その妖かし淫らにつき
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#360 [ひえぃ]
「まぁ契約と言っても
相手のうむ聞かず、血の繋がった者同士でしか出来ないんですがね…」
「それが何か?」
キツネさんは
いきなり着ているものを
脱ぎ、上だけ裸になる。
「え!え?!なんで!?
なんで!?」
「あはは、急にごめんなさい、左胸の…心臓の位置に呪印見えますか?」
桜はキツネの左胸あたりをみると自分の腹にあった呪印と同じものを見つけた
「…これ」
:08/06/07 04:31
:SH903i
:maFEEgC.
#361 [ひえぃ]
「彼の心臓は僕の
僕の心臓は彼の
そういう風に放った呪いなんですが…最近何故かは分からないけど以前にまして僕の力が弱まってる…本来なら彼がここに入ることなぞ出来ないのに…」
「腑抜けが…長く平和が続きすぎて衰えるなど、まるで人間のようだな…」
オロチがキツネさんに
向かって冷たく放った。
「!ちょっとキツネさん悪く言わないでよ!本当冷静沈着で頭にくるなぁ…」
「いやいや、オロチの言う通りですよ…でも桜さんこそ本当に優しくて、いっそ僕が死んで一見落着したほうがいいんじゃないかと……」
「だっだめ!やだ!絶対だめだよ!だめだめだめ!」
:08/06/07 04:38
:SH903i
:maFEEgC.
#362 [ひえぃ]
桜は急いで
キツネの手を握り頭を横に強くふった
「…そうですね、あなたの為なら生きてみたいとも思いますしね…」
「…でも
一体どうしたら……」
すると
今まで黙って座ってたオロチが口を開いた
「造作もない…
キツネ、術を解け」
「まぁそれしかないですよねぇ」
術?
つまり…
:08/06/07 04:46
:SH903i
:maFEEgC.
#363 [ひえぃ]
「個に戻す
夜叉を殺す、それでお前の呪いも解けるしキツネも死なん」
「すごい素敵な方法!」
「だけど問題が一つ…もともと夜叉に術をかけたのは奴が人間ならしも動物から同種までも遊びのように殺るからで…まーつまり彼はかなりの強い部族なんです…術をかける事でその力をも押さえつけていましたが……」
「…つまり術を解いたら
力も元通りに…?」
「頭冴えてるじゃないか
がかっかりせずすんだ」
:08/06/07 04:53
:SH903i
:maFEEgC.
#364 [
]
続き気になる


:08/06/07 09:06
:F705i
:7TST.qIk
#365 [ハル]
主さん頑張ってください

:08/06/07 09:39
:911T
:cusEYILw
#366 [ひえぃ]
「…あんた本当に感じ悪い!」
少し鼻で笑いながら言ったオロチに桜は言い返した
「まぁ桜さんの言う通り夜叉の術を解いたら、どんな被害がでるのか分からないでしょうね…しかし考えてる時間がない…」
キツネは桜をジッと見つめた後、「失礼」と腹をまくって見た。
「キャッ!?」
「…印が」
腹の印は既に見えるか見えないかの薄さになっている。
:08/06/08 05:33
:SH903i
:u8RAt3sQ
#367 [
]
:08/06/08 10:40
:D904i
:o1T2jZD2
#368 [ひえぃ]
「でもさ…確か夜叉は七ツの夜が落ちた時って言ってたはずだけど…まだ二日三日なのにこんなに薄く…なんでかしら?」
「…昔と節理が違う
お前が森の奥に来た事で森の決まりが乱れ俺らにも分からん波を感じる」
オロチはスラスラ答えたけどキツネさんは黙って私の印を見つめていた。
気になる事はたくさんある。夜叉が私に見せたあの血だらけの夢…あれは何を意味していたの?
それにキツネさんとの関係は…?
:08/06/10 02:18
:SH903i
:4IK1sgxk
#369 [ひえぃ]
とりあえずキツネさんは
術を解く準備をすると部屋に行きオロチは寝ると自室に戻ったので私はお風呂に入る事にした。
「…はぁ…気持ちぃ…」
広い湯舟からは大量の湯気が外に向かって立ち上って行く。
「…そういえばヒョウ君
寝ちゃったのかな?…悪いことしちゃった…」
チャプンと口元まで
水面に漬かり、隙間から見える星空を眺めた。
:08/06/10 02:24
:SH903i
:4IK1sgxk
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