その妖かし淫らにつき
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#411 [ひえぃ]
キツネは血だらけの手を
スッと桜の頬に重ね優しく笑う。

「…っ!…桜さん…最後に…最後に一つだけ…お願い聞いてくれますか…」

「最後なんて……」

「…あなたと口づけを
交わしたい……私の……愛しい人……」

「……………………」

桜は胸をキュッと抑え
ながらゆっくりとキツネの顔に近付き優しく唇を
重ねた。

⏰:08/07/13 05:38 📱:SH906i 🆔:BMEMYpp2


#412 []
主サン
頑張って

⏰:08/07/13 18:50 📱:F705i 🆔:xt9XNsXU


#413 [ひえぃ]
血の味…
こんだけ深くさされたんだから仕方ない…でも…でも……

「……?……また泣いてるんですか…」

「…死なないで」

ギュッと桜はキツネの汚れた手を強く握った。

「…今死んでしまったら桜さん自分を攻めるでしょう?…だから僕は」

「いい加減にしろ」

割って入るかのように
オロチは寝転んでるキツネの頭をボカッと蹴った。

⏰:08/07/14 09:50 📱:SH906i 🆔:m640uTcE


#414 [ひえぃ]
桜はギョッとして
直ぐさま頭に血が登る。

「ばっばか!なにやってんのよ!冗談と本気の空気の違いも読めないの!?」

「だから読んでいる
もちろん冗談のほうな」

「は…?あんた何言って………」

桜はチラッとキツネを
見ると何やら口元が緩んでるのが見える…

「…もしかして…嘘!?」

「いやぁすみません…でも痛いのは本気で死にかけたのも本気なんですが血は止まりました」

⏰:08/07/14 09:55 📱:SH906i 🆔:m640uTcE


#415 [ひえぃ]
「さっき話かけた時に俺の血を分けた…いつまであほな演技を続けると思ったら…くだらない」

桜はフルフルと怒りに
震え放つ

「キツネさんの馬鹿!本当に本当に心配したんだからね!馬鹿馬鹿馬鹿!」

「ごめんなさい!…でも見てください桜さん」

「え?」

我にかえりキツネさんの顔をよく見ると…

「…目が」

⏰:08/07/14 09:59 📱:SH906i 🆔:m640uTcE


#416 [ひえぃ]
いつも開けきらない
そんな目をしてるキツネさんの目がきちんと開いている。

「なっなんで…そういえばなんか雰囲気違うと思った…」

「また言わなかったんですが夜叉も僕に呪をかけていたんですよ、盲目の」

「え!じゃぁ今までまったく見えてなかったんですか?」

「雰囲気や五感でなんとなくって感じでしたが…今ははっきり見えます」

⏰:08/07/14 10:03 📱:SH906i 🆔:m640uTcE


#417 [ハル]
気になる
がんばれ

⏰:08/07/14 13:23 📱:911T 🆔:l/jZ13B.


#418 [ひえぃ]
すごく綺麗な目…
なんだかキツネさんじゃないみたいで…

「あなたの顔も想像の中だけのものでしたが…思ってた以上な美しいお方でしたよ」

「えっ……きゃっ!」

キツネのくすぐったい言葉に桜は翻弄されていると急に背中に何かがのしかかってきた。

「俺の事忘れんな!」

「ヒョウ?いままでどこにいたんですか?」

「夜叉のジジイに吹っ飛ばされて…気失ってた…まじでダセー…」

⏰:08/07/15 03:37 📱:SH906i 🆔:0JTmXPXQ


#419 [ひえぃ]
ヒョウ君がいじいじ
している瞬間に何やら視線を感じ目を合わすとそこには穏やかな顔をしたキツネさんの笑顔があった。

【愛しい人…】

あの言葉だって
あんな時だから言っただけで特別に意味ないよね!

でも…
あんな顔で見られたら…

「桜ぁ俺腹へったー
なんか作ってー」

ヒョウ君がだるそうに
私に頼んでくる。

「あっはい…」

明日からはまた普通の
日々が…続けばいいけど………

⏰:08/07/15 03:43 📱:SH906i 🆔:0JTmXPXQ


#420 [e]
すごくおもしろいですI
更新再開されて
嬉しい!
頑張ってくださいイ

⏰:08/07/17 20:57 📱:W51S 🆔:pbfW4qIo


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