〜運命のヒト(2)〜
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#237 [りく☆]
『けど…お前がやっと話してくれて嬉しかったよ。まぁ内容には正直ビビったけど。
でも約束しただろ……お前が全てを話してくれた時は全力で協力するって。』
オレの両肩を掴み滝沢が言う。
『お前はもぉ…独りじゃないんだ』
:08/08/21 16:36
:SH903i
:Gn6lI.io
#238 [りく☆]
深山での出来事からずっと篭っていた暗闇に、やっと光が差し込んできた。
別にそれを望んで話した訳ではない。
しかし、滝沢のそんな優しい一言にオレはただ涙を流していた。
:08/08/21 16:41
:SH903i
:Gn6lI.io
#239 [りく☆]
『男が泣くなんてダセェぞ』
笑いながら滝沢がオレに言葉をかける。
『う…うるせぇ』
涙を流しながら必死にだした言葉だった。
オレが落ち着くまで待っていた滝沢がゆっくり口を開いた。
:08/08/22 00:56
:SH903i
:XTS191aU
#240 [りく☆]
『彼女は…お前と全く話したくないような感じなのか?』
『直接なにか言われた訳ではないけど…絶対嫌だろ』
二人で屋上の壁にもたれかかりながらオレは滝沢に言葉を返した。
:08/08/22 00:57
:SH903i
:XTS191aU
#241 [りく☆]
優希が許してくれている訳がない。必ず守ると約束したのに裏切ったオレなんて……許されるはずがない。そんなオレの気持ちを悟ったのか、滝沢は黙ったまま夏の青空を眺めていた。
:08/08/22 00:58
:SH903i
:XTS191aU
#242 [りく☆]
『そぉいえば……美里が彼女と仲良さそぉにしてたぞ。美里に頼んで話す機会を』
『ダメだ!!』
沈黙を破る為に話し始めた滝沢の言葉を途中で止めた。美里に話すなんて…考えられない。そんな想いからでた行動だった。
『美里と何があったんだ?』
不思議そぉにオレの顔を覗き込む滝沢に、オレは美里に言われた嘘を語った。
:08/08/22 00:58
:SH903i
:XTS191aU
#243 [りく☆]
美里と2人っきりになった時に言われた言葉。その言葉を嘘と決定づけるカイさんとの出会い。優希とカイさんとの関係……全てを話した。
『まさか猛志先輩に兄がいたとはな……しかもそれが彼女とは。
あっ……だから猛志先輩は彼女のことを知っていたのかな?』
必死に推理をする滝沢の横で、オレはただ首を傾げていた。
:08/08/22 00:59
:SH903i
:XTS191aU
#244 [りく☆]
猛志先輩と優希の関係など知らない。オレはまだ美里の嘘が許せないでいた。そんなオレの気持ちを表情から悟ったのか、滝沢はまた話し始めた。
『それにしても美里も変な話をするな…何かお前らに問題でもあったわけじゃないだろ?』
:08/08/22 00:59
:SH903i
:XTS191aU
#245 [りく☆]
『あるわけないだろ。』
『だよな…』
またしても沈黙がやってきた。結局は解決の糸口は見つからないのか。
しかし、滝沢に話したことで今までの事を振り返ることができた。
…美里はなぜあんな嘘を
:08/08/22 01:00
:SH903i
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#246 [りく☆]
優希がオレに許しを貰おうとすることなどあるはずがない。彼女が自分を責める理由などどこにもないはずだ。
なら何故美里はあんな手の込んだ事をして嘘を言いたかったのか。誰も特にならない嘘を何でわざわざ言ったのか、美里の行動の真意が全くわからなかった。
:08/08/22 01:00
:SH903i
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