僕⇒俺
最新 最初 全
#1 [氷雨]
精一杯書きます!!
よろしくお願いします!
主人公⇒梨本 陽[ナシモト ハル]
┣何をしてもドジ。
┗あだ名『のび太』
相手⇒葉山 美咲[ハヤマ ミサキ]
┣美人で人気者。
┗目標ができると、とことん 追求!!
:07/12/23 01:03 :D704i :☆☆☆
#2 [氷雨]
「あの…、この体制は……?」
僕は今、女の人に押し倒されてます。
………………?
なんで?
「ねぇ…、梨本さぁ……」
この時の僕の感想といえば…
『僕の名前知ってくれてる人がいる!』
なんて自分でも情けない感想。
:07/12/23 01:08 :D704i :☆☆☆
#3 [氷雨]
けど!いつもは…
【のび太】なんて眼鏡を掛けてて、地味だったら、呼ばれるような定番の名前でしか呼ばれた事なかったのに、僕には嬉しすぎる言葉だった。
だけど、ガシッと顔を掴まれ、正面を向かされて、覗き込まれるまでの感情。
「ぇ…?何……?」
僕からはマヌケな声がもれる。
僕を押し倒した葉山 美咲はさっきの言葉の続きを口にする。
:07/12/23 01:16 :D704i :☆☆☆
#4 [氷雨]
「かっこよくなってみる気ない?」
…………………?
………ぇ?僕??
:07/12/23 01:18 :D704i :☆☆☆
#5 [氷雨]
僕は周りを見渡す。
「あんたしかいないでしょ!?梨本!!」
顔をズイッと近づける。
「ぇっと…、けど僕…地味なんだけど……」
自信なさげに言葉を繋ぐ。
「だ・か・ら!!私がかっこよく調教するの!」
:07/12/23 01:22 :D704i :☆☆☆
#6 [氷雨]
「ぇ!?ちょ………!?」
「はぁい!いい男はそんな事で真っ赤にならない!!まぁ…純ないい男もいいかも……」
勝手に話を進められる。
「ぇ…?僕、まだΟΚしてないよ……」
そう言うと悲しそうな顔をして呟いた。
「梨本だから頼めるのに…」
:07/12/23 01:26 :D704i :☆☆☆
#7 [な]
面白そう\(^O^)/
頑張って(。・・。)
:07/12/23 01:37 :W43H :☆☆☆
#8 [氷雨]
なさん
ぁりがとぅ♪
:07/12/23 01:52 :D704i :☆☆☆
#9 [氷雨]
「ぅ……、なんで僕なの?」
こんな地味で髪もぼさぼさ…、おまけにドジで【のび太】
「へ…?だから〜梨本だからって言ってるじゃん!!」
答えになってないよぉ…
「はいはい!こんな所で居眠りしてないで、調教しに行こ!」
言葉もなんかおかしいよぉ……
そんなこんなで葉山さんの
《僕⇒俺計画》が始まった。
:07/12/23 02:00 :D704i :☆☆☆
#10 [氷雨]
―ATTRACTIVE―
僕は今、美容室にいるみたい。
みたいと解釈するわけは…床屋にしか行った事のない俺には眩しすぎるくらいに店内が豪華に感じるから……
「何、ボーと突っ立ってんの!和樹[カズキ]いる!?」
店に入るなり大声で店員を呼ぶ。
「はいはぁい。あれ?美咲か?久しぶり!!」
:07/12/23 02:08 :D704i :☆☆☆
#11 [氷雨]
髪は程よくワックスで固められ前髪はヘアピンで上へ束ねられていて、とてもかっこいい男の人が走って向かってくる。
犬のように……
「和樹、ストップ!!客だよ」
ぶつかるんじゃないか、というくらいギリギリでストップをかけ、僕を紹介する。
「あ…よろしくお願いします」
:07/12/23 02:14 :D704i :☆☆☆
#12 [氷雨]
「客?あ…ほんとだ。ごめん、気付かなかったし」
悪びれる様子もなく、謝られても…
なんて思うけど、言う勇気もない。
「私の彼氏だから、思いっきりかっこよくしてやって」
……………?
「ぇぇぇぇえええ!?」
和樹(さん)と僕は同時に驚きの声をあげた。
:07/12/23 02:20 :D704i :☆☆☆
#13 [我輩は匿名である]
:07/12/23 09:15 :F904i :☆☆☆
#14 [氷雨]
匿名サン
ぁりがとぅ♪頑張ります!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「こいつが美咲の彼氏!?ありえねぇ…!つか、許さねぇ!」
もの凄い怒りながらも目が輝いてるのは何故…?
「あ…、ぇ……?葉山さん?いつ僕が彼氏になっ…?」
全て言い終わる前にシーと葉山がジェスチャーする。
……………?
