その妖かし淫らにつき
最新 最初 全 
#408 [ひえぃ]
「…ガッ…自分で蒔いた種…の元凶…を…彼女には…けして……飛び火…させなん………」
貫かれた剣を持つ夜叉の腕をキツネはきちりと握り
けして揺るがない
『貴様…しにぞこないの
半妖めがぁぁ!!』
スッとオロチが夜叉に近づき耳うつ
「…今宵選ばれしものは
キツネでも桜でもない…
お前だよ、夜叉天佑」
風を切るようにオロチが腕を斜めに降ろすと夜叉の体が地面へと転げキツネも共に倒れる。
:08/07/13 05:15
:SH906i
:BMEMYpp2
#409 [ひえぃ]
『…キツネの力を見切れなかった…こちの甘さ故の結果がこれか…』
「違う、貴様は自分の力を過信しすぎた。老いと時間の流れを忘れたのが貴様の定められていた結果よ」
『…ふんっ……だが…どっちみちこの出血じゃ…キツネも……助か…ら……ぬ……………………』
物言わぬ夜叉もう
動かぬ。
「ふん、どこの種も老人と女はよく喋る…おいキツネ大丈夫か?」
:08/07/13 05:24
:SH906i
:BMEMYpp2
#410 [ひえぃ]
「ふふ…本当意地が悪いですね……体の半分以上の血液がなくなったんですよ………大丈夫なわけない」
「それだけ口が回れば
問題な「キツネさん!!!」」
オロチを押し退けて
桜が急いでキツネの元へ
とかけよった。
「やぁ…可愛い人…怪我はないですか?……」
「私は全然大丈夫だから!でもキツネさんが…血が……」
:08/07/13 05:29
:SH906i
:BMEMYpp2
#411 [ひえぃ]
キツネは血だらけの手を
スッと桜の頬に重ね優しく笑う。
「…っ!…桜さん…最後に…最後に一つだけ…お願い聞いてくれますか…」
「最後なんて……」
「…あなたと口づけを
交わしたい……私の……愛しい人……」
「……………………」
桜は胸をキュッと抑え
ながらゆっくりとキツネの顔に近付き優しく唇を
重ねた。
:08/07/13 05:38
:SH906i
:BMEMYpp2
#412 [
]
主サン
頑張って


:08/07/13 18:50
:F705i
:xt9XNsXU
#413 [ひえぃ]
血の味…
こんだけ深くさされたんだから仕方ない…でも…でも……
「……?……また泣いてるんですか…」
「…死なないで」
ギュッと桜はキツネの汚れた手を強く握った。
「…今死んでしまったら桜さん自分を攻めるでしょう?…だから僕は」
「いい加減にしろ」
割って入るかのように
オロチは寝転んでるキツネの頭をボカッと蹴った。
:08/07/14 09:50
:SH906i
:m640uTcE
#414 [ひえぃ]
桜はギョッとして
直ぐさま頭に血が登る。
「ばっばか!なにやってんのよ!冗談と本気の空気の違いも読めないの!?」
「だから読んでいる
もちろん冗談のほうな」
「は…?あんた何言って………」
桜はチラッとキツネを
見ると何やら口元が緩んでるのが見える…
「…もしかして…嘘!?」
「いやぁすみません…でも痛いのは本気で死にかけたのも本気なんですが血は止まりました」
:08/07/14 09:55
:SH906i
:m640uTcE
#415 [ひえぃ]
「さっき話かけた時に俺の血を分けた…いつまであほな演技を続けると思ったら…くだらない」
桜はフルフルと怒りに
震え放つ
「キツネさんの馬鹿!本当に本当に心配したんだからね!馬鹿馬鹿馬鹿!」
「ごめんなさい!…でも見てください桜さん」
「え?」
我にかえりキツネさんの顔をよく見ると…
「…目が」
:08/07/14 09:59
:SH906i
:m640uTcE
#416 [ひえぃ]
いつも開けきらない
そんな目をしてるキツネさんの目がきちんと開いている。
「なっなんで…そういえばなんか雰囲気違うと思った…」
「また言わなかったんですが夜叉も僕に呪をかけていたんですよ、盲目の」
「え!じゃぁ今までまったく見えてなかったんですか?」
「雰囲気や五感でなんとなくって感じでしたが…今ははっきり見えます」
:08/07/14 10:03
:SH906i
:m640uTcE
#417 [ハル]
気になる
がんばれ

:08/07/14 13:23
:911T
:l/jZ13B.
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194