の中なのかな?
なんて綺麗な部屋だろ...
絵本に出てくる様な
ベッド...全てが高級。
:07/08/12 19:57
:SH700i
:dD9zYU4c
#67 [コロ]
春「ングッ...」
ベルトを噛まされて
少しくるしぃ...
左手だけじゃベルトを外せない。
僕は諦めて、ずっと
キョロキョロ部屋を見ていた。
:07/08/12 20:32
:SH700i
:dD9zYU4c
#68 [コロ]
―数時間後―
部屋を見るのにあきた僕はベッドに寝転がっていた。
ガチャガチャッ
急にドアの鍵を開ける音
が聞こえた。
キィィ―...
春「?」
海斗さんと勇気さんかな
△「.......。」
春「?!....」
違う...誰?
:07/08/12 20:39
:SH700i
:dD9zYU4c
#69 [コロ]
△「わぁお...」
僕を見つけると
わざとらしく外国人
みたいな反応をした。
また背の高い俺だ。
ここは美形しかいないのかな?海斗さんも勇気さんも綺麗な顔だし、この人も。
△「その口と手錠
海斗にされたの?笑」
春「ッ...コクン」
:07/08/12 20:47
:SH700i
:dD9zYU4c
#70 [コロ]
△「あいつホント(笑)
可愛い子いじめんの
好きだよなァ...」
すると男は僕の頬を触ってきた。
△「スベスベ...」
春「?......ピクッ」
△「お前あの金融業者で
売春させられてたん
だってな?笑」
春「!?...ンッ」
:07/08/12 20:55
:SH700i
:dD9zYU4c
#71 [コロ]
グイッ
春「ンッ....」
△「ニコ☆...俺の相手も
してよ?」
春「!?....ッ」
グッ どさッ
気がつけばベッドに
押し倒されていた。
この人なんなんだ?!
いったい誰??
なんでこんな事...ッ
:07/08/12 21:11
:SH700i
:dD9zYU4c
#72 [コロ]
ベッドに繋がれてるせいで上手く抵抗できない。
ジタバタしてる間に
男の手がシャツをめくり
僕の体をあさってきた。
春「ゥンッ...んーッ!」
△「ぃぃなァ、君(笑)
クスクス...口の端から
よだれ垂れてるょ?」
ペロッ...
春「ビクンッ...」
:07/08/12 21:24
:SH700i
:dD9zYU4c
#73 [コロ]
海斗さんからもらった
シャツをぐちゃぐちゃに
され、ズボンの方にも
てをかけられた...
春「ん"っ...ンッ」
△「可愛ぃな...」
ペロッ
春「ンンッ...ピクンッ」
△「首弱いの?笑」
嫌だッ...やめてッ
:07/08/12 21:37
:SH700i
:dD9zYU4c
#74 [コロ]
"カチャ...キィィ―"
春「ンーッ...ゥッ」
△「クス...気持ちよく
してやるからさ(笑)」
バンッ!!!
△「ビクッ!?...かっ
海斗ッ....」
春「?!...ンッ」
海「龍(リュウ)...俺の部屋
で何してる?そいつは
俺の所有物だぞ」
:07/08/12 21:55
:SH700i
:dD9zYU4c
#75 [コロ]
今日はこれできります☆
一つ訂正(>_<)
69の背の高い俺×
背の高い男〇
すいません↓↓
話しの流れは前回から
6、秘書の勇気
7、謎の男、龍(※途中)
が増えた感じです。
では今日はこのへんで(^^)
:07/08/12 22:04
:SH700i
:dD9zYU4c
#76 [コロ]
少し更新します☆
:07/08/13 23:31
:SH700i
:fsI0.Gms
#77 [コロ]
海斗さんは怒ってた。
僕は一瞬助けに来てくれたんだと思ったけど、あの
言葉を思い出した...。
"ペット"
そうだ...まだ自分もしてないのに大金叩いて買ったペットを別のやつに犯されたらムカつくよね。
海「春日から離れて
今すぐ部屋から出ろ」
:07/08/13 23:36
:SH700i
:fsI0.Gms
#78 [朱華]
:07/08/14 04:50
:P903i
:2yglBoQo
#79 [コロ]
朱華様、ありがとうございます!!
昨日は寝てしまって
全然書けませんでした↓↓
また出かけないとだめなので、少しだけ更新します☆
:07/08/14 12:16
:SH700i
:oQ1k8BF.
#80 [コロ]
龍と言う男は舌打ちをしながら部屋を出ていった
どうやら海斗さんとは
仲が悪いみたい...
龍さんが部屋を出ると
海斗さんは僕の所へ来て
いきなり乱れたシャツを
掴んだ。
そのまま僕をベッドへ
叩きつけて睨んでくる。
:07/08/14 12:24
:SH700i
:oQ1k8BF.
#81 [コロ]
海「誰が男以外の奴に
足を開いていいと言った ?」
僕は首を横にふった。
あの人が勝手に入って来て無理矢理しようとしたんだ
グイッ!
春「ンッ....!」
海「よだれまで垂らして
そんなに良かった?」
僕はまた首を横にふった
:07/08/14 12:37
:SH700i
:oQ1k8BF.
#82 [コロ]
なんで解ってくれないの?
どうして優しく"大丈夫?"って言ってくれないの?
海斗さんはそのまま
僕の服をぬがしてゆく。
乱暴に服をぬがされるのは嫌...
海斗さんの爪がたまに僕の皮膚を引っ掻く
それを抵抗する権利は僕にはないんだ
:07/08/14 12:48
:SH700i
:oQ1k8BF.
#83 [コロ]
でも抵抗せずにはいられない...
だって、この後もっと
酷い事されるから。
僕の抵抗も虚しく、あっと言う間に裸にされる。
これじゃ金融業者の売春部屋とかわらない。
ゆがんだ世界はもう戻らないのかな?
