その妖かし淫らにつき
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#228 [我輩は匿名である]
面白い

期待してます

:08/02/03 22:00
:D703i
:kV692nV6
#229 [ひえぃ]
:08/02/04 05:26
:SH903i
:/PSBmfsY
#230 [ひえぃ]
岩や葉をうつ音が洞窟の奥まで聞こえてくる。
「……………」
この森にこんなに不思議な生き物達がいるとは思わなかった。
いつもいつも怯え
村から見上げるだけの森だったのに…
「…不思議というか…恐ろしいのが正解かな…」
焚火の炎は
入口から吹く風に揺られ
踊る。
:08/02/04 05:32
:SH903i
:/PSBmfsY
#231 [ひえぃ]
「…喉渇いた……」
桜はスッと立ち上がり
入口の方まで静かに歩き
何か飲めるものがないかと辺りを見渡す。
「…葉についた水滴くらいしかないわね」
と葉っぱに手をかけた時
前方の暗闇の中何かが動くのが見えた。
「!やっ……」
まさか……
そんな……
:08/02/04 05:44
:SH903i
:/PSBmfsY
#232 [ひえぃ]
「………だっ誰!?」
私の声は雨音にかき消され影が動いた一点を集中して見つめた。
「…でっでてきなさい!…夜叉なんでしょ!?」
本当は出て来られたら
非常に嫌だけど…
と下を俯いた瞬間
何か濡れた真っ白な手に
腕を素早く掴まれ
桜は声がでないくらい驚いた。
「っ!!!!!??……………あっ……」
「…阿保が」
:08/02/04 05:50
:SH903i
:/PSBmfsY
#233 [ひえぃ]
「おっ………オロチ…」
「お前俺をなめてるのか…?勝手に抜けだすなぞ」
オロチ…オロチだよね?
雨に濡れてビショビショだし…なんで……
「あっあの…なんで?」
おずおず聞き出すと
オロチは切れ長の瞳で桜を軽く見ると洞窟の方へと
一人で向かう。
「あっ待って!」
「…出ていくならとっくに出てけたはずだからな…何かあったか?」
:08/02/04 05:56
:SH903i
:/PSBmfsY
#234 [ひえぃ]
消えかけた焚火に落ち葉を落としオロチは地面に腰かけた。
「…何か?」
「………………」
そんなの話たって…
何も……
私はあんたにとって夜の慰みものや小間使いでしか
ないんでしょ……
「別に…何も…」
「……聞き出して欲しい……そんな顔をしてる…」
オロチが嫌な笑いをこぼし的をつく。
:08/02/04 06:00
:SH903i
:/PSBmfsY
#235 [ひえぃ]
「なっ!そんな事!」
「だが自分がそれほどの存在かと不安だから言えない…違うか?」
…腹がたつ
いちいち…
「…夜叉って…奴にあったの……」
重い口から桜は言葉を
静かに発した。
「…ほぉ」
「森から出ないと殺すって…だから私…」
「逃げた…」
:08/02/04 06:06
:SH903i
:/PSBmfsY
#236 [ひえぃ]
怖かった…
もし事実を話して目の前で見捨てられた時ほど恐ろしい事はないから…
「痛むのは腹か?」
「…うん
今は大丈夫だけど…何故わかるの?」
「…嫌な臭いがする…それもとてつもなく強く錆びたような…」
ドクンッとオロチの体が
揺れたと思うと急に洞窟の上をオロチは見上げた。
:08/02/04 06:14
:SH903i
:/PSBmfsY
#237 [ひえぃ]
「…来る」
「え?」
オロチは立ち上がり
桜の前にスッと静かに
動く。
『…ククッ
縁とは恐ろしいものよのぉなぁ蛇よ』
「…面をとれ
いくら恐ろしいつらを隠そうとぞ何等事実は変わらん…」
急に夜叉が現れたが
オロチはまるで知ってるかのように話をしだす。
『人間の女子に惚れたか…お前らしくもない…憎悪の気持ちも忘れたか…』
:08/02/04 06:22
:SH903i
:/PSBmfsY
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