「純也」
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#270 [あぃみ]
ナンバー2のトオルさん。
ナンバー1のりょうさん。

二人が普通の客よりも
丁寧に迎えている。


Vipなんだと確信した。開店前からトオルさんが妙に気合いを入れていた訳がわかった。


トオルさんに付かれたら、だいたいの女は骨が抜けたようにトオルさんに絡む。昨日一日研究した結果だった。


あんな冷めた女がどう変わるのか見てみたいもんだ。
俺は期待した。

⏰:07/12/12 15:34 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#271 [あぃみ]
少し離れたカウンターから監視している俺のことなんて 気付く気配なく、乾杯から始まった。


しばらくすると、最初に受けた印象をくつがえすような笑顔、声で騒いでいた。たかしさんのキャラが好きなようで、綺麗な顔立ちをくしゃくしゃにして大声で笑うのだ。


でも俺は気付いた。
あの女はトオルを避けている。トオルの客なのに…

⏰:07/12/12 15:47 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#272 [我輩は匿名である]
書かないの?

⏰:08/01/02 23:23 📱:W52T 🆔:☆☆☆


#273 [あぃみ]
トオルさんがカウンターに来て一度腰を下ろした。


「おい、新入り、あの女いい女だろ?」

「純也です。」

「おれ、あいつだけは落とせねーんだよ畜生!」


黙ってみていたらトオルは内ポケットから何やら小さい袋を取り出し、白い玉をのんだ。


「トオルさん?それ、、」


「うるせー!見てろよ!」

⏰:09/04/09 10:17 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#274 [あぃみ]
エクスタシー


「ねぇ純ちゃぁん、これやってみない?」
「SEXがすごぉく気持ちいーから」


「ねぇ早く脱げよ、
純ちゃん、殺されちゃうよ」
「キャハハ、」


”ズキン” と傷口が痛んだ。

⏰:09/04/09 10:27 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#275 [あぃみ]
俺は 顔を叩いて目を冷ます。


トオルさんは女に迫っている。女は泣きだしそうな顔をしている。


気がついた時、俺はグラスを持って目の前まで進んでいた。


軽く自己紹介して座ろうとすると女が俺の腕を引っ張った。
冷めた女の印象は一気に吹き飛んだ。

⏰:09/04/09 10:33 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#276 [あぃみ]
あいみ。
女はそう名乗った。

あいみは近くで見ると尚更綺麗だ。
水商売をやっているなんて勿体ないと思う。


一つ年上と言ったが二個〜三個は上に見えた。


俺に腕を絡ませて、
男慣れをしているのがよく伝わる。

⏰:09/04/09 10:39 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#277 [あぃみ]
男慣れ


酒が抜け切らない状態で帰宅した。

「あら、純ちゃん、もう帰ってきたの?」


ベットから起きてきた女はセクシーなネグリジェで髪をかきあげながら歩いてきた。


「純ちゃん、これあげるからもう少し待ってて」

⏰:09/04/09 10:50 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#278 [あぃみ]
ベットには金髪の男の姿があった。
こちらを向かずに背を向けて煙草をふかしている。


俺は黙って玄関をでた。
一万円をにぎりしめて公園に行った。


ベンチに座り、くしゃくしゃになった一万円を広げて ゆっくりとチギリながら考えた。


あいつはまた男を連れ込んだんだ。
偽もののくせに。
ババアのくせに。

⏰:09/04/09 11:03 📱:911SH 🆔:☆☆☆


#279 [m]
待ッてます

⏰:09/04/09 19:14 📱:W54SA 🆔:☆☆☆


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