あの鮮明な桜はもう見れないのかな...
:07/08/14 12:58
:SH700i
:oQ1k8BF.
#84 [コロ]
きります(>_<)
[訂正]
81 誰が男以外×
誰が俺以外〇
すいません↓↓
:07/08/14 13:02
:SH700i
:oQ1k8BF.
#85 [ナナミ]
久しぶりですeイ
めちゃおもしろい★
がんばって更新して下さいx!
:07/08/14 16:48
:W51S
:Pp6wQYH.
#86 [コロ]
ナナミ様
ありがとうございます!
ほんと下手くそな小説で
ゴメンなさい↓↓
でもがんばります(>_<)
更新します(^^)
:07/08/15 03:52
:SH700i
:c6W8jnPQ
#87 [コロ]
ゆがんだ目の前で海斗さんがシャツをぬいでる。
綺麗な腹筋が見え、僕の心臓が鳴った。
いくら海斗さんが怖い人でも、こんなに綺麗な顔と体だったらドキドキしてしまう。
春「.....///」
海「春日...何人の男に
抱かれた?笑」
:07/08/15 04:02
:SH700i
:c6W8jnPQ
#88 [コロ]
そう言わて、赤かったであろう僕の顔は一瞬にして
青ざめた。
何人...?
春「.......っ..」
涙が出た。
ここ最近いろんな事がありすぎて、嫌みが込められたその言葉を聞いた瞬間
胸の奥で何かが音をたてて崩れ落ちた...
:07/08/15 04:09
:SH700i
:c6W8jnPQ
#89 [コロ]
何が崩れたのかな...
答は一つだった。
誠二さん、誠二さんゴメンなさい...
大好きな貴方以外の人に
たくさん抱かれました
抵抗したけど....
僕には振りほどけない力だったから...ごめんなさぃ
誠二さんとの思い出が
崩れてゆく。
:07/08/15 04:17
:SH700i
:c6W8jnPQ
#90 [ナナミ]
全然下手ぢゃないですよト!
ずっと見てるのでがんばって下さいx~
:07/08/15 12:02
:W51S
:tZgCLCKc
#91 [コロ]
ナナミ様
ほんっとにありがとうございます!
マジがんばりますね☆
:07/08/15 19:23
:SH700i
:c6W8jnPQ
#92 [コロ]
クチュ
春「んッ...!」
数分後。。。
僕の乳首は赤く、ぷっくりと立っていた。
チュウっと吸われたり
クチュクチュとしゃぶられたり...。
口を塞がれてるから
余計に息があがってしまう
ジュクッ レロ...
:07/08/15 19:32
:SH700i
:c6W8jnPQ
#93 [コロ]
春「ンンッ...っ..ングッ」
海「ン...ペロ.....」
グイッ
春「ビクンッ...」
急に海斗さんは僕の顔に
手を伸ばした。
殴られると思い、ぎゅっと目を閉じた...すると
クイッ...カチャ
春「ぁッ...ハァ、ハァ...」
突然の開放感。
僕の口からベルトが外された。
:07/08/15 19:38
:SH700i
:c6W8jnPQ
#94 [コロ]
ホッと肩の力が抜ける。
でも、自分の口とベルトの間に引かれた一本の液体
を見て赤面する。
唾液がこんなに、いやらしく感じたのは初めてだった
海「...ッ....」
ドンッ
春「ぅあッ...ゃ」
海斗さんが僕に覆い被さる。
:07/08/15 19:49
:SH700i
:c6W8jnPQ
#95 [コロ]
カチャカチャとズボンのベルトを外す海斗さんを見て
自分の右腕の手錠を見た。
逃げれない...
そう思った次の瞬間には
右腕がちぎれそうなほど
手錠を引っ張っていた。
春「ふぇッ...ヒック..嫌」
海「ははっ..無理だ。
それは鍵じゃないとな」
:07/08/15 19:57
:SH700i
:c6W8jnPQ
#96 [コロ]
嫌だッ!嫌ッ
犯されると怖くて体が
動かなくなる...
まるて支配されたみたいになってしまう。
春「ぅぁぁあんッ
外れないよッ!ふぇぇッ」
海「春日...クス。
痛いかな〜(笑)」
春「!?.....ッ..ぃゃ」
:07/08/15 20:32
:SH700i
:c6W8jnPQ
#97 [コロ]
スッ...ぐッ...
春「ぁ..!!!ぅぁあッ」
海「っ...くッ...」
体が硬直した...
ビリビリと下半身に
痛みが走る。
何も準備をされないまま
いきなり入って来たモノ
は、指みたいに細いモノではなかった。
:07/08/15 20:38
:SH700i
:c6W8jnPQ
#98 [コロ]
春「ヒィッ、やぁぁッ!」
海斗さんのペニスだ。
無理矢理入ってきたから
僕はキツクそれを締め付けてしまう。
そのせいで、リアルに
海斗さんの形を中で感じる...。
海「ッ...オイ、初めて
じゃねぇんだろ....っ
力抜けよ。」
春「あぁッ...痛いッ」
:07/08/15 21:23
:SH700i
:c6W8jnPQ
#99 [コロ]
怖い...体がコワレル。
ズチュッ ヌプッ...
春「ヒィッ...ン」
腰がビクンと跳ね
僕は抵抗をやめた...
体がカタカタ奮える。
海「?....クス
そんなに怖いんだ?笑
俺が鬼畜なの解ってん
だろ?そんな奮えたら
余計ひどくしたくなる」
:07/08/15 21:57
:SH700i
:c6W8jnPQ
#100 [コロ]
海斗さんはもう自分のモノがはいっている僕の穴に
指を1本入れてきた。
そして中をえぐるように
かきまわす...