:07/12/23 09:59 :D704i :☆☆☆
#15 [氷雨]
意味が分からなかったけど、どうする事もできない僕は葉山さんに従った。
けど、次の瞬間…
ぐいっと手を引っ張られて椅子へいつの間にか着席していた。
「え………?」
和樹が僕の顔を覗き込む。
顔を隠していた前髪をおでこが見えるくらいに上にやる。
「あれ?お前さぁ……」
:07/12/23 10:05 :D704i :☆☆☆
#16 [氷雨]
すると、葉山が駆けてきて、和樹に耳打ちする。
僕には聞こえなかったけど…
「なるほど…!さすが美咲!!おい!お前!!名前は!?」
いきなり名前を聞かれて戸惑っていると…
「名前だよ!自分の名前くらいわかるだろ!?」
和樹が大丈夫かよ…?みたいな声で後押しする。
「陽!いい男になれないぞ」
:07/12/23 10:12 :D704i :☆☆☆
#17 [氷雨]
「ぅ……梨本 陽です」
「陽?うっしゃ!陽!俺がお前を変えてやるからな!!美咲の為に!」
ぇ………?
葉山さんもなんだかうんうん頷いてるし…
「陽〜、私は服選んでくるからカッコ良くなっててね」
最後にハートがついてるんじゃないかってくらいの笑顔とウインクで葉山は美容室から出て行った。
:07/12/23 10:44 :D704i :☆☆☆
#18 [馨]
面白いデスよxこれからも頑張れツ
:07/12/23 11:36 :W51S :☆☆☆
#19 [氷雨]
馨サン
ぉもしろぃですか♪!?
すごぃ嬉しいです!!ぁりがとぅ♪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「なぁ…陽?お前、本当に気付いてない?」
僕は目を点にする。
「へ…?何にですか?」
「敬語やめろ…、いや、別に…しかし、もったいねぇなぁ…」
もう本当に意味がわからない。
:07/12/23 11:58 :D704i :☆☆☆
#20 [氷雨]
「あ!陽!今からいいって言うまで目閉じてろよ」
「ぇ…?は……うん!」
ギュッと目を閉じる。
「よし!楽しみにしとけよ!」
ニカッとやる気満々に笑う。
見えないけど…なんとなく雰囲気で語ってみました。
「眠たかったら寝てもいいからな」
:07/12/23 12:19 :D704i :☆☆☆
#21 [氷雨]
「うん………」
僕は本当に眠くなってしまって次に起きた時は何故かどこかの寝室。
……………?
ぇ………?
「ここどこ…!!?」
周りは六畳くらいの白い部屋でベッドに寝ていた。
仮眠室………?
という雰囲気の部屋だ。
:07/12/23 12:37 :D704i :☆☆☆
#22 [水色]
オモシロいデス
:07/12/23 19:16 :D903iTV :☆☆☆
#23 [氷雨]
水色
サン
ぁりがとぅ(@^O^@)♪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「あれ?僕、何してた?」
頭をフル活用する。
ぁ…!!と思った瞬間ガチャっと扉が開く。
「陽〜?起きた?」
ニッコリと葉山が部屋へ入る。
「和樹が髪触ると、寝ない人いないんだよ」
クスクス笑いながら話す。
:07/12/23 22:34 :D704i :☆☆☆
#24 [氷雨]
確かになんだか…猛烈に眠気が襲ってきたけど。
「陽!!起きたか!?どうだ!?俺の自信作!!」
かなりテンション高めの和樹が部屋に入ってきて僕に尋ねる。
「自信作……?って…??」
はてな顔で和樹を見上げる。
「はぁ…?お前、今日ここに何しに来たんだ?」
:07/12/23 23:15 :D704i :☆☆☆
#25 [我輩は匿名である]
おもしろいっx
続き楽しみにしてますe~
:07/12/24 09:02 :W51S :☆☆☆
#26 [氷雨]
我輩サン
ぁりがとぅ♪頑張って書きます↑↑
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「あ!髪!!」
髪を勢いよく触る。
ニヤニヤしながら葉山と和樹が見る。
「ぇ?短いし…それよりも、サラサラ??」
「あれ?そっち突っ込む!?」
予想外の言葉に突っ込む和樹。
:07/12/24 20:58 :D704i :☆☆☆
#27 [みぃ]
ファイト(*>д<)9
:07/12/24 21:26 :N902i :☆☆☆
#28 [氷雨]
「ぇ!?ぁ!すみません!僕、髪がサラサラなの夢見てて…」
下を向き、顔を赤らめて話す。
「陽…あんた可愛いんだけど」
葉山が何か癒やされて陽に言う。
「ぇ?かわっ……!?」
「つか、何も手ぇ入れてないよ?シャンプーしてトリートメントしただけだし…」
陽の言葉を遮って言葉を挟む。
:07/12/24 21:42 :D704i :☆☆☆
#29 [氷雨]
「え?嘘……」
僕は何回くしでといてもボサボサでいつも朝は遅刻ギリギリで…
「もしかしてさ…陽?乾かさずに寝てたり…してないか?」
少々顔をひきつらせながら和樹は僕に質問する。
「え!?あれ、だめなんですか!?」
案の定、僕は乾かさずに寝ます!!
