「純也」
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#216 [あぃみ]
車はなかなか出発しない。私は純也を見る。


純也は私を見ていた。


「ん?」


少しとまどって首を傾げて見た


純也は目をそらさない。

…見つめあっているってこうゆうこと?

⏰:07/11/29 20:37 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#217 [しまじろー]
僕今日誕生日だツた

あげ(・∀・)

⏰:07/11/29 22:33 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#218 [あぃみ]
しまじろ誕生日なの?
おめでとうございますっちなみ、私のパパも今日で61歳

⏰:07/11/29 23:39 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#219 [あぃみ]
続き…


純也の目はすんでいる。
瞳がうす茶色でその瞳の上の綺麗な二重が、すんだ冷たい印象を和らげる。



吸い込まれてしまいそうだ。



「キレイ…」


思わず声になった

⏰:07/11/29 23:44 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#220 [あぃみ]
純也はたまにこの優しい笑顔を向けるんだ。


そしてそっと近づいてきて


唇がふれる。


とろけてしまいそう。
幸せ。


私だけのものになってくれたらどんなに幸せなんだろう。

⏰:07/11/29 23:47 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#221 [あぃみ]
純也、
今私のこと大好きでしょ?ねぇ そう言って?





私は
大好きだよ。




ねぇ、純也。

⏰:07/11/29 23:49 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#222 [あぃみ]
甘い時間は
すぐに終わった。


車は発車してどこかへ向かう。


「ねぇ、どこ行くの?」


運転している純也に聞いた。


「んー
腹減った!」


無邪気に可愛く答える純也。


焼き肉屋さんに着いた。

⏰:07/11/29 23:56 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#223 [あぃみ]
焼き肉…
誕生日っぽくていいな


ビールで乾杯。
気取ってなくていいね。


純也と二人。
少し酔ってきてしまった。


勢いで聞いてみた。


「ねぇ誕生日プレゼントはぁ?」

⏰:07/11/30 00:00 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#224 [あぃみ]
「はぁ?なんでだよ

あれ?あ!お前もしかして誕生日?」



泣きそうだった。
焼き肉おごってくれて


そのあとプレゼントくれて…告白して…


「覚えててくれてるんだと思った。」

⏰:07/11/30 00:03 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#225 [あぃみ]
「わりー完全に忘れてたわ!金ねぇし、
ごめんな…」


肩をポンポンと叩かれた。


「痛いよ。」


胸が痛い。


凍りついた空気。
せっかく純也と居られるのに それは嫌だった。

⏰:07/11/30 00:07 📱:911SH 🆔:☆☆☆


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