春「ぃゃぁッ...ぅあンッ」
グンと海斗さんのが
大きくなるのが解った。
すると腰の動きが激しくなり、僕の体は痙攣するように奮えた...
:07/08/16 08:25
:SH700i
:MV9v4pFw
#101 [コロ]
海斗さんは僕の中から
指を抜き、右手で僕の体を押さえ、左手で乳首をいじりはじめた。
腰はより一層激しく突いてくる。
ズクッ ズプッズプッ
春「ああぁッ...ひっンッ」
もう言葉にならないほど
頭の中がこんらんする。
嫌なのに体は....
:07/08/16 08:32
:SH700i
:MV9v4pFw
#102 [コロ]
海「そろそろ...?笑」
春「びくんッ....」
一瞬目の前が真っ暗になった...
次の瞬間、体が大きく揺すぶられて我にかえり
意識が飛んでたと気付いた
春「―――....」
海斗さんか息を乱してる。
僕のお腹の上には自分の吐き出した白い液体...
:07/08/16 08:38
:SH700i
:MV9v4pFw
#103 [コロ]
ズルっと僕の中から海斗さんが出ていった...
春「ッ......」
お腹の中がグチュグチュする。
大量の何かドロドロした
モノが流れ出ていた。
海「お前肝心な所で意識
飛んでんじゃねぇよ」
春「ハァ...ハァ....――」
海「オイ...」
パシッ
:07/08/16 08:47
:SH700i
:MV9v4pFw
#104 [コロ]
頬を叩かれたけど
僕はそのまま意識が無くなった...
せめて誠二さんの夢が
見れますように
そう願いながら瞼が重く
閉じていった。
春「セ..イジ...さん」
海「?....」
どうか
夢の中は僕にとって
幸せでありますように。
:07/08/16 08:53
:SH700i
:MV9v4pFw
#105 [コロ]
きります。
[話しの流れ]
7、謎の男、龍
が終わり...
8、海斗との初夜
こんな感じになりました。
では、また(^^)
:07/08/16 09:20
:SH700i
:MV9v4pFw
#106 [コロ]
目の前がキラキラしてる
誠二さんが優しく笑って
僕を呼ぶ...
"オーイ...早くこっちに
おいでー!"
僕を呼んでる...
"愛してる"
僕もだよ...
"愛してる...秋"
え...?
ピチャッ
春「んッ.....?」
:07/08/16 23:18
:SH700i
:MV9v4pFw
#107 [コロ]
頬にヒタリと冷たい何か。
勇「気がつきましたか?」
春「ゆう..き.さん..?」
海斗さんの秘書の勇気さんが居た。
僕の顔に濡れたタオルを
あてている。
春「.......。」
誠二さん...僕を通して
秋さんを抱いてた。
:07/08/16 23:25
:SH700i
:MV9v4pFw
#108 [コロ]
春「.....はぁ..」
勇「春日さん...
海斗様から聞いたの
ですが...セイジさん
とは誰なんですか?」
勇気さんに誠二さんの事を突然質問され、驚いた。
春「ッ...金融業者から
聞いてないんですか?」
僕の声は少し枯れていた。
:07/08/16 23:31
:SH700i
:MV9v4pFw
#109 [コロ]
勇「はい。彼らからは
貴方の名前と年齢
しか聞いていません」
春「.......。」
勇「恋人ですか?」
そう言われて首を横に振った。
この人達(海斗さん)は
僕を買ったから僕の事を
知る権利があるのかな?
話さなくちゃいけないのかな...?
:07/08/16 23:41
:SH700i
:MV9v4pFw
#110 [コロ]
勇「もし、言いたくない
のなら話さなくても
大丈夫ですよ...」
優しい口調で勇気さんは
そう言った。
だけど...
バンッ
海「話せ。」
海斗さんが部屋に戻って来た...
勇「海斗様...!」
:07/08/16 23:47
:SH700i
:MV9v4pFw
#111 [コロ]
海斗さんは僕の目の前まで来ると、いきなり右手を
振り落とした。
同時にバチンとキレの良い音が響く。
春「ッ......」
一瞬頬が熱くなり、じわっと痛みが伝わってきた。
勇「ッ....乱暴にしては
おびえてしまいますよ」
:07/08/17 00:09
:SH700i
:A/BDjJJk
#112 [コロ]
海「俺がヤッてやった後
に他の男の名前を
言った馬鹿はお前だけだ ....。」
海斗さんは再び右手を
上げた。
すると、勇気さんが
海斗さんの腕をつかみ...
勇「春日さん、話して
いただけますか?」
と、言った。
:07/08/17 00:15
:SH700i
:A/BDjJJk
#113 [コロ]
春「...誠二さんは8歳
だった僕を誘拐した人」
海「.....誘拐?」
春「僕は今、誘拐されて
るんだよ...。 誠二
さんが僕を誘拐。次は
金融業者に拉致されて
海斗さんに買われた」
:07/08/17 00:22
:SH700i
:A/BDjJJk
#114 [コロ]
海「......」
勇「本当ですか...?」
二人は驚いた顔をしてる。
そりゃ買った奴が誘拐され中だったら驚くか...
少しの間、沈黙が僕達を
包んだ。
重い空気...二人の視線が
僕を俯かせた。
:07/08/17 00:29
:SH700i
:A/BDjJJk
#115 [コロ]
きっと、ややこしい奴を買ってしまったと思ったに違いない。
僕はそう思った...
少し不安になった。
もし捨てられたら...
もしまた金融業者の所に行く事になったら...
服を着せてくれるだけ
ここの方がましだ。
:07/08/18 00:29
:SH700i
:wF2wIX5k
#116 [コロ]
でも、今二人は絶対に誤解している....