:07/12/25 08:05 :D704i :☆☆☆
#30 [氷雨]
「だめって事はないけどな?…そのまま寝返りうつだろ?髪が乾いてたらサラサラのお前だ、ボサボサになる事はないと思うぞ…?」
はぁ…とため息をつく和樹と、あ!そっか!!と笑顔の僕、それを見ていて大笑いしている葉山さん。
「あはは…!あんた達、2人で芸人なりなよ!!」
葉山さんはもう我慢できない!という風に手を口に持っていきずっと笑ってた。
:07/12/25 08:12 :D704i :☆☆☆
#31 [氷雨]
「あ〜…俺は美容師一筋ですから…ごめんね〜陽〜〜」
「ぁ〜…僕も遠慮します」
「っく……あははは……!もう本当に無理…!!」
その後、葉山さんは10分以上笑い続けてた。(思い出し笑い含め…)
……………
「今日は葉山さん!和樹さん!ありがとうございました!!それで…あの…和樹さん……」
僕は苦笑いを浮かべて和樹を見る。
:07/12/25 08:27 :D704i :☆☆☆
#32 [氷雨]
「なんだ?変な顔して…」
一言多いよぉ……
「えっと…僕、お金持ってないんです…」
最後は消えるような声で和樹に伝える。
「え…?美咲から聞いてない?カットモデルだから無料だよ?」
にっこりと微笑む。
「そうなんですか!?ありがとうございます!」
:07/12/25 11:07 :D704i :☆☆☆
#33 [氷雨]
「あ!ほんとだ!!知らせるの忘れてた…」
てへへと舌をペロッと出す。
「美咲〜しっかりしろよ〜」
「ごめんって〜!」
すごく仲良そうに2人で笑いあっている。
「和樹さんと葉山さんって付き合ってるんですか?」
それを聞いて2人の動きが止まる。
………………あれ?
:07/12/25 11:52 :D704i :☆☆☆
#34 [氷雨]
「え?美咲と付き合ってんのは陽なんじゃないのか?」
「へ…?」
あ…………
『私の彼氏だから、おもいっきりかっこよくしてやって』
「あ…本当だ……」
「本当だって…陽……お前天然か?」
誰でもあんなに突然彼氏って言われても、頭真っ白になって覚えられないよ…
:07/12/25 13:07 :D704i :☆☆☆
#35 [馨]
頑張ってツ
:07/12/25 16:00 :W51S :☆☆☆
#36 [氷雨]
馨サン
頑張ります!!ぁりがとぅヾ(^▽^)ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「付き合ってるよ!陽!忘れないでよね〜、それよりもさ、陽鏡でちゃんと自分見た?」
和樹にバレないように無理やりに話題を変える。
「え?そういえば…あれ?1度も見てない…」
「はぁ…!?1度も見てない?俺の自信作を〜!!」
:07/12/25 21:43 :D704i :☆☆☆
#37 [氷雨]
そう言って陽の腕を引っ張り、鏡の前まで引きずる。
陽はなすがまま。
葉山は安堵のため息をもらした。
「これが…僕?」
鏡の中にいるのは誰?
隣には和樹さんと葉山さん。
僕しかいない……
長かった前髪は目に掛かるか、掛からないかギリギリの所で切りそろえてある、段がついてて格好いい。
:07/12/25 21:56 :D704i :☆☆☆
#38 [氷雨]
ぼさぼさだった後ろ髪もサラサラで耳から斜めに肩まで伸びている。(予想ではサラサラになったので多少伸びたと思われる……)
横の髪も耳が少し見えるくらいでなんだか格好いい。
「どうだ〜!気に入った!?」
嬉しそうに僕の感想を待つ。
「気に入ったっていうか!別人じゃないですか!?ほんとに…僕?」
:07/12/25 21:59 :D704i :☆☆☆
#39 [馨]
頑張りやーx
:07/12/25 23:11 :W51S :☆☆☆
#40 [氷雨]
「そうだぞ!!」
「陽♪かっこいいぞ!」
僕はすごくすごく嬉しくて、思いっきり笑って言った。
「ありがとう!!」
帰りは葉山さんを家まで送り、最後に……
「陽!明日は土曜、空けておいてね、おやすみ♪」
《送ってくれてありがとう》と口パクすると扉を閉めた。
:07/12/26 00:50 :D704i :☆☆☆
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194