「純也」
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#186 [あぃみ]
「まじで?純也が優しくなったー?ふふふ」
なぜか意味深に笑うりんちゃん。
「なんで笑う?なんか逆に怖くて…」
少し落ち込みぎみの私にりんちゃんは嬉しそうに
声をはずませて答えた。
「そっかそっかぁー!」
:07/11/20 21:57
:911SH
:☆☆☆
#187 [あぃみ]
「どーゆー意味?!」
一人で納得するりんちやんに少しムっとなる私。
「今日あいが飲み屋で寝てる間、純也にいろいろ言ってみたのだよ!」
「え!何言ったの?」
「ふふふ。知りたい?」
:07/11/20 22:01
:911SH
:☆☆☆
#188 [あぃみ]
「んもーじれったい!いーよもう。」
りんちゃんにはいつもすぐへそまがりになる。
でもりんちゃんは
そんな私を扱い慣れている。1番の理解者。
ちょっとだけお姉ちゃんのように優しく笑って話してくれた。
:07/11/20 22:24
:911SH
:☆☆☆
#189 [あぃみ]
「だってさ、純也あいに対して意味わかんないじゃん?だから言ったの。
あいのことどう思ってるか知らないけど、あいは俺の事好きとか思ってない?もっと優しい男あいのまわりにはたくさん居るんだから、あんたもたもたしてると取られるよ?って。」
「それで、純也はなんて言ったの?」
「『うるせーよ』って」
「そっかぁ。」
嬉しくてそのさきを期待した私は少しガッカリした。
:07/11/20 23:06
:911SH
:☆☆☆
#190 [あぃみ]
「ちょっとあい、ガッカリするとこ?
それで優しい態度に変わったなんてかなりの脈ありだよ?」
…あっそっか。
え?純也が私を?
「そうかなぁ。なんか微妙だけどなぁ」
「ばか!あい、絶対そうだって!あいつなんだかんだであいのこと気になってしょうがないんだよ」
:07/11/20 23:12
:911SH
:☆☆☆
#191 [あぃみ]
そうかな。
そうだといいな。
りんちゃんとは笑って電話を切った。
純也が振り向いてくれたらどれだけ嬉しいか。
冷たい純也もなれたけど、優しくなったらどれほど嬉しいか。
…純也の彼女。
ゆっくりと目を閉じて、いつもより暖かい気持ちをだしきめて眠りについた。
:07/11/21 08:53
:911SH
:☆☆☆
#192 [あぃみ]
「おい!起きろって」
すぐ近くで声がした。
重たい目を頑張って開くとまさるが優しい笑顔で私を覗き込んでいる。
「……!」
…声が出ない。
いつものだ。
これはまた夢だってすぐにわかった。
まさるを見つめるとまさるはクスっと笑って話し出した。
:07/11/21 08:58
:911SH
:☆☆☆
#193 [あぃみ]
「あいみ、もうすぐ誕生日だな。何が欲しい?
俺バイト代貯めておいたから好きなもん買ってやるよ!」
腰に手を当てて得意げなまさる。
私は…
指輪が欲しかった。
まさるが元気な頃はよくそう言っていた。
まさるは決まって
「指輪は結婚の時なっ」
って言っていたね。
:07/11/21 09:03
:911SH
:☆☆☆
#194 [あぃみ]
まさるが元気だったら
今頃は結婚していたのかな?私はこんな人生歩まなかったのかな。
欲しいもの?
今私は…
『愛』が欲しいよ。
安心出来る場所が…
:07/11/21 09:06
:911SH
:☆☆☆
#195 [しまじろー]
あげ(

、∀`)

:07/11/24 08:42
:D902iS
:☆☆☆
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