夏恋ーナツコイー●番外編集○
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#1 [メグ] 07/12/18 00:21
こんばんわ♪
「夏恋ーナツコイー」とその続編の「夏の星と冬の花」を書いていたメグです!!
この度,未熟者でありながら番外編まで書かせていただくことにしました…;
基本,読者の皆様のリクエストに答えながら書いていきたいので感想板の方にリクしてくれたら嬉しいですッ☆
※荒らし・中傷はやめて下さい。
#786 [メグ]
ゆまサン♥
コメントありがとうございます。
過去のものまで読んでいただけたなんて、感激です。
今年こそは少しずつでも更新していきたいと思ってますので応援よろしくお願いします。
柊:「そ、そんなことないよ!?」
未:「でも…、柊:「さ、時間も遅いし早く行こう!!」
未:「はい…。」
明らかに様子のおかしい柊平と、そんな柊平を不審に思う未織の2人は再び暗い夜道を歩き出した。
─‥‥‥‥
柊:「うわ-…やっぱりこの時間は混んでるね。」
柊平は人で溢れかえっている神社の入り口を見ながら言った。
未:「本当ですね。この人じゃお参りに並んでる途中で年が明けちゃいそう。」
:12/02/01 14:35 :Android :☆☆☆
#787 [メグ]
柊:「はぐれないようにしようね。」
柊平は繋いだ手にほんの少し力を込めながら微笑んだ。
未:「…はい。」
─………
柊:「そういえば随分長かったけど何をお願いしたの??」
新年の挨拶も交わし終え、帰路の途中でふと柊平は未織に問いかけた。
未:「……内緒ですよ。」
柊:「え、何で??」
意味ありげに微笑みながら答える未織に柊平は目を丸くした。
:13/08/02 01:15 :N-06C :☆☆☆
#788 [メグ]
未:「ふふ、よく聞きませんか??」
そんな柊平の顔を見て、おかしそうに未織は笑う。
柊:「何を??」
未:「“願い事は人に話したら叶わない”…って。」
柊:「……聞くけど……迷信じゃないのかな??」
星空を見上げる未織の横顔は恋人の欲目だとしても、とても綺麗だった。
未:「そんなことないですよ??証拠もあります。」
柊:「証拠??」
不思議そうな柊平に、未織はもう一度笑いかけた。
:13/08/02 01:23 :N-06C :☆☆☆
#789 [メグ]
未:「今、アタシが柊平と一緒いれること。」
未織は指を一つ折り、そう口にした。
柊:「え……??」
未:「柊平がアタシに笑いかけてくれること、柊平と手を繋げること…あ、それか柊:「ちょ、ストップ!!」
指を折々、話し続ける未織の手を柊平は掴む。
柊:「ふー…その恥ずかしいのが……証拠??」
柊平の顔が街灯に照らされ、真っ赤になっているのは未織にも分かった。
:13/08/02 01:35 :N-06C :☆☆☆
#790 [メグ]
未:「そうですよ??絶対の自信さがある証拠です。」
柊:「……ッ、」
未:「…ふふッ、柊平が知るはずないですから。」
何も言えずに顔を赤く染めるしかない柊平に向かって未織は微笑み、そう続けた。
柊:「…未織は前にオレとのことを願ったってこと……??」
未:「去年の七夕の夜に…その時は神様じゃなくて織り姫様に願いましたけどね。」
─柊平にしか叶えられない願いだった。
─それと同時に、柊平にだけは知られてはいけない願いでもあった…。
─がんじがらめの恋に、苦しんで…泣いて…辛くてやめてしまいたいのに、諦めることが出来ない。
─そんな、矛盾ばかりの恋だった。
:13/08/02 19:15 :N-06C :☆☆☆
#791 [我輩は匿名である]
頑張って☆
:13/08/08 20:50 :N02A :☆☆☆
#792 [メグ]
匿名サン♡
ありがとうございます(T-T)
大昔に放置を繰り返してからのしれっと更新だったので読んで下さる方がいて嬉しいです(>_<)
:13/08/13 09:26 :N-06C :☆☆☆
#793 [メグ]
柊:「……あの日、ね。覚えてるよ…星が綺麗な夜だった。」
未:「なーんにも知らない柊平の近くで、アタシはそんな邪な願い事をしてたんですよ??」
そう言った後でふふ、と笑うと未織は再び歩き出した。
柊:「邪って…」
未織について行くように歩き始めながら柊平もつられて笑った。
未:「でも…あの頃は何にも言わない星に願うしかなかったんです。誰にも言えなかったから……。」
:13/09/12 01:49 :N-06C :☆☆☆
#794 [&◆JJNmA2e1As]
(´∀`∩)↑age
:22/10/01 18:31 :Android :☆☆☆
#795 [○○&◆.x/9qDRof2]
(´∀`∩)↑age↑
:22/10/07 12:18 :Android :☆☆☆
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