「純也」
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#286 [あぃみ]
とりあえず仕事まで時間があった俺は一旦、帰ることにした。


「あ純ちゃん、おかえり〜」


化粧をしている。
ドレッサーの鏡ごしに目があった。


もちろん俺はシカト。


三日前の男からもう乗り換えたのかよ。
今日は金髪の男と寝てた。男特有の香水の匂いだけが部屋中をまださまよっていた。

⏰:09/04/09 21:03 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#287 [あぃみ]
あの日から口をきいていない。


反省してるのかなんなのか やけに気を使って金を渡してきたりするけど

だったら SEXの声を抑えろと思った。


美容整形を何度も繰り返し、作りあげられた顔と体。

薬物中毒。


最低な 俺の母親。

⏰:09/04/09 21:24 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#288 [あぃみ]
狂った母親がナイフを持ち出し、揉めた事がある。

俺の足と腕に傷を作った。

その日から毎晩夢に母親が出てきて 俺は襲われた。身体が動かなくなり、冷たい汗をかいて跳び上がる。

夢の中の母親は目が赤くうつろで、髪もボサボサで、服もボロボロ。


夢だけでなく、何をしていても その、「もう一人の母親」が見ている気がして何も出来なくなって入院していた事があった。

⏰:09/04/10 21:40 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#289 [あぃみ]
自分中心に生きている母親は 何も知らない。

⏰:09/04/10 21:43 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#290 [あぃみ]
俺はりょうさんに
「ゲーム」を教わった。

女ってバカで面白い。
それがわかった時何かが吹っ切れて 夢も見なくなった。

あいみは俺がひいたレールの上を順調に進みだした。

⏰:09/04/10 21:47 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#291 [あぃみ]
今までゲームしてきた女は俺に不都合なく俺が勝ってきた。

めんど臭いことは嫌だ。

俺がよければいい。
俺が楽しければすべてよし。


あぃみも俺を気にいったようだしうまくいくだろう。

⏰:09/04/11 09:49 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#292 [あぃみ]
その日ボーイズバーはいつもより暇だった。

俺はカウンターでグラスを拭いていた。

「いらっしゃいませ」


VIP客のようでりょうさん始め、全員が出迎えていた。


女は一人。
どっから見てもチビデブス。
何度も前髪に手をあてて、口を尖らせて、目をパチパチしてりょうさんの隣に座っていた。

⏰:09/04/11 09:59 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#293 [あぃみ]
…こっちをみるな。

女はチラチラと視線をこっちに向けた。

りょうさんに耳打ちで何かを話していた。
女の手元を見たら白い大きめの封筒に茶色い紙がパンパンにはいっていた。

あれは絶対に金。

⏰:09/04/11 10:03 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#294 [あぃみ]
女と目が合う度、愛想よい笑みを作った。


次から次へと
普段開ける事のない無駄に高い酒を俺は席まで運んだ。


「新人君!君も座れば?ねぇりょう、この可愛い彼に椅子用意してあげて」

⏰:09/04/11 10:07 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#295 [あぃみ]
…めんどくせぇ、
空気読めよ、No.1に俺の椅子用意させんなよ。


りょうさんが一瞬、俺と女に向けた目の奥の怒りを俺は見逃さなかった。


俺は自分で椅子をつけた。

⏰:09/04/11 10:11 📱:911SH 🆔:☆☆☆


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