〜運命のヒト(2)〜
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#1 [りく☆] 07/09/02 12:19
#363 [りく☆]
笑いながらジィとそんな会話をしていた。
ふとジィの顔を見ると、少し考え込んだ顔をしている。
『ジィ、どぉした?』
…もしかして卓也が
そんな考えが込み上げてきた。考え込んでいるオレを、ミラーごしに見ながらジィが話しかけてきた。
:08/08/27 23:43 :SH903i :FGOSOYT6
#364 [りく☆]
『なかなかのエスとは、どういう意味で?』
『あ……Sのこと?』
:08/08/27 23:44 :SH903i :FGOSOYT6
#365 [りく☆]
ジィが高齢だってことをすっかり忘れていた。そして英語には滅法弱いことも…。
真顔で尋ねてきたジィに、思わず爆笑してしまった。確かにジィがSMの意味などわかるはずがない。
そんな可笑しさと、卓也への不安が無くなった事でしばらく笑いが止まらなかった。
:08/08/27 23:44 :SH903i :FGOSOYT6
#366 [りく☆]
『何かおかしな事でも言いましたか?』
少し恥ずかしげにジィが再び尋ねてくる。
『いやいや、何でもないよ♪
ジィは最高だねって言っただけだって。』
『最近の若者の言葉は難しいですね。』
半ば嬉しかったのか、ジィは気分をよくしていた。
:08/08/27 23:45 :SH903i :FGOSOYT6
#367 [りく☆]
そんなたわいもない話をしているうちに、気がつけば病院に着いていた。
『ジィありがとう♪』
そう言い残し、オレは車を後にした。そして、卓也のいる病室へと向かう。
卓也の病室は、最上階の6階にあるため、オレはエレベーターを待っていた。
:08/08/27 23:45 :SH903i :FGOSOYT6
#368 [りく☆]
1階のフロアには、診察や会計をまつ患者たちでいっぱいだった。
そんな人達を見渡していると、見覚えのある顔が視界に入った
間違いない……美里だ。一人でソファーに座っている。
そんな彼女を見ていたら、ふと目が合ってしまった。
:08/08/27 23:46 :SH903i :FGOSOYT6
#369 [りく☆]
あっちもオレに気がついたのか、驚いた顔でこっちを見ている。
堪らずオレは、目線をそらした。エレベーターはまだ3階で止まっているため、ボタンを連打して押す。
『そんなに押したってエレベーターはこないよ。』
振り返ると、そこには美里が立っていた。
:08/08/27 23:47 :SH903i :FGOSOYT6
#370 [りく☆]
少し不機嫌そうな顔で彼女をみた。
何か企んでいるかは定かではないが、微笑みながらオレを見ている。
『何か用かよ?』
『そんな冷たく言わないでよ。それに、ずっとこっちを見てたのはりくの方じゃん。』
:08/08/28 00:03 :SH903i :GTQiGb2.
#371 [あやか]
更新頑張ってください
前からまってます><
:09/01/01 22:49 :SH903iTV :.u2pK082
#372 [あやか]
かけるなら
がんばってください!
:09/07/03 23:54 :SH903iTV :aE6c82/Y
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