僕⇒俺
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#28 [氷雨]
「ぇ!?ぁ!すみません!僕、髪がサラサラなの夢見てて…」

下を向き、顔を赤らめて話す。
「陽…あんた可愛いんだけど」
葉山が何か癒やされて陽に言う。

「ぇ?かわっ……!?」

「つか、何も手ぇ入れてないよ?シャンプーしてトリートメントしただけだし…」


陽の言葉を遮って言葉を挟む。

⏰:07/12/24 21:42 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#29 [氷雨]
「え?嘘……」

僕は何回くしでといてもボサボサでいつも朝は遅刻ギリギリで…

「もしかしてさ…陽?乾かさずに寝てたり…してないか?」

少々顔をひきつらせながら和樹は僕に質問する。


「え!?あれ、だめなんですか!?」

案の定、僕は乾かさずに寝ます!!

⏰:07/12/25 08:05 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#30 [氷雨]
「だめって事はないけどな?…そのまま寝返りうつだろ?髪が乾いてたらサラサラのお前だ、ボサボサになる事はないと思うぞ…?」


はぁ…とため息をつく和樹と、あ!そっか!!と笑顔の僕、それを見ていて大笑いしている葉山さん。


「あはは…!あんた達、2人で芸人なりなよ!!」


葉山さんはもう我慢できない!という風に手を口に持っていきずっと笑ってた。

⏰:07/12/25 08:12 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#31 [氷雨]
「あ〜…俺は美容師一筋ですから…ごめんね〜陽〜〜」

「ぁ〜…僕も遠慮します」

「っく……あははは……!もう本当に無理…!!」

その後、葉山さんは10分以上笑い続けてた。(思い出し笑い含め…)


……………

「今日は葉山さん!和樹さん!ありがとうございました!!それで…あの…和樹さん……」

僕は苦笑いを浮かべて和樹を見る。

⏰:07/12/25 08:27 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#32 [氷雨]
「なんだ?変な顔して…」

一言多いよぉ……

「えっと…僕、お金持ってないんです…」


最後は消えるような声で和樹に伝える。


「え…?美咲から聞いてない?カットモデルだから無料だよ?」

にっこりと微笑む。

「そうなんですか!?ありがとうございます!」

⏰:07/12/25 11:07 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#33 [氷雨]
「あ!ほんとだ!!知らせるの忘れてた…」

てへへと舌をペロッと出す。

「美咲〜しっかりしろよ〜」

「ごめんって〜!」

すごく仲良そうに2人で笑いあっている。


「和樹さんと葉山さんって付き合ってるんですか?」

それを聞いて2人の動きが止まる。

………………あれ?

⏰:07/12/25 11:52 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#34 [氷雨]
「え?美咲と付き合ってんのは陽なんじゃないのか?」


「へ…?」

あ…………

『私の彼氏だから、おもいっきりかっこよくしてやって』

「あ…本当だ……」

「本当だって…陽……お前天然か?」

誰でもあんなに突然彼氏って言われても、頭真っ白になって覚えられないよ…

⏰:07/12/25 13:07 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#35 [馨]
頑張ってツ

⏰:07/12/25 16:00 📱:W51S 🆔:☆☆☆


#36 [氷雨]
馨サン
頑張ります!!ぁりがとぅヾ(^▽^)ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「付き合ってるよ!陽!忘れないでよね〜、それよりもさ、陽鏡でちゃんと自分見た?」


和樹にバレないように無理やりに話題を変える。


「え?そういえば…あれ?1度も見てない…」


「はぁ…!?1度も見てない?俺の自信作を〜!!」

⏰:07/12/25 21:43 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#37 [氷雨]
そう言って陽の腕を引っ張り、鏡の前まで引きずる。

陽はなすがまま。
葉山は安堵のため息をもらした。


「これが…僕?」

鏡の中にいるのは誰?
隣には和樹さんと葉山さん。

僕しかいない……


長かった前髪は目に掛かるか、掛からないかギリギリの所で切りそろえてある、段がついてて格好いい。

⏰:07/12/25 21:56 📱:D704i 🆔:☆☆☆


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