‥笑い声が聞こえて‥
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#1 [乱] 08/02/24 18:20
暗闇とほんの少しの蝋燭の明かりが混ざり合う夕刻―‥
記憶を失った五人は目覚め、立ち上がる
さぁ始めよう‥最期のGAMEを
#285 [乱]
おほめの言葉ありがとうございます。
感想版あるので良かったらいらしてください。
:08/12/27 19:53 :SH904i :vfSLDwvg
#286 [乱]
「財布忘れたから取りに戻ったんだよ。…っお前そんな顔してどうした」
裕真の額には汗が浮かんでいる。
「……誰か変な奴いなかったか、今。」
「いや、とくにいなかったけど………それより、汗が」
樹が心配そうに俺の顔を覗き込んだ。
:08/12/27 19:59 :SH904i :vfSLDwvg
#287 [乱]
×裕真
〇裕志
です。すみません;
:08/12/27 20:03 :SH904i :vfSLDwvg
#288 [乱]
「なんでも…ない。」
裕志はその視線から逃げるように、歩き出した。
「ちょっ…おい裕志!どこ行くんだよ。」
慌てて樹も横に並ぶ。
そして隣にいる裕志の思い詰めた表情を見て悟った。
「見たんだな…あの紙。」
「…ああ。だからもうここにはいられない。」
裕志の声には恐れが混じっていた。
:08/12/27 20:09 :SH904i :vfSLDwvg
#289 [乱]
「………。」
隣を歩いていた樹は止まったが、それでも裕志は歩いていた。
そう、これでいい。
樹まで巻き込むわけにいかないんだ。
―…樹にはただでさえ借りがあるのだから…―
:08/12/27 20:14 :SH904i :vfSLDwvg
#290 [乱]
「裕志!」
振り向くと速歩きの樹が物凄い勢いで向かって来た。そして追い付くとにまっと笑う。
「おまえ一人で逃げられるはずないだろ?」
「…あ……いや…」
断ろうとすると樹は口を尖らせる。
「ありがと…な。」
本当は言葉に出来ないほどホッとしたのに、こんなことしか言えなかった。
:08/12/27 20:30 :SH904i :vfSLDwvg
#291 [乱]
:08/12/27 20:37 :SH904i :vfSLDwvg
#292 [乱]
「…気にすんなって。」
フッと微笑む樹を“樹らしい”と思った。
そして、二人は歩き出した。
最初の行き先は電車にのって二駅上った所にある信楽町。
信楽町にある格安ホテルに泊まるつもりなのだ。
「裕志、本当に心当たりないのか。女をこっぴどく振った事があるとか。」
電車の中で樹は不思議そうに言った。
:08/12/28 08:44 :SH904i :FN14qeMw
#293 []
あげ
:09/09/10 22:23 :SH904i :pkjdeKRA
#294 [わをん◇◇]
↑(*゚∀゚*)
:22/11/23 16:17 :Android :yR7K92nk
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