危ナイ兄弟愛ノカタチ:)BL
最新 最初 🆕
#346 [東脂ヤ転
午後9時ー・・・

圭吾さんに大体の事を教わった俺は、注文を取りに行ったり、料理を運んだり、お皿を洗ったり・・・と、適度に忙しく働いていた。

その間俺は、一度も静兄の方を見ないようにしていた。

というより見たくなかった。
ほとんど、瞬さんと一緒に居たから。


[しかも・・・さっきの圭吾さんの話が気になるし・・・]

圭吾さんに店の説明を受けていた時、圭吾さんが言っていた事・・・。

⏰:08/03/21 14:28 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#347 [藍桜]
またまた
ぁげぇ

めちゃぉもしろぃイ
早く続き読みたいヘヘ
頑張ッてくださぁぃ~

⏰:08/03/21 19:12 📱:W53T 🆔:☆☆☆


#348 [東脂ヤ転
藍桜さん★

またAあげてくれてありがとうッ☆\(^▽^)/
その言葉に、凄く励まされますッ(ノ_<。)ホホ~

頑張って更新するので、また読んでって下サイ♪♪

⏰:08/03/22 00:23 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#349 [東脂ヤ転
ーー・・・

『鳴ちゃんの前にな、ココで働いてた"紫穂(シホ)"って女の子がおったんよ』

ある程度の店の説明を終えてから、圭吾さんが静兄について教えてくれると言って、話し始めた。

『ソイツが静の"元カノ"やねんけど・・・』

『彼女!?"彼氏"じゃなくて、ですか!?』

俺は驚いて圭吾さんに聞き返した。

『アハハハッ!!まぁ静も生粋(きっすい)のゲイちゃうからね、俺みたいに♪』

圭吾は冷蔵庫から水を取り出して、口にする。
どうやらココは更衣室兼、従業員の休憩所らしい。

⏰:08/03/22 10:22 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#350 [東脂ヤ転
『で、紫穂がね呼んでたんよ。静の事を"静兄"って・・・。
だから俺等は、鳴ちゃんがその名前で静を呼んだ時驚いた』

そこまで言うと、圭吾さんは意味ありげな微笑みを浮かべる。

『だって、てっきり紫穂の後にその名前で静を呼べるのは・・・
瞬だと思ってたから』

『!?』

俺の胸がざわつく。
その先の話を聞きたいような・・・聞きたくないような・・・。

そんな俺の心を見透かすように、圭吾が俺に近づく。

『何でそう思ってたか、聞きたい?』

⏰:08/03/22 10:30 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#351 [東脂ヤ転
『瞬はさぁ、静のお気に入りやったんよ♪
よく静の家に泊まりに行ってたみたいやし。
俺と明は、てっきりアイツ等は付き合ってるもんやと思ってた』

それを聞いて、さっきの更衣室での一件が理解できたような気がした。

まるで恋人同士のような雰囲気。

"まるで"じゃなくて・・・

『おい・・・!?
鳴ちゃん大丈夫か?何で泣いてんねん!?』

『え・・・?』

何で・・・?何でだろう?
俺の頬には涙が何度も零れる。

『静のこと・・・全然知らんかってんな・・・』

圭吾さんはそう言って俺を抱き締めた。

⏰:08/03/22 16:25 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#352 [東脂ヤ転
ーー・・・

「すいませーん、注文お願いしまぁす」

「あ・・・ッはい!」

お客さんの声で、俺は我に返った。

急いで伝票を手に取り、呼ばれた場所に駆け寄る。


きっとあの時涙が出たのは嫉妬心だけじゃない。
それだけじゃなくて、静兄が"今"想っている人が、俺だけじゃないってことが凄く・・・・・



凄く、悲しかったんだ。

⏰:08/03/22 16:51 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#353 [東脂ヤ転
午後11時ー・・・

「ー・・・鳴」

「!!」

夜が更けていくに連れ、お客さんの数も増えだした頃、厨房で皿洗いをしていた俺に静兄が声をかけた。

「お前、今日はもうあがっていいよ、疲れただろ?」
静兄はいつもの優しい声なのに、何故だろう・・・。こんな時に感じる静兄の優しさは、酷く鬱陶(うっとう)しく思える。

「でも・・・お店は3時まででしょ?」

俺は静兄を見ないようにして、出来るだけ落ち着いた声で訊く。

⏰:08/03/23 12:18 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#354 [東脂ヤ転
「日によっては4時になることもある。
それに、そんな時間まで高校生のお前を、働かせるワケにはいかないよ」

「瞬さんは働けるのに?
俺はダメなんだ?
よく分かったよ」


俺は乱暴に水を止めると手を拭いて、理性が効いている内に、この場から離れようとした。

[ヤバい・・・早く行かなきゃ・・・止まらなくなる・・・!!!]

「ちょッ・・・鳴!」

しかし静兄は、そんな俺の腕を強く掴んだ。

「どういう意味だ・・・?」

いつもと違う静かな声で静兄は訊く。

⏰:08/03/23 12:28 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#355 [東脂ヤ転
「瞬さん、俺より年下だろ?圭吾さんに聞いたよ」

さっき圭吾さんと話していた時に聞いたことだった。
何でも、瞬さんは16才らしい。

この事にはさすがの静兄も、一瞬表情が曇った。

「瞬さん綺麗だしさ、華奢だし、守ってあげたくなるよね?
だからさ、兄貴が守ってあげればいいじゃん・・!!」

「ー・・!!鳴?」

もう俺は限界を超えていた。
勝手に言葉が口から出てくる。
言えば言う程悲しくて、苦しくなってきて、涙がこみ上げてきた。

⏰:08/03/23 12:38 📱:W52P 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194