僕⇒俺
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#395 [氷雨]
「えっと……、…あの……1つ聞いてもいいですか…?」


俺は意を決して葉山さんに尋ねる事にした。

葉山さんはキョトンと俺を見ると「何…?」と答えた。


「えっとーー……なんで嬉しそうなんですか…?」


幸せそうに微笑んでいるのはいいんですが…

さっきまで泣いてましたよね…?

⏰:08/03/20 14:38 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#396 [氷雨]
…………………


女の子って…わかんない…


俺が考えていると葉山さんが話し始めた。


「あ…のね………、言わなきゃダメ………?」


葉山さんは途切れ途切れに下を向いて言う。

⏰:08/03/20 14:45 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#397 [氷雨]
「へ………?気になってはいるんですけど…無理にとは…」


俺は遠慮がちに言って、残念そうに笑った。

葉山さんも何故か残念そうに笑っていた。


「陽……?あのね…私、嬉しかったから嬉しそうにしてたの」
俺はまたまた意味がわからなくてハテナ顔になる。

⏰:08/03/20 14:55 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#398 [氷雨]
「陽ーー!変な顔してるよ!」

葉山さんは笑うと俺の両頬をビミョーと伸ばした。


「はにふるんですか…?」

されるがままに喋ると変な声になり、葉山さんは笑い出した。

「ははは、陽…時が来たら、また言うね?」

⏰:08/03/20 15:06 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#399 [氷雨]
有無を言わせない笑顔で言われ俺は頷くしかなかった。


「さっ…帰る?」

葉山さんは紅茶を飲み干すと椅子から立った。


「あ…はい!!」

俺も急いで立つとレジへと向かい会計を済ませた。

⏰:08/03/20 15:13 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#400 [まリな]
頑張ってください(^o^)x

⏰:08/03/20 16:21 📱:W51H 🆔:☆☆☆


#401 [氷雨]
まリなさん
アリガトウ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「それじゃあ、また明日」


俺は葉山さんを家まで送り挨拶する。

葉山さんは玄関の前に立ち止まって動かない。


「葉山……さん…?」

俺は不思議に思って尋ねた。

葉山さんは俺の方を振り向くと不安そうな顔で俺に言う。

⏰:08/03/23 23:34 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#402 [氷雨]
「陽……?あの子と付き合わないよね?」


俺はあの子がわからずにハテナ顔をする。


葉山さんは俺の表情をみて、にっこり笑った。


「ごめん……不安になっただけだよ」


苦笑いすると「また明日ね」といい家の中に入った。

⏰:08/03/23 23:37 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#403 [氷雨]
「不安………?」


閉まった扉を見つめたまま呟き、しばらく考えたあと家へと足を動かした。


――――――………

「なあ…付き合わないよね?ってどういう事……?」


今日は親がいないらしいので出前ピザを三依と食べている。


「は……?突然なに言ってんの?」

⏰:08/03/23 23:53 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#404 [氷雨]
以前よりも仲良くなったとはいえ口の悪さの直っていない妹にガンをとばされる。


「いや……友達に言われたから…」


俺はつい口に出てしまった言葉の言い訳を考える。


「友達って女?」

三依は何か分かったのか正解を口にした。

⏰:08/03/23 23:56 📱:D704i 🆔:☆☆☆


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