危ナイ兄弟愛ノカタチ:)BL
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#351 [東脂ヤ転
『瞬はさぁ、静のお気に入りやったんよ♪
よく静の家に泊まりに行ってたみたいやし。
俺と明は、てっきりアイツ等は付き合ってるもんやと思ってた』
それを聞いて、さっきの更衣室での一件が理解できたような気がした。
まるで恋人同士のような雰囲気。
"まるで"じゃなくて・・・
『おい・・・!?
鳴ちゃん大丈夫か?何で泣いてんねん!?』
『え・・・?』
何で・・・?何でだろう?
俺の頬には涙が何度も零れる。
『静のこと・・・全然知らんかってんな・・・』
圭吾さんはそう言って俺を抱き締めた。
:08/03/22 16:25
:W52P
:☆☆☆
#352 [東脂ヤ転
ーー・・・
「すいませーん、注文お願いしまぁす」
「あ・・・ッはい!」
お客さんの声で、俺は我に返った。
急いで伝票を手に取り、呼ばれた場所に駆け寄る。
きっとあの時涙が出たのは嫉妬心だけじゃない。
それだけじゃなくて、静兄が"今"想っている人が、俺だけじゃないってことが凄く・・・・・
凄く、悲しかったんだ。
:08/03/22 16:51
:W52P
:☆☆☆
#353 [東脂ヤ転
午後11時ー・・・
「ー・・・鳴」
「!!」
夜が更けていくに連れ、お客さんの数も増えだした頃、厨房で皿洗いをしていた俺に静兄が声をかけた。
「お前、今日はもうあがっていいよ、疲れただろ?」
静兄はいつもの優しい声なのに、何故だろう・・・。こんな時に感じる静兄の優しさは、酷く鬱陶(うっとう)しく思える。
「でも・・・お店は3時まででしょ?」
俺は静兄を見ないようにして、出来るだけ落ち着いた声で訊く。
:08/03/23 12:18
:W52P
:☆☆☆
#354 [東脂ヤ転
「日によっては4時になることもある。
それに、そんな時間まで高校生のお前を、働かせるワケにはいかないよ」
「瞬さんは働けるのに?
俺はダメなんだ?
よく分かったよ」
俺は乱暴に水を止めると手を拭いて、理性が効いている内に、この場から離れようとした。
[ヤバい・・・早く行かなきゃ・・・止まらなくなる・・・!!!]
「ちょッ・・・鳴!」
しかし静兄は、そんな俺の腕を強く掴んだ。
「どういう意味だ・・・?」
いつもと違う静かな声で静兄は訊く。
:08/03/23 12:28
:W52P
:☆☆☆
#355 [東脂ヤ転
「瞬さん、俺より年下だろ?圭吾さんに聞いたよ」
さっき圭吾さんと話していた時に聞いたことだった。
何でも、瞬さんは16才らしい。
この事にはさすがの静兄も、一瞬表情が曇った。
「瞬さん綺麗だしさ、華奢だし、守ってあげたくなるよね?
だからさ、兄貴が守ってあげればいいじゃん・・!!」
「ー・・!!鳴?」
もう俺は限界を超えていた。
勝手に言葉が口から出てくる。
言えば言う程悲しくて、苦しくなってきて、涙がこみ上げてきた。
:08/03/23 12:38
:W52P
:☆☆☆
#356 [東脂ヤ転
「・・・もう、静兄だなんて呼ばない・・・。
兄貴にとって、1番大事だと思える奴に、そう呼んでもらいなよ」
静兄を兄貴、と呼ぶ事がとても新鮮に思えた。
俺の目からは、何度も何度も涙が零れる。
「守ってあげなよ・・・瞬さんのこと・・・」
俺は最後にそう言うと、静兄の手を振りほどいた。
「鳴・・・!!話を聞・・」
「お疲れ様でした。
先に帰ってますんで」
静兄の言葉を遮るように言って、俺はその場を駆け出した。
[あぁ・・・本当に・・・・]
終わった・・・・な。
:08/03/23 12:46
:W52P
:☆☆☆
#357 [我輩は匿名である]
切ないです…(T_T)
頑張ってください!
:08/03/23 12:59
:W53CA
:Waxf/Ygg
#358 [東脂ヤ転
我が輩は匿名さん★
ありがとうございますッ☆(ノ_<。)ホ~
ちょっと更新遅れますがまたよろしくお願いしますッ!!\(^_^)/
:08/03/23 15:28
:W52P
:☆☆☆
#359 [小夜]
ずっと見てました

これからも頑張ってくださぃね

:08/03/23 15:33
:SH704i
:☆☆☆
#360 [東脂ヤ転
小夜さん★
ほんまですか!?
とっても嬉しいデス!(>_<)
感想版にもコメント下さってありがとうございます!!(^O^)/
また夜に、更新しますねッ☆(*^-^)b
:08/03/23 16:29
:W52P
:☆☆☆
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