「純也」
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#80 [あぃみ]
何回かに一回は
普通のデートみたいに出かける事もある。

純也の運転で二人でしりとりとかしながらドライブして、ゲーセン行って
買い物行ったり、おいしい物を食べたり。


二人の距離が縮まるたび純也の行動はどんどんエスカレートしていたのに、浮かれて気付かない私は、かまわず純也に溺れていた。


純也のたまに見せる優しさがほしくて欲しくて…
求めて求めて
追い掛けても追い付かなくて…
答えてくれない純也。

⏰:07/11/03 23:36 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#81 [あぃみ]
気付かないんじゃない。
気付きたくなかったから気付かない振りをしていた。


私のお金がどんどん減っていく事。


都合のいい女になっている事。


わかっていても
我慢していたんだ。

⏰:07/11/04 00:08 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#82 [あぃみ]
携帯に貼った、純也と撮ったたった一枚だけのプリクラ。

私はそれを見るだけで嬉しくなる。

毎日のように見た。


コンパニオンの仕事が終わり、帰りの車でりかと話していた。

「そいえばあぃみ、純也とどうなの?」

どうって…
どうなんだろう…
付き合ってるわけじゃないしな…

「何それー?プリ?チョー見たい!」

携帯に貼ったプリをのぞきこまれた。

⏰:07/11/05 00:43 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#83 [あぃみ]
「えー あいみちゃんの彼氏ー?見たい見たい!」

仕事の仲間に回された。


内心、嬉しい私。
だって純也は誰が見てもカッコイイ。自慢したいくらいだ。


そんな中、一人が意外な反応をした。


「あれ?これ純也じゃない?」


うん。純也。
え??


「知ってるの?」

⏰:07/11/05 00:47 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#84 [あぃみ]
彼女は歳も地元も近かった。

なんだか聞きたくない気もしたけど彼女を覗き込む。


「えっ?あいみちゃんの彼氏だったの?」

目を大きくして私を見ている。


「んー。微妙。」

私はそっけなく答えた。
純也は私のなんなのか…

⏰:07/11/05 01:04 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#85 [あぃみ]
そんな事より、なんで彼女は純也を知っているのか…


「てかなんで純也知ってるの?」

少し嫉妬している自分がいた。


「たしか、元ホストだよね?この前飲み会に誘われて行ったらいたよ?私の友達の後輩らしく、女と来てたよ?」


血の気が引いていくのを感じた。封印されていた、私の嫉妬心がまた目を覚ました。

⏰:07/11/05 01:12 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#86 [あぃみ]
だけと私は彼女じゃない。でも純也の中で私は特別な気がしてる。

だってほぼ毎日誘われてるし、腕を組んでも嫌がらない。


先に歩くと振り向いてくれる。


だから…
彼女に近いよね。


本気で気持ち伝えるのは怖い。純也は私の気持ちを知ってるはずだから。

⏰:07/11/05 16:48 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#87 [さぁや]
すごくおもしろいです!頑張って

⏰:07/11/05 17:40 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#88 [あぃみ]
さぁやさんおもしろいですか?嬉しいですうまく完結できるか心配です頑張って書いて行きますのでよろしくです

⏰:07/11/05 22:43 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#89 [あぃみ]
彼女…
純也に女がいるなんて考えもしなかった。

そういえば聞いた事がない。怖い。


その日から私は純也の行動がいちいち気になるようになった。


そういえば…
一緒にいるときいつも電話が鳴っても出ていない。私がいいムードにしようとすると怖い顔になる。

⏰:07/11/05 22:56 📱:911SH 🆔:☆☆☆


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