『片道切符』
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#1 [てふてふ蝶子] 08/03/08 23:19
始めて書きます

自己満 レベルです

場所を

お借りします

#3 [てふてふ蝶子]
別に焦る事はないけど、とにかくどこかへ行くんだ。
どこかへ…。

私は切符をなくさないようにコートのポケットに入れた。
爪で切符をこすったり折り曲げたりしながら列車を待った。
5分程度待っただろうか…駅長の声と共に列車が3番乗り場に滑り込んできた。

⏰:08/03/08 23:30 📱:SO703i 🆔:g6Gi0TCY


#4 [てふてふ蝶子]
私は詰めに詰め込んだ大きな荷物を持ち列車に乗り込んだ。
日曜の夜だからなのか、車内はガラガラ。
乗客はざっと見て10人程度だろうか…。

「はぁ…」

重い荷物を隣に置き一息ついた。
ふっと窓を見る。
そこには、疲れきった顔をした私がこっちを見ていた。
「お疲れ。でも先は長いよ。」と自分に一言呟いた。

⏰:08/03/08 23:36 📱:SO703i 🆔:g6Gi0TCY


#5 [てふてふ蝶子]
女一人。
見知らぬ土地へ…。

誰も知らない。

誰も私の事を知らない。

誰も頼れない。

怖さ、不安、寂しさ。

こんな感情しかない。

今の私に希望なんてない。
希望があるから行くじゃない。

⏰:08/03/09 12:32 📱:SO703i 🆔:NoVVw3tE


#6 [てふてふ蝶子]
追われているんだ。

理想の自分が現実の私を追いかけてくる。

場所が変わっても自分は変わらないのに…。

それはわかってる。

…わかってる
つもり…

⏰:08/03/09 12:35 📱:SO703i 🆔:NoVVw3tE


#7 [てふてふ蝶子]
しかし、とてつもなく疲れた私に睡魔という麻酔がそんな感情や思いを鈍麻にさせた。

私はボストンバックを枕にして少し目を閉じる事にした。

少しだけ…。
ちょっと休憩…。

『…寝たらダメ…』
『夜景綺麗だよ…。見れないのもったいない…よ… 』

しかし重い瞼は開こうとはしない。

⏰:08/03/09 12:38 📱:SO703i 🆔:NoVVw3tE


#8 [てふてふ蝶子]
出発して1つ目の駅名を車掌が言っているのが遠くに聞こえる…。



私はすぐに眠りに落ちた…。

⏰:08/03/09 12:41 📱:SO703i 🆔:NoVVw3tE


#9 []
あげ

⏰:09/08/21 09:00 📱:SH904i 🆔:YAXhgoLE


#10 [てふてふ蝶子]
「お客さん。降りて下さい。」

寝ている間に終着駅まで着いてしまった
。辺りは真っ暗。街灯が心細く道を照らす。お店は全て閉まっている。
「私、本当に疲れきってたんだ。」出発してから3時間。ずっと寝ていたようだった。

今日は、どこかホテルにでも泊まろう。
でも、こんな田舎にビジネスホテルなんてあるのか…。ここに居ても仕方ない。歩くしかない。

⏰:19/08/27 15:23 📱:iPhone 🆔:5ycBf84Y


#11 [○○&◆.x/9qDRof2]
↑(*゚∀゚*)

⏰:22/10/20 09:30 📱:Android 🆔:nvDpRiyU


#12 [ん◇◇]
(´∀`∩)↑age↑

⏰:22/10/26 19:37 📱:Android 🆔:AtV/.tU6


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