その妖かし淫らにつき
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#208 [ひえぃ]
小さく笑いながら
下を軽くうつむく。

「…あっ…あなたは…」

声が震える。
オロチやヒョウ君キツネさんとは明らかに違う。

一つ間違えればすぐにでも殺される。

『…夜叉
そちの名は?』

「桜…桜です」

『はかなく散るが由縁にも美しき根の元には死者が眠る…不吉で綺麗な名だ』

⏰:08/02/01 05:24 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#209 [ひえぃ]
「…此処に何しに?」

『…それはこちの台詞
お前のような人間が此処で何を長たいる、森が騒いでいる』

「森が…?」

『…まだ殺さぬ
だが……』

夜叉となのる音が
いきなり近付くと私を
押し倒し無理矢理服を
破り腹に爪をたてた。

「!!っ!?」

『…呪印をほどこした
七ツの夜が落ちる前に
森からでていけ…』

⏰:08/02/01 05:30 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#210 [ひえぃ]
俺が死ぬかお前が森を
出ていかないかぎり
その呪印はお前を内から喰い潰すであろう。

耳に残る夜叉の声を最後に桜の意識はだんだんと薄れそのまま気を失ってしまった。


「…さ……さく…さん」

「……んっ……」

「…桜……桜さん!」

ペシッペシッと頬を叩かれ目をうすらうすら開けると目の前には心配そうな顔つきのキツネさんがいた。

⏰:08/02/01 05:35 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#211 [ひえぃ]
「…え?…キツネ…さ」

「桜さん!大丈夫ですか?気を失ってたみたいですが…?」

「…私……何…?」

と昨夜あった事を
思いだそうとした瞬間
脳裏には疾風の如く記憶が流れだし頭が割れそうになる。

「やっ!…やだぁ!!」

「桜さん!」

桜は耳をふさぎ込むが
音は止まない。

⏰:08/02/01 05:42 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#212 [ひえぃ]
「怖いぃ!怖いよぉ…」

止めて。
見せないで。
私知らない…この血ばかりの部屋なんか知らない…
何を見せてるの?

「桜さん…落ち着いて」

キツネは桜の押さえてる
腕をゆっくりほどき優しく話しかける。

「…ひっ……くっ…うっ……」

「何もないですよ?
ほら僕と君だけ。他には誰も何もいない」

⏰:08/02/01 05:46 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#213 [ひえぃ]
ほらっとキツネは桜を
優しく自分の腕で包みこみ胸の中に閉じ込めた。

「ね?何もないでしょ」

「…うっ……くっ…」

桜もキツネの存在を確かめるように腕を回し心音と呼吸を合わせた。


「落ち着きましたか?」

「…はっはい…ごめんなさい…」

目の下を真っ赤に腫らし
桜は徐々に自我を取り戻す。

⏰:08/02/01 05:50 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#214 [ひえぃ]
「えーと…僕としては
このままでいいんですが…ちょっとこの体勢はヒョウがヤキモチ焼いてしまうので…」

と桜は自分がキツネの背中に手を回してる事に気付き素早く離れた。

「すっすいません!!」

「いえいえ
悪い夢でも見たのかな?
夢は軽視するものではありませんしね」

夢?
いや……

ズクッと桜の腹に痛みが
小さく走る。

⏰:08/02/01 05:54 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#215 [ひえぃ]
キツネさんに昨夜のあの
夜叉と名乗った妖怪の話しをしたほうがいいの…?

それとも
オロチに……

でも
呪いは自分が死ぬか私が
森をでてけば解けると
あいつは言っていた。

所詮
オロチやキツネさんは
私を小間使いにしか思ってない。

助けてくれるのかまでは
分からない…

だったら私……

⏰:08/02/01 05:59 📱:SH903i 🆔:pf9pqZnw


#216 [P!]
更新されてる!
応援してます

⏰:08/02/01 07:18 📱:SH902i 🆔:20qXKneE


#217 [ひえぃ]
書きます(^ω^)
応援ありがとうございます

⏰:08/02/02 05:54 📱:SH903i 🆔:vp1vGvMM


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