「純也」
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#146 [あぃみ]
私は飲むしかなかった。
ぐいぐい飲んで
ぐいぐい飲んで。


目がまわりだした。


気がつくと
隣の肩にもたれ掛かり、うでにシッカリしがみついていた。


顔をあげて純也の顔を覗き込んだ。


「酔っちったぁ!」

⏰:07/11/11 22:36 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#147 [あぃみ]
純也はこちらを向かない。


純也の名前を呼ぼうとした。そのときだった。


「……」


声が出ない


まさる…?


振り向いたその顔を見て胸の奥が熱くなる。
そしてまた涙が流れた。この涙はなんなのだろう。
私がしがみついている腕は彼氏のまさるの腕だった。

そしてまさるはいつもの優しい笑顔で私に微笑みかけている。

⏰:07/11/11 22:42 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#148 [あぃみ]
私を安心させるぬくもり、表情、優しさ…

まさる…


「……まさるぅ。」


「うぇーん!まさるー」

私は声を出して泣き出した。


まさるが頭を「よしよし」って撫でて慰めてくれるから…


ん?
声が出た?
あれ?

⏰:07/11/11 22:46 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#149 [あぃみ]
私は誰かに肩を叩かれている。


バッと身体をおこすと目の前にはりんちゃんがいた。
横を確認すると純也がいた。


「…夢、かぁー。」


でも涙で頬は濡れている。


…声、出してた。あれは聞こえていたのだろうか。急に恥ずかしくなる私。

⏰:07/11/11 22:55 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#150 [あぃみ]
りんちゃんは笑った。


「もぉー飲みすぎー!あい、30分は寝てたよ笑」


「まじ?ごめん!笑」


純也が続いた


「てかお前化粧落ちすぎ笑」


「まじ?ごめん。」


鏡を出して顔を確認する。


すると…
二年前に見た事がある自分がいた。
まさるが事故にあった日。私は同じ顔をしていた。


私…
まさるに逢いたい。

⏰:07/11/12 00:04 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#151 [あぃみ]
居酒屋を出ると
足がない私は困った。
純也の車に乗るか、りんちゃんの車に乗るか。


自然な流れに身を任せるとりんちゃんが明るく言った。


「じゃーあい、また明日ねー!」


そして意味深な笑顔を見せて一瞬真剣な目をして頷いた。


…いや、ごめん。
そんな風に合図されても
何の意味か全然わからないよ。


そして足早に去っていった。

⏰:07/11/12 00:13 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#152 [るリ]
おも∪ろあげ♪♪

⏰:07/11/12 00:56 📱:N900iS 🆔:☆☆☆


#153 [*]
楽しみ〜(´∀`)

⏰:07/11/12 07:26 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#154 [あぃみ]
153さん感想板にもよかったら来てくださぃ
るりちやんども

⏰:07/11/12 11:41 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#155 [あぃみ]
続き〜

「彼女なんていらねーし」
酒でぐるぐる回る頭の中を純也のこの言葉がさらに掻き回す。

まいったなぁ〜

ため息と一緒に肩を落とした。


「いくぞ?」


純也は私の腕を引っ張り車に向かおうとした。


「お前本当細いな」


……あれ?……

⏰:07/11/12 11:55 📱:911SH 🆔:☆☆☆


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