春「...僕は..しあわせ
だった。」
海「?....」
春「誠二さんと過ごした
7年間は幸せだった」
これだけは誤解しないで
けして無理矢理じゃなかったと...愛してしまったんだと解ってほしい。
:07/08/18 00:44
:SH700i
:wF2wIX5k
#117 [コロ]
海「誠二はお前を犯る
目的で誘拐を...?」
春「違うッ...誠二さんは
元恋人に似てた僕を
あの最悪な家族から
引き離してくれたんだ」
海「元恋人に似てるから
犯したくなって誘拐
したんじゃねーか」
:07/08/19 07:43
:SH700i
:BxuCMCsk
#118 [コロ]
勇「海斗様....。でも
誘拐されて誠二さんに
されてたんでしょう?」
春「ッ...優しく抱いて
くれました...」
なんだか僕は本当の事を
指摘され、必死に否定して正当化しようとしてる子供みたいになっていた。
:07/08/19 07:52
:SH700i
:BxuCMCsk
#119 [コロ]
誠二さんは、秋さんを愛してたけど
僕の事だって...
海「普通、大切だったら
8歳の子供のお前に
手をだすわけないだろ」
春「誠二さんは優しく
してくれたッ!」
海「元恋人のかわりの
お前に好かれるために
決まってるだろ!」
:07/08/19 09:12
:SH700i
:BxuCMCsk
#120 [コロ]
春「!........」
認めたくなかったのに
勇「....春日さん..」
春「...ッ...ぅ..ぇっ」
涙が出てきた
きっと認めてしまったんだろう。
誠二さんはエッチをする時僕の名前を呼ばない。
僕は愛する人とエッチをしてるのに心は繋がらなかった...。
:07/08/19 09:31
:SH700i
:BxuCMCsk
#121 [コロ]
少しして海斗さんと勇気さんは部屋から出て行った。
僕はいつのまにか
眠りについていた...
:07/08/19 10:34
:SH700i
:BxuCMCsk
#122 [コロ]
きります☆
[話しの流れ]
9、幸せな?7年間
―――――――――――
感想板作りました☆
みなさんの声待ってます!
>>http://bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/
:07/08/19 11:35
:SH700i
:BxuCMCsk
#123 [コロ]
:07/08/19 11:51
:SH700i
:BxuCMCsk
#124 [コロ]
―海斗の書斎―
勇「海斗様。金融業者に
連絡しましょうか...
誘拐されてる子ですし」
海「...ぃゃ。
あいつらに聞いても
しかたない。」
海斗はデスクに腰掛け
頬杖をついて応えた。
すると勇気が言う...
:07/08/19 21:14
:SH700i
:BxuCMCsk
#125 [コロ]
勇「8歳の子供を誘拐
して、手を出すなんて
......。」
海「それを愛情と勘違い
するなんてな。馬鹿?」
この時、海斗は誠二に対して少しのイラ立ちを感じた
海「馬鹿だ...」
勇「家庭に恵まれて
なかったんでしょう」
:07/08/19 21:25
:SH700i
:BxuCMCsk
#126 [コロ]
海「....ッ.........」
海斗はイラついている。
心外だった...
ただの玩具として、ペットとして買った春日に
心を乱されているようで。
確かにあの容姿は魅力がある...
透き通る様な肌と柔らかいサラサラの髪
大きく輝く瞳に、ほんのり赤い唇...
:07/08/19 21:36
:SH700i
:BxuCMCsk
#127 [コロ]
細い体は以外に抱きごこちが良く、しなやかだった。
もっと乱して泣かせたいと初めて感じた。
勇「.....海斗様?」
海「ハッ.....何だ」
勇「いえ、上の空だった
ように見えたので」
普段あまり心を乱さない
海斗が珍しい事だ。
:07/08/19 21:47
:SH700i
:BxuCMCsk
#128 [コロ]
きっと、誘拐されてると聞いて驚いただけたろう。
海斗は心の中でそう思った
いったい、どんな生活をしてきたのか...。
親や兄弟は?
誘拐された方がいいなんで変だ。
海「...勇気」
勇「はい...」
:07/08/20 09:50
:SH700i
:BVPKMoLs
#129 [コロ]
海「春日の事を調べて
くれ。 親、兄弟...
誠二って奴も」
勇「ぁ、はい....ニコ」
海「....ハァ...疲れたな」
勇「飲み物入れましょう」
海「たのむ...」
海斗は勇気が入れた紅茶を飲むと、早めの就寝につくため書斎を後にした。
:07/08/20 10:04
:SH700i
:BVPKMoLs
#130 [コロ]
ペロ
春「ンッ.....スー..スー」
ペロッ
春「ん―...?...ぅ?」
ワンッ!!!
春「!? ひゃぁッ」
眩しい部屋。
カーテンからは朝の太陽
が光りを部屋に贈っていた
そんな中、僕は何かに顔を舐められ目が覚めた。
:07/08/20 18:40
:SH700i
:BVPKMoLs
#131 [コロ]
春「ぁ...///」
それは7年ぶりに見る
生き物....
春「犬だ...///」
クゥン ペロ
春「ぁッ...クスクス」
また舐められくすぐったくて笑う。
久々に笑った...
カチッ シュボッ
春「ピク....ぁ...ビクン」
海「スゥ..フゥ―...よぉ」
:07/08/20 18:46
:SH700i
:BVPKMoLs
#132 [コロ]
ワンッ! クゥン
犬は甘えるように海斗さんの方へ行った。
春「........」
海斗さんが隣に寝てたなんて気付かなかった...
でも海斗さんの部屋だから当たり前か。
海「...ラブだ」
春「.......ぇ?」
海「こいつの名前」
クゥン
:07/08/21 00:34
:SH700i
:31jEh5cw
#133 [コロ]
春「ラ...ブ..?」
あの海斗さんが...
ワンッ!
