危ナイ兄弟愛ノカタチ:)BL
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#171 [東脂ヤ転
「ー・・・ッ!!」
言いたかったことを全て言ったら、今度は静兄の返事を聞くのが怖くなって、思わずその場を飛び出した。
[・・・言っちゃったよ!]
自分の顔が、いつもに増して熱いのを感じる。
俺はそのまま階段を駆け上がって、彩華の元に向かった。
彩華には悪いが、とても今から映画を観る気分になれない。
「彩華ごめん・・・」
部屋に入ってすぐ、俺の漫画を読んでいた彩華に言った。
「兄貴と喧嘩しちゃってさ、ちょっと話長引きそうだから・・・今日は映画、止めとくわ」
:08/02/20 21:31
:W52P
:☆☆☆
#172 [東脂ヤ転
「・・・喧嘩!?この僅かな時間の間にぃ!?」
彩華は驚いて俺を見る。
「あぁ・・・子供みたいだろ?」
俺は苦笑した。
[本当に・・・何やってんだよ俺・・・]
口を開けば開く程、自己嫌悪に陥る。
:08/02/20 22:27
:W52P
:☆☆☆
#173 [我輩は匿名である]
:08/02/21 01:34
:W43H
:t9Cm.wCg
#174 [東脂ヤ転
我が輩は匿名さん★
あげてくれてありがとうございます!!(=^▽^=)♪
今カラ更新しまぁす☆★
:08/02/21 05:33
:W52P
:☆☆☆
#175 [東脂ヤ転
「なんか・・・本当に大変そうだし、今日は帰るね」
彩華は、心配そうに俺を見ながら言った。
「ごめんな
映画、今度は必ず行くから」
俺は彩華の頭を少し撫でた。
彩華が嬉しそうに頷く。
[本当に・・・ごめん彩華]
彩華とはもう、付き合うことは出来ない。
さっき静兄に言いながら自覚した。
俺は、静兄を好きになってしまったんだ。
:08/02/21 05:39
:W52P
:☆☆☆
#176 [東脂ヤ転
玄関先まで、彩華を見送りに行く。
さっきまでどしゃ降りだった雨も、小雨程度になっていた。
「じゃあ鳴ちゃん、また明日ね」
彩華は笑顔で俺に手を振る。
「あぁ、また明日」
俺も笑顔を作って、彩華に手を振る。
バタンーッ・・・・
そうして彩華を見送り、ドアを閉めた時、
「鳴・・・」
静兄が俺の名を呼んだ。
:08/02/21 05:49
:W52P
:☆☆☆
#177 [東脂ヤ転
ドクンー・・・ッ
その声を聞いた途端、俺はその場から動けなくなった。
「何・・・?」
後ろは振り向かぬまま、静兄に訊く。
「・・・・・・・・」
しかし、静兄から返事は無い。
[何だよ・・・また俺をからかってるんか・・・!?]
沈黙が長く続くせいで、 俺はだんだんイライラしてきた。
「もう・・・!何なんだ・・・」
しびれを切らして、静兄の方を振り返ったその時・・・
静兄に強く抱きしめられた。
:08/02/21 06:01
:W52P
:☆☆☆
#178 [東脂ヤ転
「ごめん・・・鳴」
静兄が俺の耳元で囁く。
「好きなのは、俺1人だと思ってた・・・
鳴は仕方なく、俺に付き合ってくれてると思ってたんだ」
今までにない、静兄がそこにいた。
まるで謝り方を知らない子供のように、静兄は不器用な言葉で俺を包んでくれた。
「鳴・・・・・・好きだ」
ドクンー・・・ッ!
俺がずっと聞きたかった言葉だ。
:08/02/21 06:41
:W52P
:☆☆☆
#179 [東脂ヤ転
「本当・・・に・・?」
俺は静兄をきつく抱きしめながら訊いた。
静兄の身体は、俺よりも筋肉質でしっかりしている。
「本当だよ・・・・
初めて会った時から、ずっとお前が好きだった
お前だけが、欲しかったんだ」
静兄の体温が、この言葉が真実だという事を教えてくれる。
[どうしよう・・・すげー嬉しい・・・///]
:08/02/21 06:51
:W52P
:☆☆☆
#180 [我輩は匿名である]
上げます
:08/02/21 16:36
:W43H
:t9Cm.wCg
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