危ナイ兄弟愛ノカタチ:)BL
最新 最初 全 
#315 [東脂ヤ転
:08/03/16 07:27
:W52P
:☆☆☆
#316 [東脂ヤ転
「・・ッ・・ハァ・・鳴・・・」
凄く長いキスの後、静兄はゆっくり唇を離すと俺の名を低く囁く。
「ハァッ・・いっつも・・・静兄は強引なんだよ・・ッ!!」
まだドキドキしてる胸を押さえ、俺は静兄を睨んだ。
「鳴・・・あんまり、俺を不安にさせないでくれ・・」
そんな俺とは対称的に、静兄は小さくそう言うと俺の頬に優しくキスした。
その眼は、俺が初めて見る様な陰りのあるものだった。
:08/03/16 07:44
:W52P
:☆☆☆
#317 [東脂ヤ転
[それはこっちのセリフだし・・・・]
俺の頭には、瞬と一緒だった静兄の姿が浮かび上がる。
でもこんな事が不安だなんて、絶ッッ対静兄は言えない!!!
俺はひとしきり自分の気持ちを整理した後、静兄に向かって言った。
「・・・分かったよ!
ここでバイトすればいいんだろ?」
俺だって出来るだけ長く静兄と一緒に居たいし、余計なことで静兄を不安にさせるのも、心外だからな・・・。
:08/03/16 07:56
:W52P
:☆☆☆
#318 [東脂ヤ転
俺が静兄の要求を承諾した途端、静兄の顔が急に明るくなった。
「やっぱり・・・鳴は俺に逆らえないよな?」
静兄は嬉しそうにそう言うと、俺の髪を撫でる。
「ま・・・ッ満足だろ!?自分の思い通りにいって!」
俺は照れを隠す為に、少し強めの言葉を言ってしまった。
「あぁ、大満足だ」
しかし静兄はそんな言葉気にも留めず、満足気に微笑んでいる。
こんな瞬間も、静兄を愛おしいと思ってしまう俺は、きっと相当重症なんだ・・・。
ハァ・・・(泣)
:08/03/16 20:19
:W52P
:☆☆☆
#319 [東脂ヤ転
バタンッー・・・
更衣室は六畳位の大きさにロッカーが並べられていて、小さなソファーとテーブルが備えられている、質素な空間だ。
[まさか、こんな展開でバイト先が決まるとは・・・]
まぁた俺は静兄に流されてるな・・・と思い、自分に呆れてため息が出る。
「まぁ、店は俺の好きな雰囲気だし・・・気持ち切り替えて頑張ろ!!」
自分自身を元気付けるように、大きな声を出して上着を脱いだその時、ポケットから紙が落ちてきた。
:08/03/16 21:32
:W52P
:☆☆☆
#320 [藍桜]
めちゃ気になりマス(∀)
続き楽しみデス(ω)
頑張ッて下さい(▽)v
:08/03/16 23:15
:W53T
:☆☆☆
#321 [東脂ヤ転
藍桜さん★
コメントありがとうッ☆
(^O^)/今日は出来るだけ沢山更新しますね!!♪
:08/03/17 07:48
:W52P
:☆☆☆
#322 [東脂ヤ転
「??」
不思議に思い、その紙を拾い上げてみる。
「・・・あぁ」
それは圭吾の名前や、メルアドの書かれた名刺。
さっき別れ際に俺のポケットに入れた物だろう。
「浅草・・・圭吾・・か」
自らも認める男癖の悪い、男。
何だか全てを見透かしているようなあの"目"が、何故か忘れられない。
「・・・気には・・なるよな」
名刺を捨てる気にもなれず、俺はカバンにしまい込んで、制服に着替えた。
:08/03/17 16:22
:W52P
:☆☆☆
#323 [東脂ヤ転
「ヒュゥッ♪すっげぇ似合うやんッ」
真新しい制服を身に着けホールに戻ると、既にみんな集まっていた。
一番先に声をかけてきたのは圭吾。
制服を着た圭吾は、また違った雰囲気でよりカッコ良く見える。
「そうです・・か?」
制服は黒のベストとズボンに白地のシャツ、といった至ってシンプルな物だ。
ただ一つ気になるのが、胸元に付けるコサージュのような物。
紫色の花なのだが、何故これを付けるのだろうか・・・。
鳴◆制服 [jpg/17KB]
:08/03/18 13:17
:W52P
:☆☆☆
#324 [東脂ヤ転
「ウチの店、"Violet(ヴァイオレット)"って言うだろ?」
俺が胸元のコサージュを見ていると、何かのノートを見ていた明が顔を上げて言った。
「Violetはフランス語で、"紫"って意味なんだよ。
だから・・・」
「だから、俺等従業員にも何か紫色のモノを、身に付けさせたかったんやって♪」
明の話に割り込むように、圭吾が話を続けた。
「〜ッ!!!
だから!今それを俺が言おうとしてただろ!!」
余程自分で言いたかったのか、明は掴みかからんばかりの勢いで、圭吾を怒鳴りつける。
:08/03/18 16:38
:W52P
:☆☆☆
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194