ラブ? ラブ ラ
春「......フ..ッ..ゥ..」
海「ん?」
クゥン?
ラブが僕を不思議そうな顔で覗いてきた。
それで一気にこらえてた物が吹き出した!
:07/08/21 00:40
:SH700i
:31jEh5cw
#134 [コロ]
春「あッ..ははっ(笑)」
海「は?」
あの鬼畜な人がラブなんて可愛い名前を付けたんだと思うと...
春「プッ...クスクスッ(笑)」
可笑しくて可笑しくてたまらなかった!
海「オイ....
わけわかんねぇよ」
春「..ゴメンナサイ(笑)」
:07/08/21 00:47
:SH700i
:31jEh5cw
#135 [コロ]
僕が笑っているのを
海斗さんは"何だコイツ?"って顔で見ている。
怒られなかったから僕はそのまま笑い続けた。
その時ちょうどドアが
ノックされ、勇気さんが
入ってきた....
勇「おはようございます
春日さん?楽しそう
ですね...」
:07/08/21 01:03
:SH700i
:31jEh5cw
#136 [コロ]
勇気さんを見て僕は我に返った...。
笑ってる場合じゃない。
勇「朝食はこちらに持っ
てきていいですか?」
海「ああ。」
春「....」
チャリッ
いつ手錠はずしてくれるんだろう...
勇「春日さん、シャツが
シワだらけですね。」
:07/08/21 04:56
:SH700i
:31jEh5cw
#137 [コロ]
海「クス...俺が乱して
やったからな(笑)」
春「...ッ」
いじ悪く言われて僕は
涙がでそうになったけど
ぐっと堪えた。
勇「...新しい物を用意
しましょう」
勇気さんは朝食と一緒に
新しいシャツを持ってくるといって部屋を出た。
:07/08/21 05:13
:SH700i
:31jEh5cw
#138 [コロ]
数分がたち、勇気さんが
戻ってきた。
カタッ カタ
勇「今日はスープとパン
後でフルーツを持って
きますね」
海「サンキュ...パクッ」
勇「春日さん、先に
シャツの着替えを」
春「あ、はい」
海「モグモグ...」
:07/08/21 05:19
:SH700i
:31jEh5cw
#139 [コロ]
:07/08/21 10:58
:SH700i
:31jEh5cw
#140 [コロ]
勇「...海斗様。手錠の
鍵を外して下さい」
海「袖切って脱がせば?」
海斗さんは手錠を外す気
が無い様だ。
勇「どうやって着せるん
ですか...」
勇気さんにそう言われて
海斗さんは"また付けとけよ"と鍵を渡した。
:07/08/21 11:30
:SH700i
:31jEh5cw
#141 [コロ]
カチャ...チャリ
僕の右手は開放された。
春「ホッ...」
勇「失礼します」
勇気さんは僕のシャツの
ボタンを外し、スルリと
ぬがせた...
手慣れている。
勇「?.....海斗様」
海「なんだよ」
勇「この傷は...」
:07/08/21 11:39
:SH700i
:31jEh5cw
#142 [コロ]
勇気さんは僕の体についた引っ掻き傷を見つけ
海斗さんに聞いた。
海「あ〜、昨日そいつの
服脱がす時ついた」
勇「...ハァ...」
海「意見でも?...ジロッ」
勇「いいえ。どうぞ朝食
を食べてて下さい」
なんだか見えない戦いを
感じた...
:07/08/21 11:47
:SH700i
:31jEh5cw
#143 [コロ]
勇「春日さん消毒
しましょう。」
春「ぁ、コクン...」
勇気さんは薬を取りに
再び部屋を出ていった。
海「クス...ずいぶん勇気
のやつお前を気に入っ
てるな(笑)」
グイッ
春「アッ...」
ドサッ
:07/08/21 12:13
:SH700i
:31jEh5cw
#144 [コロ]
海「ペットだろ?笑
鳴いてみろ」
春「っ...」
スッ
春「ビクン.....ぁ..ッ」
―数分後、廊下―
勇「消毒液もぅ残り
すくないな」
:07/08/21 18:52
:SH700i
:31jEh5cw
#145 [コロ]
カタ
ァッ んンンッ ゃア
勇「ん?」
(部屋の中)
春「かい...と..さんッ
ぃやッン..んァアッ」
海「クス..チュク...レロ」
勇「....ッ..ハァ」
スッ...
勇気は部屋から離れた。
:07/08/21 18:58
:SH700i
:31jEh5cw
#146 [コロ]
僕がここに来てから数日がたった。
勇気さんは相変わらず
僕に気をつかってくれる。
海斗さんも相変わらず
僕の事をペット扱い...
:07/08/21 19:12
:SH700i
:31jEh5cw
#147 [コロ]
海斗さんと勇気さんに
会うのは朝と夜だけ。
昼は仕事だからね...
毎日酷くされるんだと
思っていたら、海斗さんは朝、週2.3回だけ
僕を抱いて、週末の夜に
これでもかってぐらい
抱く...
まぁ、多いけど思っていたほどじゃなくて良かった。
:07/08/21 19:25
:SH700i
:31jEh5cw
#148 [コロ]
ある日の土曜日。。。
―書斎―
海「で...?」
勇「はい。春日さんの
幼少期と誠二について
調べた結果ですが」
パサッ
勇気は海斗に数枚の紙を
渡した。
海「...俺が読むのか?」
勇「俺が読むんですか?」
:07/08/21 19:41
:SH700i
:31jEh5cw
#149 [コロ]
海「めんどくさいな...」
そう言いながら海斗は
紙を手に取り、読みはじめた。
勇(( 仕事の時は大人
びてるのに家では本当
子供みたいだ...))
