僕⇒俺
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#219 [氷雨]
「またね!陽!明日、学校で…ぁあ!!プリ!!!」
夜なので葉山さんの声が響き渡った。
俺も思い出して、プリを貰う。
「恥ずかしかったぁ…」
顔を真っ赤にしてはにかみながら言う。
「それじゃ!本当にまた明日ね〜〜」
パタンと扉が閉まる。
:08/01/23 21:24 :D704i :☆☆☆
#220 [氷雨]
「はぁ〜…楽しかったぁ…」
今日の1日を思い出しながら夜道を急いだ。
――――――…………
「た……ただいまぁ〜〜」
なるべく小さく!存在を消すように!
某ドラマで聞いた事のあるような テーマで今日、俺は家に入る。
:08/01/23 21:27 :D704i :☆☆☆
#221 [氷雨]
「はぁぁ〜〜るぅぅ〜〜」
雄叫びに似た俺を呼ぶ声が…
「はい……?」
この声〜〜〜〜〜は?
バタバタとリビングから走ってくるあれは……
「お父さん!!?」
そう鬱陶しい俺のパパです…。
:08/01/24 22:21 :D704i :☆☆☆
#222 [氷雨]
「お父さんだよ〜!」
そう言って俺に走っているままのスピードでガバッと抱きつく。
「うわ………っ!!」
避けたのが遅くまともに抱きつかれる。
「いひ……!いひでひはぁいから…!!」
(息……!息できないから…!!)
っていう俺の悲痛な叫びも…
:08/01/25 20:19 :D704i :☆☆☆
#223 [氷雨]
「陽だ!陽だ!!うわ〜…お前…俺に似てきたな!?」
なんて言う、にやけながらの大声でかき消される。
「んぐ〜〜〜〜!!ふはぁ〜〜〜〜っ!」
やっとの事で腕から抜け出し久しぶりの空気を吸う。
「お父さん!息!できないから!!」
:08/01/25 21:17 :D704i :☆☆☆
#224 [氷雨]
「陽が怒った〜〜…けどそんな顔もイケてるぞ!!」
ウインクしながら俺に言う。
ははは〜……殴ってもいい?
殺意が芽生えた瞬間でした…
「もう〜…彩史ったら〜〜、陽!おかえり」
お母さんの声で我に返り、拳をほどく。
:08/01/25 21:21 :D704i :☆☆☆
#225 [み゚。]
∧∧ (・v・){アゲ ノ つ●―-、_ ヾ( つ / ● ▼iс/▼ ★ ノ ヽ__▲___ノ ξ ◎ ◎
大好きです!!
頑張ッてください+゚〃
:08/01/26 15:01 :P904i :☆☆☆
#226 [氷雨]
:08/01/27 06:54 :D704i :☆☆☆
#227 [氷雨]
突然、真剣なお父さんの声が玄関に響いた。
「え……?」
ビックリして思考停止させて顔を上げる。
お父さんの心配と嬉しさ、そして期待が混ざった顔で俺を見てた。
「陽……?お前はモデルをするんだろう…?」
静かに口を開く。
:08/01/27 06:58 :D704i :☆☆☆
#228 [氷雨]
「うん……」
「モデル…はポーズを決めて、ただ写真を撮るだけの仕事じゃない…1枚の撮影をするだけでたくさんの人の思いや願いが撮される[ウツサレル]」
息をつき、また話し始める。
「撮影しててわかっただろ?たくさんのスタッフにカメラマン、それだけの人が陽や1人のモデルだけに真剣に時間をかける…、やわな世界じゃない…それでも陽はモデルをしたい?」
:08/01/27 07:07 :D704i :☆☆☆
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