「純也」
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#347 [あぃみ]
居酒屋につき、二人を探した。


探す間もなくすぐにわかる。


二人の席に着くと りんは俺を笑顔で迎えた。


「久しぶり!てか覚えてる?仕事辞めたんだってね!まぁまぁ座りなよ。飲もう飲もう!」

⏰:09/04/27 14:04 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#348 [あぃみ]
あいみにチラリと目をむけると 酔っているのか
少しはにかみながら流し目。


頬はピンク色をしている。


りんのトークがすごくて
殆どりんと話をしていた。
気がつけば焼酎を四杯半。すごく心地いい。
久しぶりに気分よく酔っ払ているのを味わっていた。

⏰:09/04/27 14:09 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#349 [あぃみ]
「俺彼女とかいらねぇし」


りんの質問にびっくりして慌ててこう答えた。

付き合ってんの?って。
わかんねぇよ。
操ってるとか言えないし、てか操ってるかどうかもわからないし。
なんかもぅ わけがわからなくなってきた。

⏰:09/04/27 14:13 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#350 [あぃみ]
急に肩が重たくなり、ふと見ると あいみがもたれかかってきた。
しかも爆睡。


長く、
カールしたマツゲ。
綺麗な鼻筋。
無駄がない程度に
厚い唇。


閉じている目をすごく近くで見たのは初めてで
あまりに美しくて唇を重ねたくなった。

⏰:09/04/27 14:20 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#351 [あぃみ]
「あいみ、寝ちゃったんだぁ〜。」


りんの声で我にかえり、りんに頷いた。


「てかあんた今すごい優しい顔してたよ?」


俺は「そうか?」とか適当にごまかし、グラスに残った酒を一気に飲みほした。

⏰:09/04/27 21:54 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#352 [あぃみ]
「ほら!テンパって一気なんてしちゃって。
あんた、本当の所、あいみのことどう思ってるの?」





程よい酒の心地よさと
リズムのいいあいみの寝息の心地よさ、
肩の重さと暖かさで
思いもよらずに…

俺はりんに語り出していた。

⏰:09/04/27 22:01 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#353 [あぃみ]
俺は女が嫌いだ。

今までみたいにあいみでしばらく遊んでやろうと思った。

金もあるし使えると思った。

金の事、文句いいだしたら 捨てる気でいた。

でもあいみは違った。

操ってるつもりでいたのに 操られてしまいそうになっている。

⏰:09/04/27 22:06 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#354 [あぃみ]
今、あいみに負けそうな俺は どうしたらいいかわからないでいる。


俺が絶対に勝つ。




話し終わると
りんは突然笑いだした。

⏰:09/04/27 22:08 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#355 [あぃみ]
「そーゆーことね。てかあんた結構最低君だね。だけど残念。根本的に考え方がおかしい。てか可哀相。」

りんはさらに続けた。


「あいみはいい女だよ。あんたは知らないで色々いじめてるみたいだけど、いつか後悔するよ。
私が思うに、あんた単純にあいみに惚れてんだよ、自分でわかってないみたいで可哀相だけど
あいみすごいモテるんだから。てかあんた、あいみが男といちゃついてるのとか想像したことある?」

⏰:09/04/27 22:18 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#356 [あぃみ]
…俺はこの時初めてそうゆう想像をしてみた。


「その男、ぶん殴る」



俺は負けた。


あいみを取られたくない。好きって こうゆうことか?



りんはニヤニヤ笑っていた。

⏰:09/04/27 22:23 📱:911SH 🆔:☆☆☆


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