海「もしかして全部
潜入操作か?」
勇「ハイ。誠二に関しては
少々手荒く...」
:07/08/21 19:50
:SH700i
:31jEh5cw
#150 [コロ]
海「?...」
勇「警察の振りをして」
海「アハハッ...さすが
警察官の息子だな」
勇「俺の努力を早く
読んで下さい」
そして海斗は調査された
春日の過去を読みはじめた
:07/08/21 20:06
:SH700i
:31jEh5cw
#151 [コロ]
:07/08/21 20:25
:SH700i
:31jEh5cw
#152 [コロ]
ワンッ ワン!
春「ラブ!」
クゥン ペロ
春「くすぐったい(笑)」
手錠は、あれから外され
僕は1日中ラブと遊ぶ事が多い。
三波家にはメイドさんも、ボーイさんもいる。
専属のシェフが作る御飯はすごく美味しい。
:07/08/21 22:55
:SH700i
:31jEh5cw
#153 [コロ]
家の中なら自由にしてて良いって3日前に海斗さんから言われて以来、僕はラブを連れて昼間はずっと
探検している。
日を追う事に海斗さんは
優しくなってる気がする。
始めは怖くてたまらなかったけど、最近じゃエッチの時も前よりは......
:07/08/21 23:01
:SH700i
:31jEh5cw
#154 [コロ]
カチャ キィィ―
春「ラブ見て見てぇ!
この絵変なの〜(笑」
海「ん?」
ワンッ
春「あッ...海斗さん..」
僕は海斗さんの書斎の前まで来ていた事に今気付いてしまった
仕事をしてる事があるから書斎の近くはあまり来るなって言われてのに。
:07/08/21 23:08
:SH700i
:31jEh5cw
#155 [コロ]
勇「春日さん...」
海「あまり書斎の方に
来るなって言ったろ」
春「ゴッ...ゴメンナサイ」
僕はあわてて謝った。
だって機嫌そこねるような態度とったら最近優しいと言っても、すぐ服脱がされて酷くされるもん。
:07/08/21 23:14
:SH700i
:31jEh5cw
#156 [コロ]
海「....春日..」
春「ハ..ハイッ」
海「いや....部屋戻るぞ」
春「はいッ」
最近、自分が本当にペットみたいになっている気がする。
勇「.....」
なんか海斗さんと勇気さんの様子がおかしい様な...
でも僕は気にもとめなかった...
:07/08/21 23:24
:SH700i
:31jEh5cw
#157 [コロ]
―少し前、書斎―
春日の報告書を見て
海斗は言葉を失っていた。
海「.......。」
勇「全て事実です。
家族の事も.....
誠二のした事も。」
海「春日は何もしらない
のか...。」
勇「知らないそうです」
:07/08/22 11:10
:SH700i
:J91MkLWM
#158 [コロ]
海「....あいつが知れば
ショックを受けるな」
海斗は前から春日に対して疑問を抱いていた。
何故、売春させられたり
自分に酷い事をされても
すぐ笑って平気な顔をしているのか...
報告書を見て、その疑問が解ったような気がした。
:07/08/22 12:09
:SH700i
:J91MkLWM
#159 [コロ]
勇「誠二は春日さんを
壊したんです」
報告書の誠二の欄には
酷い内容が記されていた
春日がおとなしく言う事
を聞くように、誘拐して
から1ヵ月間
鎖につないで虐待を繰り返し、小さな体に無理矢理
自分の男のモノを何度も
受け入れさせたのだ。
:07/08/22 12:39
:SH700i
:J91MkLWM
#160 [コロ]
あまりにも酷い仕打ち。
春日はその1ヵ月間の
記憶をなくしてしまった
誠二の願い通り春日は
おとなしくなり
1ヵ月間の記憶がなくなったかわりに、春日は誠二に優しく抱かれたと言う
有りもしない別の記憶が
出来た...
:07/08/22 12:45
:SH700i
:J91MkLWM
#161 [コロ]
―海斗の部屋―
海「ラブ暴れるな...」
ワンッ!
春「こっちおいでラブ」
クゥン ワン
春「あははっ ラブぅ」
:07/08/22 12:55
:SH700i
:J91MkLWM
#162 [コロ]
僕がラブとじゃれ合っていると、海斗さんが近付いてきていた。
海「春日...」
グイッ
春「ひゃッ....?」
海斗さんにベッドへ座らされて...
あれ?なんか海斗さんが
悲しそうな顔してる。
:07/08/22 12:59
:SH700i
:J91MkLWM
#163 [コロ]
海「春日は15歳、俺は
19歳。4年前の自分を
思い出すと、お前と
全然違う人生だった」
春「?」
海斗さんは、ただ僕の
目を見て話した。
海「ずっとここに居ろ」
春「え...?」
海「お前には守って
くれる奴が必要だ」
:07/08/22 13:30
:SH700i
:J91MkLWM
#164 [コロ]
突然の言葉に僕は動揺
するしかなかった。
海「俺が守るよ...
もちろん勇気も」
春「海斗さ..ん...」
綺麗な顔が今日は嫌味な
笑顔じゃない...
真剣な俺で僕を見てる。
でも....僕には...
:07/08/22 13:34
:SH700i
:J91MkLWM
#165 [コロ]
↑[訂正]
真剣な俺で僕を×
真剣な顔で僕を〇
:07/08/22 13:36
:SH700i
:J91MkLWM
#166 [コロ]
春「誠二さんが居るから」
海「!?」
春「僕には誠二さんが」
グイッ ボフッ!
春「キャッ.....ッ」
ベッドへ叩きつけられ
海斗さんは僕を睨みつけた
海「あいつはお前に最低
な事しかしなかった!
