僕⇒俺
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#31 [氷雨]
「あ〜…俺は美容師一筋ですから…ごめんね〜陽〜〜」

「ぁ〜…僕も遠慮します」

「っく……あははは……!もう本当に無理…!!」

その後、葉山さんは10分以上笑い続けてた。(思い出し笑い含め…)


……………

「今日は葉山さん!和樹さん!ありがとうございました!!それで…あの…和樹さん……」

僕は苦笑いを浮かべて和樹を見る。

⏰:07/12/25 08:27 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#32 [氷雨]
「なんだ?変な顔して…」

一言多いよぉ……

「えっと…僕、お金持ってないんです…」


最後は消えるような声で和樹に伝える。


「え…?美咲から聞いてない?カットモデルだから無料だよ?」

にっこりと微笑む。

「そうなんですか!?ありがとうございます!」

⏰:07/12/25 11:07 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#33 [氷雨]
「あ!ほんとだ!!知らせるの忘れてた…」

てへへと舌をペロッと出す。

「美咲〜しっかりしろよ〜」

「ごめんって〜!」

すごく仲良そうに2人で笑いあっている。


「和樹さんと葉山さんって付き合ってるんですか?」

それを聞いて2人の動きが止まる。

………………あれ?

⏰:07/12/25 11:52 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#34 [氷雨]
「え?美咲と付き合ってんのは陽なんじゃないのか?」


「へ…?」

あ…………

『私の彼氏だから、おもいっきりかっこよくしてやって』

「あ…本当だ……」

「本当だって…陽……お前天然か?」

誰でもあんなに突然彼氏って言われても、頭真っ白になって覚えられないよ…

⏰:07/12/25 13:07 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#35 [馨]
頑張ってツ

⏰:07/12/25 16:00 📱:W51S 🆔:☆☆☆


#36 [氷雨]
馨サン
頑張ります!!ぁりがとぅヾ(^▽^)ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「付き合ってるよ!陽!忘れないでよね〜、それよりもさ、陽鏡でちゃんと自分見た?」


和樹にバレないように無理やりに話題を変える。


「え?そういえば…あれ?1度も見てない…」


「はぁ…!?1度も見てない?俺の自信作を〜!!」

⏰:07/12/25 21:43 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#37 [氷雨]
そう言って陽の腕を引っ張り、鏡の前まで引きずる。

陽はなすがまま。
葉山は安堵のため息をもらした。


「これが…僕?」

鏡の中にいるのは誰?
隣には和樹さんと葉山さん。

僕しかいない……


長かった前髪は目に掛かるか、掛からないかギリギリの所で切りそろえてある、段がついてて格好いい。

⏰:07/12/25 21:56 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#38 [氷雨]
ぼさぼさだった後ろ髪もサラサラで耳から斜めに肩まで伸びている。(予想ではサラサラになったので多少伸びたと思われる……)


横の髪も耳が少し見えるくらいでなんだか格好いい。

「どうだ〜!気に入った!?」
嬉しそうに僕の感想を待つ。


「気に入ったっていうか!別人じゃないですか!?ほんとに…僕?」

⏰:07/12/25 21:59 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#39 [馨]
頑張りやーx

⏰:07/12/25 23:11 📱:W51S 🆔:☆☆☆


#40 [氷雨]
「そうだぞ!!」

「陽♪かっこいいぞ!」

僕はすごくすごく嬉しくて、思いっきり笑って言った。


「ありがとう!!」


帰りは葉山さんを家まで送り、最後に……

「陽!明日は土曜、空けておいてね、おやすみ♪」

《送ってくれてありがとう》と口パクすると扉を閉めた。

⏰:07/12/26 00:50 📱:D704i 🆔:☆☆☆


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