・・・ゆめみる魚・・・
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#1 [向日葵] 08/01/06 15:37
#772 [向日葵]
私達はしばらく抱き合っていた。
そんな私達を、先ほどの風が祝福するように包み込んでいた……。
―――――
――――――――……
「――かげ。みーかーげ!」
ハッと目を覚ます。
目の前にいるは相変わらずの真一。そして愛娘のゆめがいた。
あれから4年後。
現在私は22歳。ゆめを産んで3年が経とうとしていた。
ソファーで寝ていたらしい私は体を起こす。
:08/06/01 02:55 :SO903i :☆☆☆
#773 [向日葵]
「ままー……こわいゆめみたのー?」
「え……?」
ゆめは起きた私の膝に乗り、キュッと抱きついた。
困惑した顔で真一を見れば、真一の指先が私の目を拭う。
「泣いてるからさっきからゆめが心配してたぞ。それに最近疲れてんじゃないか?」
優しく髪を撫でる真一に笑う。
「大丈夫よ。この頃はつわりも大分マシになったし」
実は、新しい命が、私のお腹に宿っているのだ。
:08/06/01 03:00 :SO903i :☆☆☆
#774 [向日葵]
真一はゆめを抱き上げて私の隣に座る。
そしてお腹をいとおしそうに撫でた。
そんな真一を見て、ゆめも真似して小さな手で一生懸命撫でる。
私はそんな2人を見て顔をほころばせた。
「まま、あかちゃんいつゆめとあえるのー」
「さぁー。いつだろうね」
「早く会いたいな、ゆめ」
「うん!」
にばっと笑うゆめに、真一は優しいキスを額に落とす。
:08/06/01 03:04 :SO903i :☆☆☆
#775 [向日葵]
母さん、父さん、私は毎日が幸せです。
運命の糸が、真一に繋がっていた事を、心から感謝します。
楽しい毎日は、まだ始まったばかりだ……。
そう思えば、これから何が起こるかワクワクしてしまう。
こんな私にしてくれたのは、真一……貴方のおかげだね。
だから私は、真一のそばにずっといることを誓います……。
*END*
:08/06/01 03:09 :SO903i :☆☆☆
#776 [向日葵]
*あとがき*
・・・ゆめみる魚・・・如何でしたか?
番外編も終わり、以上で・・・ゆめみる魚・・・の話全てを終えます
ここまで読んで頂いた方、応援して下さった方、アドバイスを下さった方、ありがとうございました
もう1つの小説、*柴日記*も亀ですが更新さていますので良ければまた見て下さい
本当にありがとうございました
*向日葵*
:08/06/01 03:12 :SO903i :☆☆☆
#777 [向日葵]
:08/06/01 03:15 :SO903i :☆☆☆
#778 [我輩は匿名である]
あげ
:11/03/01 22:54 :SH904i :☆☆☆
#779 [我輩は匿名である]
保守!!
:12/05/25 22:42 :Android :☆☆☆
#780 [わをん◇◇]
(´∀`∩)↑age↑
:22/11/27 19:11 :Android :☆☆☆
#781 [わをん◇◇]
:22/11/27 19:12 :Android :☆☆☆
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