ずっとお前を騙してッ」
:07/08/22 13:40
:SH700i
:J91MkLWM
#167 [コロ]
春「え?...」
海「ッ....クソ..」
コンコン カチャ
その時、部屋に勇気さん
が来た。
勇「海斗様。龍(リュウ)が
海斗様を探してました」
海「...あぁ、行く。」
春「.....ッ...」
勇「春日さん、昼食を
お持ちしますね。ニコ」
:07/08/22 13:46
:SH700i
:J91MkLWM
#168 [コロ]
海斗さんの言葉が気になる
僕の大好きな誠二さんが
騙してたって...?
いったい何を?
海斗さんは誠二さんの
何を知ってるの?
勇気さんが昼食を持って来ても僕は海斗さんの言葉が気になっていた。
:07/08/22 13:59
:SH700i
:J91MkLWM
#169 [コロ]
:07/08/22 14:01
:SH700i
:J91MkLWM
#170 [コロ]
2ヵ月がたった...
あれから海斗さんは
僕を泣かせたりしない。
エッチの時は泣いたりするけど、それは別の意味で
泣くだけで...///
休みの日は僕を少し離れた別荘に連れて行ってくれる
:07/08/22 17:01
:SH700i
:J91MkLWM
#171 [コロ]
緑に囲まれた静かな所で
海斗さんのお気に入りの
場所みたい...
僕も大好きな場所になった
今日はその別荘に遊びに
来ている。
―別荘近くの川―
パシャンッ チャプ
春「ぁッ...海斗さんッ
こんな所じゃ...ンッ」
:07/08/22 17:14
:SH700i
:J91MkLWM
#172 [コロ]
海「できない?...クス」
春「カァァ///...ァンッ」
誰か来るかもしれない
川で海斗さんが意地悪く
僕を触ってきた。
春「だめッ...ヒッ///」
海「エロい声(笑)」
春「ァアッン...ッ..ピクン」
:07/08/22 17:17
:SH700i
:J91MkLWM
#173 [コロ]
―別荘―
勇「おかえりなさいませ
...ちょッ!ずぶ濡れッ」
海「ただいま」
春「...///」
勇気さんは僕達がビショビショなのを見てあわてて
タオルを持ってきた。
勇「よく拭いて下さい」
春「ありがとぅ...///」
:07/08/22 17:22
:SH700i
:J91MkLWM
#174 [コロ]
海「勇気。春日は拭いて
やって俺には自分で
拭けってか?」
勇「なんで俺が貴方の
髪を拭かなきゃ
ならないんですよ」
春「クスクス...(笑)」
海斗さんと勇気さんの
やり取りは見ていて
おもしろい。
まるで兄弟みたい(笑)
:07/08/22 17:35
:SH700i
:J91MkLWM
#175 [コロ]
勇「ん?春日さん...」
春「ぅ?」
勇「海斗様、もしかして
川の中でしてたんです
か?...春日さんに
新しいキスマークが
付いてます」
海「悪い?」
勇「風邪引いたら
どうするんですか」
春「キスマーク....///」
:07/08/22 17:39
:SH700i
:J91MkLWM
#176 [コロ]
グイッ
春「わッ///」
海「こいつ喜んでたから
いいじゃん(笑)」
春「ぁ...カァァ///」
勇「まったく...
もぅいいです」
僕は恥ずかしくて
顔を下げたまま真っ赤に
なっていた。
:07/08/22 17:46
:SH700i
:J91MkLWM
#177 [コロ]
勇「着替えて来て下さい」
海「春日、部屋行くぞ」
春「ぁ、ハイ...///」
ちょっと優しくされた
だけで海斗さんの事
イイ人だと思うなんて
僕って調子の良い奴だな。
でも...誠二さんと居た時とは違うんだよね
なんでだろ...?
:07/08/23 21:21
:SH700i
:1yltcoxs
#178 [コロ]
海斗さんに優しくされると心が "ぽわん"ってする。
誠二さんに優しくされた時は "ホッ"ってした。
その"ホッ"ってのは、心が休まるとかじゃなくて
"良かった"って何かから
逃れられた時の安心感...
僕はいったい誠二さんの
何から逃れてたんだろ?
:07/08/23 21:30
:SH700i
:1yltcoxs
#179 [コロ]
最近気付きはじめた
誠二さんと生活してた時の違和感...
今の生活には無いのに
確かに、あの時には
違和感があった...
何かに縛られてる様な
海「オイ...」
春「ハッ...はい!」
いけない、ボーっとしてしまった。
:07/08/23 21:40
:SH700i
:1yltcoxs
#180 [コロ]
海「風呂入るか?体冷え
たろ」
春「ぇ、あ...///」
海「....(笑)」
グイッ
海「入るぞ」
春「ぁ...///」
―風呂場―
チャプン チャポ
:07/08/23 21:45
:SH700i
:1yltcoxs
#181 [コロ]
春「海斗さんッ...
も、もぉいいです///」
海「なんで?(笑)」
春「恥ずかしい...///」
今、僕は海斗さんに抱っこされながら浴そう浸かっている。
海「春日は俺のペット
だろ?おとなしく
抱かれてろよ(笑)」
春「カァァ///」
:07/08/23 21:57
:SH700i
:1yltcoxs
#182 [コロ]
優しくされるのが、こんなにムズカユく感じるのは
相手が海斗さんだから?
僕はチラッと海斗さんの顔を見た。
海「ん?...」
春「ドキン...///」
どうしよう...
なんだか急に海斗さんの事意識しちゃってるッ
....意識?意識って何?
:07/08/23 22:15
:SH700i
:1yltcoxs
#183 [コロ]
海「...クス(笑)
何?俺の顔みてさ」
春「ぇ///...あのッ
ぃ、いえ。すみません」
海「プッ...赤い(笑)」
そう言って海斗さんの手が僕の頬から首を撫でた。
春「ピクン...///」
海「ニヤ....さ、そろそろ
あがるか(笑)」
:07/08/23 22:25
:SH700i
:1yltcoxs
#184 [コロ]
春「ぇ...」
いつもなら、この雰囲気
だと絶対エッチするのに
モジッ
ちょっと体が反応してきてたのにな...
