‐呪*画像‐
最新 最初 全 
#1 [由利] 07/10/27 19:49
#68 [由利]
昨日の夜からずっと泣き続けていた由利は目がすごく腫れていた。
もう朝だ―。
「由利…今日の学校は辛いかもしれないけど、学校へ行きなさい」
「嫌だ!こんな時に学校なんか行ってられないよ!」
由利は強く否定した。
「学校へ行って頂戴」
「嫌ったら嫌!」
由利は尚も否定し続ける。
:07/10/29 20:26
:W53T
:☆☆☆
#69 [由利]
「確かに、側に居てくれると、お父さんは嬉しいって言うと思うわ。だけど、お父さんはそれを望むかしら?」
母親からそう言われて由利は返す言葉がなかった。
母親の言う通りだったから。
…もうお父さんに心配かけたくない!!
「分かった。学校行く」
由利は母親の言葉で渋々納得した。
:07/10/29 20:33
:W53T
:☆☆☆
#70 [由利]
由利はいったん、家に帰り学校に行く用意をした。
優斗には先に行っといてと、
メールをした。
そして、由利は学校に向かった。
重い足取りで……
:07/10/29 20:37
:W53T
:☆☆☆
#71 [由利]
由利は学校に着くまでの間、ずっと父親のことばかり考えていた。
…お父さん、大丈夫かな?
由利の頭の中はこれしかなかった。
そう思っているいちに由利は学校の門の前に着いていた。
:07/10/30 22:04
:W53T
:☆☆☆
#72 [由利]
由利は重い足取りで
なんとか自分の教室に
着くことが出来た。
教室に入ると、
いつものように
朋子と彩香が
挨拶をしてくれた。
「おはよう!! 由…」
彩香は言葉を
言いかけて止めた。
:07/12/09 15:58
:W53T
:☆☆☆
#73 [由利]
そんな彩香を不思議に
思った朋子は由利の
方を向く。
朋子も彩香と同様に
由利の姿を見て
驚いている。
驚くのは無理もない―。
由利の姿は、
いつものような元気はなく
スッピンで目が腫れている。
:07/12/09 16:02
:W53T
:☆☆☆
#74 [由利]
2人は由利に何かあったんだと思い、由利を教室から出し屋上へ連れて行った。
屋上のドアを開けると、気持ちの良い風が吹いた。
2人は由利に問い掛けは
しない。ただ、上から景色を
眺めていた。
:07/12/09 16:06
:W53T
:☆☆☆
#75 [由利]
2人の気遣いが由利の心に染みた。
由利は2人と友達で良かったと改めて思った。
そして、2人に父親のことを話した。
彩香と朋子は親身になって聞いてくれた。
:07/12/09 16:16
:W53T
:☆☆☆
#76 [由利]
話し終えると、
「はあー。お父さんが…」
ため息をつき彩香は答えた。
「でもさ、助からないって訳じゃないから泣いてばかりじゃいけないと思うよ!
とりあえず、回復するように願いおうよ!」
そう言って由利を励ます朋子。
:07/12/09 16:22
:W53T
:☆☆☆
#77 [かな]
:08/06/26 17:01
:W61K
:AMLgDC.g
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194