僕⇒俺
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#138 [氷雨]
「ぁ゛あ゛?」

雅さんを睨む。

「ほら〜〜!いっつもそんな顔してたし〜」

「お前が使えるか見てたんだよ!」

「え〜あれはそんな目じゃなかったけど〜?」

等々…を2人で言い合ってるんだけど……

「えっとぉ〜〜…あの2人って仲いいんですよね?」

いつの間にかスタッフの隣に移動して遠い所で2人を見る。

⏰:08/01/13 22:09 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#139 [氷雨]
骸さん・我輩さん
全然大丈夫ですよ気にしないでくださぃ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「うん!いっつもあんな調子!仲良すぎなんだよね」

周りの人達もうんうんと頷く。
「そうなんだぁ…、なんだかいいですね」

俺はにっこり笑った。

「けど……君、相当凄いよ?」
違うスタッフが話しかける。

「え…?」

⏰:08/01/13 22:53 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#140 [氷雨]
「雅さんに付いていけるモデルなんて、同等のトップモデルしか見た事なかった…、なのに君ってド素人だろ?ありえねぇよ…」


この人の言い方は真剣で。
冗談とかじゃないのはすぐ分かった。

「え……?そうなんですか?」
「うん!君凄すぎ!!しかも2人共認めてるみたいだし!」

また違うスタッフが言う。

「わぁぁ…!もう皆さん誉めすぎですよ!!」

⏰:08/01/13 23:04 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#141 [氷雨]
もうすっごく楽しくて、こんなに笑ったの久しぶりでなんだかすごく仲良くなれた。

「陽君って楽しいね!これからも来てくれるんだよね?」

「はい!よろしくです」

なんだか歓迎してくれててすごく嬉しかった。


――――――………

「ああ〜疲れた〜〜けど、すっげ楽しかった!陽!これからもよろしくな!」

⏰:08/01/13 23:27 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#142 [氷雨]
雅さんが伸びをしながら聞く。

「はい!」

それに元気よく返事する。

「それでさ、明日予定有り?」
俺の顔を覗き込みながら尋ねる。

けど…その時、俺にメールが届いた。

⏰:08/01/13 23:35 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#143 [氷雨]
《FROM 葉山 美咲》――――
撮影お疲れ様
どうだった陽なら絶対成功してるよね

明日も買い物しない
返事待ってます
――――――――――――――
「あ〜…何か葉山さんと計画の続きがあるみたいです」

少し残念だけど、葉山さんのメールがすごく嬉しくてすぐに返事する。

「そっかぁ〜…また誘う!!んで家どこ?」

今は雅さんに車で送ってもらってる途中で…

⏰:08/01/13 23:40 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#144 [氷雨]
「え…?ぁあ〜!そこ右だったんですけど……」

次の瞬間チョップが飛んできた。

「言うの遅せぇし!」

「すみませ〜ん…」

家に着いたのは夜の11時頃。
帰ってきた俺に両親はなぜか倒れそうになるし、挨拶に来た雅さんには絶叫するしで意味の分からない日になった。

また明日、絶叫した訳聞いてみよ…そう思いながら目を閉じ眠りについた。

⏰:08/01/13 23:48 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#145 [氷雨]
――朝――……

「おふぁよ〜〜」

欠伸をしながら階段を降りる。
「おはよ……」

お母さんはなんだか変な顔をして見上げてること。


……………?

「お母さん?何…?そんなジロジロ見て…」

思わず声にでてしまう。

「本当に…陽なのよね?」

一言目にでたのはこの言葉。

⏰:08/01/15 21:46 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#146 [氷雨]
「はい…!?」

マヌケな声が出る。

「ああ〜そのマヌケな声は陽だわ…」

どういう意味?って聞きたかったけど抑えて…

「陽だよ?昨日から何なの!?」

昨日からなんだか他人行儀で…
「陽って格好良かったのね〜…ジャニーズに入れておくべきだったかしら……」

なんてブツブツ言ってる。

⏰:08/01/15 21:51 📱:D704i 🆔:☆☆☆


#147 [氷雨]
「お〜い…お母さん?大丈夫〜?」

「大丈夫よ!ああ〜もうやっぱり彩史[サイシ]の息子だったんだ〜〜」

また独り言?

あ!彩史は父さんの名前ね。

「もういいや!納得!!陽〜、三依[ミヨリ]起こして来て〜」

三依は妹です。

「いいんかい!!はいはい〜」
ある程度ツッコミも忘れずに返事をして妹を起こしに行く。

⏰:08/01/15 22:00 📱:D704i 🆔:☆☆☆


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