Ｌｏｖｉｎｇ※BL※

#1 [十座] 08/01/08 19:36

初めまして
BL（ﾎﾞｰｲｽﾞﾗﾌﾞ）小説を書いて行きます
拙い作品になりますが、感想やアドバイスもらえたら幸いです
最後までよろしくおねがいします

#100 [十座]

慣らしもしないで突っ込まれたソコは
乱暴に揺さぶられる度に鋭い痛みが走る。

「い…た…っ、お願いし…ますっ…や、め…っ…」

言っても止めてくれるはずがないのは分かり切ってる。

なのに懇願を繰り返すのは
その都度こいつの興奮が高まるから。

体が壊れる前に解放してもらわなければ…
この体が使えなくなったら
俺は生きて行けないんだ。

:08/01/26 13:53 :W53T :VkfmOj6I

#101 [十座]

「だから、やめて“ください”だろう。ん？」

「あ…っぅ……！」

さっきよりも強引に髪を引かれ
苦悶の表情を浮かべた俺の喉元に
そいつの視線が止まった。

そして首元に浮かぶ鬱血をなぞり
ニヤリと口許を歪めた。

「まだ新しいね…。
昨夜はどんな客と寝たんだい？」

「な…っに……」

:08/01/26 13:57 :W53T :VkfmOj6I

#102 [十座]

耳元に近付き
不敵に歪んだ顔。

しかし
限界まで首をのけ反らされているから
気道が押され声が出ない。

「っ…は、……」

「ふん…まぁいい」

答えない俺にそう吐き捨て
再び乱暴な抽挿が始まった。

:08/01/26 13:59 :W53T :VkfmOj6I

#103 [十座]

「あ…っぅ…、んっ」

狭められた気道では
呼吸することもままならない。

そして快感など何もない
ただ激痛を与え続けられる行為に
徐々に意識が薄らいでいく。

しかし

耳元で紡がれた一言に
俺の意識は強制的に呼び戻された。

「…父親にもこうされていたんだろう？」

:08/01/26 14:02 :W53T :VkfmOj6I

#104 [十座]

嘲笑いを含む低い声音。

ドクンと大きく体が脈打ち、全身から血の気が引いて行く。

「…な…んで……」

それは思い出したくもない過去の記憶。

誰にも言ったことはないのに何故。

どうしてこいつがその事を…？

:08/01/26 14:12 :W53T :VkfmOj6I

#105 [十座]

「お前の事なら全て調べ上げたよ。
母親を病気で亡くし、そのおかげで家を出るはめになり
こうして体を売って学費を稼いでいるなんて…かわいそうな話じゃないか」

困惑のまなざしに答えた後
男は同情の視線を寄越し
俺の頬を舐め上げた。

ふだんなら虫酸が走るその行為さえも
今の俺には何も感じない。

心臓が早鐘を打ち、目眩がする。

…何のために？
何が目的でこいつは俺の過去を調べた？

:08/01/26 14:16 :W53T :VkfmOj6I

#106 [十座]

誰か見てるかなぁ感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3211/

:08/01/26 16:28 :W53T :VkfmOj6I

#107 [我輩は匿名である]

あげます

:08/02/18 21:28 :PC :RyP.Ab/k

#108 [我輩は匿名である]

更新してほしいです♪

:08/05/30 11:42 :PC :avZr0JWQ

#109 [我輩は匿名である]

この小説面白い！
続きを楽しみに待ってます♪