海「....(笑)」
なんか...ホント最近の
僕は変だな。
この気持ちはなんだろ?
:07/08/23 22:44
:SH700i
:1yltcoxs
#185 [コロ]
お風呂からあがり、僕は
勇気さんが用意した
白い浴衣を着せられた。
春「なんで浴衣なの?」
勇「海斗様がこの間
銀座で買ってこられた
物です。ニコ」
春「海斗さんが...?」
勇「はい。」
:07/08/24 00:04
:SH700i
:9B/YEvoo
#186 [コロ]
カチャ
海「オイ、勇気....ぁ」
勇「海斗様」
海斗さんは浴衣を着せられてる僕を見て、少しムッと顔をしかめた。
春(( ぇ...?もしかして
似合わないから怒って
るのかな...))
海「俺が着せたかった」
:07/08/24 00:12
:SH700i
:9B/YEvoo
#187 [コロ]
勇「着せれるんですか?」
海「浴衣だろ...
それぐらい着せれる」
勇「女性用は男性用と
違って難しいですよ?」
海「ムッ...」
海斗さんが買ってきた浴衣は女性用だったらしい。
僕は浴衣なんて初めて
着たからそんなの知らな
かった。
:07/08/24 00:17
:SH700i
:9B/YEvoo
#188 [コロ]
勇「もぅ俺が着せて
しまいましたから今日
は我慢して下さい」
海「春日体見たろ...」
勇「...そっちですか。」
また海斗さんと勇気さんの言い争いが始まりそう...
僕はそれが始まる前に
その場を立ち去った。
:07/08/24 00:25
:SH700i
:9B/YEvoo
#189 [コロ]
↑[訂正]
海斗の言葉で...
「春日体見たろ」×
「春日の体見たろ」〇
:07/08/24 00:28
:SH700i
:9B/YEvoo
#190 [コロ]
―別荘の庭―
春「はぁ...浴衣って
走りにくいなぁ...」
サァァァッ
春「ンッ....」
風が吹き抜け、浴衣の袖
がヒラヒラと揺れる。
まるで身も心も清められる気がする...
カサッ
海「春日!」
:07/08/24 00:42
:SH700i
:9B/YEvoo
#191 [コロ]
春「海斗さん」
どうして優しくしてくれるんだろ...
僕は誘拐されてるし
知らない人にたくさん
犯された
海斗さんにとって、なんのメリットもない
春「.....ッ..」
海「!...春日。
何泣いてんだよ」
わかんない...自然に涙がでてくる。
:07/08/24 00:49
:SH700i
:9B/YEvoo
#192 [コロ]
海「ッ...そんなに誠二に
会いたいのか?」
春「!?」
そんなんじゃない。
僕は自分の体の汚らわしさに泣いただけ...
いくら綺麗な服や浴衣を
着せてもらっても
中までは綺麗にならない。
:07/08/24 00:52
:SH700i
:9B/YEvoo
#193 [コロ]
春「海斗さんッ...」
気付けば海斗さんに
抱きついていた。
海斗さんは少し驚いていたけど、何も言わずギュっと抱きしめてくれた...
誠二さんの時にはなかったこの、なんとも言えない気持ち...
恋なのかな?
じゃあ誠二さんへの気持ちは...?
:07/08/24 00:59
:SH700i
:9B/YEvoo
#194 [コロ]
なんか、もぅ頭の中が
ぐちゃぐちゃになる...
これが恋なら誠二さんに感じた気持ちはなんなの?
思い返せば誠二さんに対する自分は、従順で絶対文句をいわなかった...
何かにおびえていた?
まさかね...
:07/08/24 01:08
:SH700i
:9B/YEvoo
#195 [コロ]
海斗さんの体温と
緑かおる風を感じながら
僕は不安な気持ちを
拭い去ろうと、ぐっと
目を閉じる...。
一粒の涙がこぼれ、
地面へと消えた。
誠二さん...
なんだか変なんだけど
誠二さんを疑問に思い
はじめたよ
:07/08/24 01:14
:SH700i
:9B/YEvoo
#196 [コロ]
スッ
海「ほら、風邪ひくから
中に入ろう...///」
春「...はい///」
海斗さんの顔が少し赤い気がした。
僕のせいかな?
そうだったらいいのに...
だって僕は海斗さんのせいで顔が熱いから
海斗さんも僕のせいで
熱くなってほしい...
:07/08/24 01:21
:SH700i
:9B/YEvoo
#197 [コロ]
:07/08/24 01:38
:SH700i
:9B/YEvoo
#198 [コロ]
―夜―
春「わぁ!星が...///」
勇「山奥ですから
よく見えますねぇ」
海「春日、浴衣の帯
きつくないか?」
春「はいっ☆ニコ」
僕が笑えば海斗さんは
少し照れる。
それを見て勇気さんが
こっそり笑ってる
:07/08/24 15:06
:SH700i
:9B/YEvoo
#199 [コロ]
いつまでも続いてほしい
この楽しい時間が...
でも、そうもいかない
事ってある
海「....春日」
春「?...はい」
海「話しておきたい事が
あるんだ。」
春「?」
勇「...俺はずします」
海「いや、居てくれ」
:07/08/24 15:18
:SH700i
:9B/YEvoo
#200 [コロ]
海斗さんはいつになく
真剣な顔をしていた。
真剣だけど...
言いづらいって顔
そして口をひらいて
出た言葉は、僕を硬直
させた...
海「今の話し信じるか?
誘拐されて1ヵ月間
お前は誠二に虐待
されていた。」
:07/08/24 15:32
:SH700i
:9B/YEvoo
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